薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

マシュマロ燃えた

やりそうでやらなかった、薪ストーブマシュマロ。

たまたま輸入食材店でマシュマロの見切り品があったので、来客があったときの余興に、と思ってひとつ購入してみた。

 

なんか妙にでかいマシュマロだなぁ、と思ってよく見るとMade in USA。

「ロッキーマウンテン・マシュマロ」なる品名がつけられた、どぎつい香りを発する巨マシュマロだった。

 

で、来客のとき、早速やってみた。

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ピザを焼いた後だったので、ほとんど燠しか残っていない炉内。

ちゃんと焼けるかな、と思ったが、そんなに燠に近づけなくてもしっかり香ばしく焦げ目がつき、食べてみると焼きカラメルのようなサックリした食感も楽しめて、意外なくらい美味しいものだった。

 

よく、焼いたマシュマロをクラッカーなどに挟んだりする食べ方の紹介を見たりするが、クラッカーなどで挟むと、マシュマロ自体の変化した食感に気づきにくいので、そのまま食べるのもおすすめだ。

 

さて、その来客の方で、焼きマシュマロをして楽しんでいるときに不在だった人がいた。せっかくなので後でひとりで焼いてみてください、ということになって、その方が炉内にマシュマロを突っ込んでおられたのだが、なぜか悲鳴のようなものが聞こえて振り返ると、マシュマロがメラメラと炎をあげて燃えていた。

どうやら燠に近づけすぎたようだ。

マシュマロは意外と容易く発火するので、室内で焼きマシュマロをするときは、注意してください(笑)。

ちなみに結構勢いよく燃えていたので息を吹きかけたくらいでは消せなかった。

 

あまりに衝撃の展開に、画像を撮り忘れたのが悔やまれる。

薪ストーブ始生代55 ついにユンボ登場~くぬぎの倒木をどんどん片付けていく

前回までの話の続き。

広場に倒れてきた倒木の、見えている部分は全てチェーンソーで玉切りして、片付けた。

広場は一旦、元通りの何もない場所に戻った。

 

しかし、見えている部分を切っただけなので、根本の倒れている極太の部分がまだ3メートル以上横たわったままだ。

根本なので当然一番太くて、気が狂いそうなほど重い。

というか人力でどうにかなるものでない。

 

このとき、山の所有者のおっちゃんと一緒に片付けていたのだが、そのおっちゃんがついにユンボを出動させた。

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 このユンボと木を紐で結わえて広場まで引きずり出そうという作戦だ。

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 ある程度引きずり出したら、今度はシャベルの部分で持ち上げて完全に下に転がしてしまう。

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さっきまできれいに片付いていた広場だが、あっという間に転がした木材でまた埋め尽くされていく。
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下の画像がそのクヌギの一番根っこに近い部分。
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それまで玉切りしていた木とは太さのスケールが全く違う(笑)。

この部分だけで一体どれだけ薪が作れるんだ?

 

さて、これで一件落着、ではない。

このあと、ユンボがさらに暴れまくる。

 

完全に倒れたクヌギはこれで全て引きずり出したが、まだ、台風で傾いた木や、立ち枯れしていつ倒れるか分からない木などが数本、いや7~8本ありそうだ。

 

まだまだ続く。

薪ストーブ始生代54 茶畑山で薪仕事~一番の巨木くぬぎを片付ける

時間を見つけて、というか無理矢理作って、週末などは二日連続で茶畑山にこもりっきりだ。

12月に入って、いつ雪が降り出すかわからない。雪が積もれば、さすがに山での作業は厳しい。

だから、雪が大地を覆ってしまう前に、少しでも木を切り、運んでしまいたい。


ある程度運ぶことができたら、雪が降っても薪割りくらいはできる。

雪中薪割り、なんてなかなかオツじゃないか。

 

さて、そんなわけで今日も山に来ている。

今日のターゲットはこの木だ。
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左側の山の斜面に生えている直径30㎝弱の堂々たるクヌギだ。

根本から土ごと根こそぎ倒れて、広場を横切って右側の谷の方まで倒れていき、先の方の二股がヒノキの木に引っ掛かって止まっている。

 

