これは薪ストーブのブログなんだけれど・・
北欧やカナダの北極圏か、はたまた、高山気候に属する標高の高い常冬の地域でもない限り、夏の間に薪ストーブを焚くことはないだろう。なにせ、我が国では、雪国のイメージが著しい北海道ですら夏には30℃を軽々超えてくるわけだから。
そんなわけで、夏の間、薪ストーブの話題がやや乏しくなる。このブログはタイトルの通り、薪ストーブがメインのブログなんだけど、最近は夏野菜のことばっかり書いている(笑)。完全に家庭菜園ブログだ。
もちろん、こちらにだって言い分はある(なんのこっちゃ)。このブログが、薪ストーブを主軸とした「食とエネルギーの自給を目指す」という一応の目的があるからだ。
薪ストーブによるエネルギーのオフグリッド化、畑での野菜の栽培による食の(一部)自給自足。そしてゆくゆくは、配電盤を破壊して(?)、電力のオフグリッド化をおし進め、農業も、野菜だけではなく、いつか主食の米を作って・・という具合に進めていけたら、と考えている。一体何年先になるのか、見当もつかないが・・。そういった事を実現するために、賃金労働の比率を減らして、空いた時間を食とエネルギーの自給のための労働に充てたい。
お金だってもちろん必要だが、アルゼンチンやインドネシアの例を引くまでもなく、自国通貨がいつか紙切れになってしまう時がくるかもしれない。
経済なんて割合簡単に破綻してしまうのだから。
そんなとき、銀行の貯金よりも、薪貯金や米貯金の方がずっとありがたいかも知れないし、食とエネルギーの自給ができるような技術力は他には代えがたい財産になるはずだ。
それに、そんな経済の破綻がなくても、お金のために働くより、直に食べ物やエネルギーを作り出す労働の方がずっと楽しい。これは性分の問題かもしれないが、少なくとも僕たち(というのは僕と奥さんのことだ、念のため)にとっては楽しい。
さて、薪ストーブの話が全然出てこないけれど、もちろん、この夏の間も薪も細々と割っているし、薪棚だって自作中だ。またいずれその事についての記事も登場するだろう。
まあ、何と言っても薪ストーブは一年生。偉そうに書いているが、次の冬にようやくファーストシーズンを迎えるのだ。一応薪はあるけど、これで足りるのか、一年でどれだけ必要なんだ?、そもそも暖房能力は大丈夫なのか?などと疑問だらけだ。
こればっかりはインターネット上で情報を集めても、よく分からない。各家庭によって個々の条件が違いすぎるからだ。不安も含めて楽しみの方が多い。
しかし、今は目先の草刈りと収穫と、そして秋冬野菜のための土作りが、目下の課題として横たわっている。
まだしばらくは畑の記事が多くなるが、ご容赦いただきたい。
そして、薪ストーブネタに関しては、総集編という形で、ここまでの状況を振り返ったりする予定だ。
思えばブログを書きはじめた頃、ドナルドトランプとヒラリークリントンによる、某国の大統領選と時を同じくして始まった薪ストーブの前史的な1年ももうすぐおしまい。薪ストーブを本格的に焚きはじめれば、また薪ストーブのことばっかり書くんだろう。
気長にお付き合いいただければ幸いだ。
何はともあれ、トマトが採れまくっているので、トマトソース作りにでも取り
かかるしよう。
トウモロコシ、無傷での収穫に感動
楽しみ半分、諦め半分で育てているのがトウモロコシだ。
思いの外、順調に成長していたのは過去の記事でも書いた通りだ。
それからしばらく経って、試しに一本収穫してみようということになった。
なかなか立派に育ってきている。
しかし、まあこういうのは期待しすぎるとガッカリするので、(特に奥さんは)全然期待してなかった。
で、皮をむいてみると。
おお、なんと、無傷ではないか。
しかも一番上以外はかなりギッシリ身が詰まっている。
トウモロコシは収穫してからの数時間であっという間に味が劣化してしまう。なので、思いっきり収穫したてを(収穫から10分後ぐらいに)、すぐに蒸した。蒸し時間は、四、五分だと思う。まあ、収穫したてのトウモロコシは生でも食べられるので細かいことは気にしないのだ。
このつやつやと美味しそうなこと。
もちろん甘いことこの上なかった。
まだ、何本か畑に残っているが、無事に収穫できたものを一本でも食べられただけでも、成功というべきだろう。
ついにトマト3種類を全て収穫
イエロートマトに遅れること1週間。
種から育てた3種類のトマトをついに全て収穫することができた。
3月の末に育苗ポットに小さな小さな種を一粒ずつ蒔いて、こんなに小さいのが本当に成長していつか実をつけるのだろうか、とやや半信半疑だった。
それから4ヶ月の間に、①種まき、②ポット上げ(独立したポットに植え替え)、③畑に定植、④脇芽とり、⑤枝の誘引、⑥追肥、という具合に育てていった。