少し前に来たとき、太めの枝や、先の方の細かいところは切断した。

いよいよ、一番太い部分を切り落としていく。

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ニュッと突き出した、宙に浮いた木をスパスパとチェーンソーで玉切りしていく。

片側が浮いた木は、上から単純に切り落とすだけで挟まれることもないので楽勝だ。

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根本をある程度切って、
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先の細い方もうねうね切っていく。

 

これで、広場に倒れてきたクヌギは3本とも全て玉切りした。

 

しかし、これはクヌギ退治の序章にすぎなかったのだった・・・。

 

まだまだつづきます。

サッカーW杯、ペルー代表の一次リーグ対戦チームが決定!

今日は、大陸間プレーオフから応援しているサッカーのペルー代表企画だ(笑)。

 

ペルー議会の議員が提出した、サッカーのペルー代表チームを国有化するという法案をめぐって、ワールドカップへの出場権を剥奪する、という可能性も出てきて、一次騒然とした。FIFAが定める規定に反する為だ。

結局、その議員が法案を廃案にしたことで事態は収まったのだが、なんともペルーらしい珍事件ではある。

 

さて、さる12月1日の深夜にワールドカップのグループリーグの組合わせ抽選会が行われたのは記憶に新しい。日本代表は、ポーランドセネガル、コロンビアという3チームと対戦する。はっきり言って嫌な組だと思う。

本命が不在なので、初戦に勝てば日本にもチャンスは広がるが、実際のところ、日本以外の3チームのどこが勝つのかあまり想像できない。

ポーランドが入ったのは、ブラジルと同じ組になるよりはまだよかったと思うが、それ以外の2チーム、セネガルとコロンビアには嫌な印象(嫌いな国ということじゃなくて、負けそう、という意味で)しかない。

特にコロンビア。前回大会の1-4での敗戦。ハメスロドリゲスの超絶的なゴール。今でも苦々しい記憶と共によみがえる。

そのコロンビアが初戦だ。

まあ、日本代表には過剰な期待を抱かないように、こっそり応援しよう(笑)。

 

さて、それはともかく、我らがペルー代表だ。グループCに入ったペルーは、フランス、オーストラリア、デンマークと同じ組になった。

なかなか美味しいグループである(笑)。

フランス(歴代屈指のチームらしいが)やデンマークといったヨーロッパのチームは、もちろん強い。しかし、ペルーの立場に立てば、フランスと引き分けるか、ヨーロッパの中堅国、デンマークに勝てば、突破が見えてくるだろう。

もちろんオーストラリアには勝たなければいけない。

しのぎを削った同じアジアの国である、オーストラリアにも頑張ってほしいが、ペルー代表が勝ち進むためには、オーストラリアを倒す必要があるだろう。

全盛期のハリーキューエルビドゥカ擁する90年代後半のオーストラリアや、フースヒディングが監督をしていた2006年ドイツ大会のオーストラリア代表は、ものすごく強かったが、今のオーストラリアはあまり強いと感じなかった。実際、最終予選でも日本はオーストラリアに対して1勝1分という成績だった。

プレーオフを勝ち抜いたとはいえ、今のオーストラリアは怖さを感じない。南米予選をしぶとく戦い抜いた(結果こちらもプレーオフに回ったが)ペルー代表の敵ではないだろう。

 

開幕まであと7ヶ月弱。

ペルー代表の躍進に期待だ。

 

そして、日本代表は、だれがメンバーに選ばれるのかも気になる。

いまだにチームの核が分からないからだ。

あまり期待をせずにいた方が良い結果がむしろ出そうだ。

薪ストーブ始生代53 薪棚の定点観測を始める

12月になったら始めようと思っていたことがある。

 

それは薪棚の定点観測だ。
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11月末の段階でメインの薪場はこんな感じだった。ここには写っていない針葉樹の薪や、真ん中の桜や右側の短い広葉樹薪を焚いてここまでを凌いできた。

さて12月ということで、ここからいよいよ本格的な冬の到来と言えるだろう。

 