段階を経て少しずつ大きくなっていくトマトたちを見るのは大きな喜びだった。
そして、ついに赤く色づき始めたのだ。
採れ始めると、次々赤くなっていく。
収穫物を入れているカゴには赤いトマトが増えていった。白猫のミケリアも興味津々だ。
赤と黄色のミニトマトはほとんど虫の害もなく、きれいに育っている。やや味は酸っぱいが、まあそこはこれからだ。
悩みの種は、大玉トマト。
たくさん実をつけて次々に色づいてきたのだが、色づく端からカメムシの食害を受けて腐ってしまう。
なんかものすごく悲しい。
仕方がないので、まだ完熟する前に収穫してしまって、部屋で追熟して赤くすることにしている。
虫だって、美味しそうなものがあれば、我慢できないだろう。なんとか対策を講じないと。
梅干しを漬ける~赤シソを仕込むのを失敗~
バタバタ忙しくしているうちに、いただいた赤シソがちょっと古くなっていて心配はしていた。
しかし、とりあえずその赤シソを洗って干して(若干干しすぎて)、梅干しに投入することにした。
材料は上の通り。シソが梅干しの1割り~2割ぐらい。今回梅は500gなのでしそは50g~100g。塩はシソの20%。今回はシソの重さが70gだったので塩は14g。
さて、洗って干した赤シソを一掴みの塩で揉んで、灰汁を出していくのだが・・・。
本来は2回ほど揉めば灰汁はとれて、3回目に揉むときに梅干しから上がった白い梅酢を入れればシソは色素反応を起こして綺麗なピンク色に染まってくれるはずなのだが。
全く色が染まらなかった。
失敗だ。
新鮮な紫蘇を使わなかったこと、そして、干しすぎて、カラカラになった葉を使ったことが敗因だ。
畑に植えた赤シソが大きくなるまで、もうしばらく待ってから再挑戦することにしよう。
ミケリアに整形疑惑?
我が家の白い子猫、ミケリアに整形疑惑が持ち上がっている。
なんとも嘆かわしく、そして由々しきことだ。疑惑の根拠となる画像を見ていただこう。
まず生後一ヶ月程度のミケリアだ。
全然かわいくない・・
そしてこんなこわい画像も。
この2枚の写真のミケリアは、鼻の下の黒い模様が織田信長の髭のようだ。見るものの憐れを誘う、衝撃の映像だ。
ちなみに織田信長と実際に比べてみよう。
これが信長。
そしてこれがミケリア。
うーん。似ているかも。
そしてこんな寝そべっている画像もある。
これは死にかけているのでは決してなく、薪ストーブのぬくもりの前でゴロンとして、恍惚の表情を浮かべているだけだ。
さて、そんな不細工な、目やにと鼻くそにまみれたミケリアが、その後の一ヶ月でこんなことになってしまった。
これは断じてPhotoshopなどで加工はしていない。ある日気づいたらこんなお目目パッチリ猫になっていたのだ。
お風呂でのイタズラもかわいい。
最初の頃の不細工な様子は微塵も感じない。
やはり、整形したのだろうか。
いやはや。
イエロートマトの初収穫、オクラもね
待ちに待たれたトマトの収穫がついに始まった。とはいえ色づき始めたものをフライングゲットしただけだ。
色が薄いように感じると思うが、これはイエロートマトという黄色い品種のトマトなので、赤くはならないはずだ。
このところ梅雨のどしゃ降りが何度が続いたせいで、少し割れてしまった。
なので収穫してすぐに生で食べてみた。
うーん、まだ味が薄いね。
そしてちょっと酸っぱい。
この手の中玉トマトは糖度が高い品種が多いのだが、果たして甘くなってくれるだろうか。
まあ、しかし実をつけてくれただけでも奇跡のような話だ。
思えば3か月前にはまだ芽を出したばかり。こんな状態だったのだ。トマト三種類の芽は出揃った - 薪ストーブクロニクル
トマトは三種類あるので、ほかの二つの初収穫も楽しみだ。
そうそう、写真にもあるように、オクラも収穫が始まった。こっちは一気に収穫が本格化するはずなので、むしろ収穫忘れが心配だ。畑のパトロールを怠らないように気を付けたい。
梅干しを漬ける~赤シソを洗う~ついでに子猫の画像も
赤シソを洗って干している。
白梅酢は上がってきているので、紫蘇を入れて土用干しすれば梅干しは完成だ。
ところで「紫蘇」って不思議な漢字を書くなぁ、疑問に思って名前の由来を調べてみた。
昔、食いしん坊の若者が、カニを山ほど食べたそうだ。すると、そのカニに当たって食中毒になって口から泡をふいて倒れてしまった。医学に心得のあるお寺の住職が境内に生えていた紫色の薬草を食べさせたところ、若者は蘇ったのだそうだ。
紫色の薬草で蘇った=紫蘇
嘘かまことか、まあ、そういうことらしい。
殺菌力があり、食中毒を防いでくれるなら、 保存食である梅干しに使うのに最適な食材だと言えそうだ。
梅干しやシソとは一切関係ないけど、我が家の子達が可愛かったのでサービスショットを載せておこう(笑)。
まずはごっすん。
そしてミケリア。