そこで真冬の1ヶ月で薪棚の薪がどれくらい減っていくのか、使用する薪を限定して定点観測をしてみようと思う。

1ヶ月の消費量を感覚的につかむことができたら、今後の薪集めの大いなる目安となってくれるだろう。

 

というわけで12月1日から焚き始めている薪はこの薪棚の薪だ。
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通称喫茶店薪。

 

集めた経緯は以下の通り。

薪ストーブ前史・総集編③「喫茶店でもらった木材」 - 薪ストーブクロニクル 

 そして薪棚の現状は以下の通り。

薪ストーブ始生代24 薪は足りるのか③~喫茶店薪の実力 - 薪ストーブクロニクル

 

およそ1立米ある。

この喫茶店薪だけを1ヶ月焚き続けたらどのくらい減っているのか?

はたまた1ヶ月以内に無くなるとしたら、何日もつのか。

 

それをじっくり見ていきたい。

 

というわけで、早速喫茶店薪を、玄関前の簡易薪棚まで移動させる。

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一輪車で三往復くらい。

 

すると一気に薪棚はごっそり減った。
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ありゃま、なんか一気に頼りない感じになったなぁ。

足りるのか、真剣に心配だ。

たぶんナラ薪。

持てば重量感ずっしりだ。

火持ちがよくて頑張ってくれるはずだ。

 

あくまでもデータを取ることが目的なので、ケチケチせずにガンガン焚くことにする。

さて、どうなることやら。

薪ストーブ始生代52 栗の木の枝のお片付け③~全部片付けて、薪棚に放り込んだ!

台風で折れた栗の木の枝掃除。

2回分の記事で、色々あって作業は中断していた。

薪ストーブ始生代43 栗の木の枝のお片付け①~栗の枝ってはぜるの? - 薪ストーブクロニクル

 薪ストーブ始生代44 栗の木の枝のお片付け②~悲劇のチェーンソー - 薪ストーブクロニクル

 特にチェーンソーが使えなくなったのは痛かった。

 

チェーンソーを直して、茶畑山での作業の合間を見て、今度こそ栗の枝掃除を終わるべく再び現場へ。

 

すでに太いものと細いものに仕分けはしてあったので、玉切りの馬をフル活用して、ひたすらのゴンタ切り。

まずは太いものを。
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次に細いものも一気に切ってしまう。
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でたらめに車に積み込んで、家まで持って帰る。
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細かいものやいびつな形のものは、薪棚に積みにくいので、段ボールに入れて乾燥させる。
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ある程度の長さがあるものや、太いものは、かつて針葉樹を入れていた薪棚に収納。
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かつてこの場所に置かれていた針葉樹は秋の遊び焚きと焚き付け材になって全て使い尽くした。

以前の記事でいうと、以下の記事の薪がほぼ全て焚き尽くされたということになる。

薪ストーブ始生代26 薪は足りるのか⑤~侮れない針葉樹の薪 - 薪ストーブクロニクル

 

さて、いよいよ12月。

現実的な冬が来る。

今回作った栗の枝薪は、来年以降に使うだろう。栗の枝が焚き付けに適しているのか、それともはぜるばっかりで使いにくいのか、また来シーズン以降にレポートする日が来るはずだ(笑)。

薪ストーブ始生代51 薪ストーブ足湯

日中は暖かくても、陽が落ちると一気に寒くなる。

薪ストーブの熱を利用して手軽に暖まるなら、足湯が最高だ。

 

ストーブトップの最も高温になる場所にたっぷりのお湯を沸かして、ホーローのタライに入れて温度を調整する。

 

足を入れれば極楽だ。

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 薪ストーブの熱で温めたお湯は、なんとなくガスで沸かしたものや電気で沸かしたものとちょっと違う気がする。

しかも、薪ストーブの前で足湯なので2倍温まる。

さらにさらに、足湯しながら、薪ストーブのお湯で作った芋焼酎のお湯割りを飲むもんだから、3倍温まる(笑)。

 

のんびり足湯をしながら、本を読んだり、音楽に耳を傾けたり・・・

ときどき思い出したように焼酎をチビる。

 

お金はほとんどかからないけど、文字通り至福の時間だ。