薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ原生代31 年末の薪割り大会

さあ年末だ。

年末といえば、することは一つ。

 

薪割りだ。

 

だいぶ宿題がたまっていた。

1立米のヒノキ。

コナラや桜や椎。

 

少しずつ割って、ここまで玉を減らした。
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それでもまだヒノキが1/3ほど。

 

とりあえずヒノキから行くか。
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ここ最近の寒波で針葉樹の薪棚もどんどん目減りして、この薪棚にあったものは一旦空になった。

そして新たに半分の量まで積み上げた。

 

しかし、だんだん針葉樹を一つずつ割るのがまどろっこしくなってきたので…

 

細めの玉を地べたに並べて。

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一気に割る。
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降り下ろす前に寸止めして、地面に斧が当たらないようにするのがコツ。
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一輪車に積んで。

 

また割る。
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あらよっと。
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一網打尽だ。

 

薪棚もかなり詰まってきて。
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やがて満タンに。
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ここの薪棚は陽当たり、風通しが最高なので、楽々と来シーズンに間に合う。来シーズンの針葉樹薪はこれでオッケーだ。

 

さて、続いて、雑木と真剣にむきあう。

ヒノキの玉が無くなってスッキリした薪棚1号機。

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右側の薪棚にはまだ玉がたくさんある。

よし、これを割ろう。

 

で、写真は撮り忘れたけど、気合いとファイトで、この冬の宿題となっていた玉はほぼ割り尽くす。
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ある樹種を除いて…。

 

それは樫だ。
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雪が積もった樫の山。

 

こいつらは年始の初割りの時にたっぷり可愛がってやるさ。

薪ストーブ原生代30 あれも樫、これも樫、たぶん樫、きっと樫

樫の倒木処理をお願いされるまで、我が家には樫の薪は(たぶん)一本もなかった。

少なくとも樫と認識できているものは存在しなかった。

 

樫の倒木処理の様子は以下のページにまとめてある。

一日目

 薪ストーブ原生代⑲ 樫の木との格闘~Round-1~ - 薪ストーブクロニクル

二日目

 薪ストーブ原生代⑳ 樫の木との格闘~Round-2~ - 薪ストーブクロニクル

三日目

 薪ストーブ原生代23 樫の木との格闘~Round-3~ - 薪ストーブクロニクル

 

ところが、あの樫の倒木処理のあと、なぜか芋づる式にあちこちで樫の原木を貰う機会が増えた。

とはいえ、一度に貰える量はたいしたことがないので、少しずつ着実に増えていく、という感じだ。

 

不思議と言えば不思議だ。

 

薪場には、玉切りされた樫がどんどん積み上がってきた。

まずはその倒木処理で切り出してきた樫。

すでに半分ほどは薪割りしたので、残り半分というところだ。
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そしてここ最近コツコツ貰ってきている樫の玉。
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これらは間違いなく樫だ。

あら樫だけだろうか?

白樫やそれ以外の樫も混じっているのだろうか?

残念ながら、樫初心者の僕にはまだ樫の区別をする識別眼はない。

 

いやーまあまああるなー、コツコツ割っていくかー。

と思っていたつい先日。

さらに樫の話題が飛び込んできた。

枯れた木が何本かあって、どうも樹種が樫らしい、というのだ。
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なかなかのお肌の状態だ

こんな感じのものを5~6本もらった。

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しかし、こんだけ乾いていると、もう割るのは厳しいと思われる。
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短めに玉切りして、そのまま炉内にぶちこもうかと考えた。
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しかし、一応、試しに斧で割ってみると・・・

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ありゃ、簡単に割れた!

樫は乾燥しても割りやすい樹種なのだろうか?

 

含水率はもう下がりようがないくらい乾いているので、早速表面の濡れているところを乾かして夜に焚いてみることにした。

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天板でさらに乾かして・・・

 

炉内に投入
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すると驚くべきことに、瞬時に火が回り始めた。

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樫、すげーな。

いやほんと。

 

これは言われた通り、たぶん樫だ。

きっと樫だ。

 

さて、残りの樫の玉も、年末年始にたっぷり割るぞー!

薪ストーブ原生代29 ボケ薪ではパワー不足か!?

あっという間に山の上は雪景色だ。
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ぼんやりしていたら、本格的な冬が始まっていた。

地面も凍てはじめている
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そうなってくると、針葉樹薪やボケ薪だけをセコセコ焚いていても、なかなか部屋は暖かくなってくれない。これは不思議なものだ。

同じように炎をあげているように見えるのに、やはりしっかりした雑木の薪の方がしつかり暖かい。

 

針葉樹だけでも、冬は越せるけど、本当に暖かく過ごしたかったら、やっぱりしかるべき量の良き雑木の薪が不可欠なようだ。

 

うちの子も、部屋が満足な暖かさではないと感じたのか、布団に潜り込んで寝ていた。
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玄関から一番近い薪棚にも、ボケ薪だけでなく、少ししっかりした雑木の薪を並べた。
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ついでに収穫が終わった里芋やたくあん用の大根も干してみた。
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上の里芋は、寒さが厳しくなる直前に収穫が完了した。

ギリギリセーフというところだ。芋煮でもしようかしら。

 

ちょっとまとまりがない記事になりそうだけど、畑ネタをもうひとつ。

最近の畑の収穫物だ。
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白菜、小松菜、チンゲンサイブロッコリー、ネギ。

昨晩は自家野菜を中心にした八宝菜を作った。あと、薪ストーブの天板でプリンも作った。
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最近の晩ごはん作りの時に、薪ストーブがオフグリッドなアイテムだなぁとつくづく思ったのは、冷めたご飯を土鍋で蒸して温めたり、味噌汁を作ったり、メインは蒸し野菜にしたり、と、ガスや電子レンジを全く使わずに晩ごはんの用意ができたときだ。

あらためて、その頼もしさに嬉しくなったものだ。

 

さて、本格的な冬が来てしまったので、毎晩フルパワーで焚いて、部屋をばっちり暖め続けよう。

 

春が来るまで。

薪ストーブ原生代28 ヤンソンさんの誘惑

冬に美味しい生クリームが手に入った時だけ作る風物詩料理がある。

スウェーデンの郷土料理、「ヤンソンさんの誘惑」だ。

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薪ストーブの炉内で焼き上げて、ポカポカの部屋でお腹いっぱい食べた。

無事に冬を迎えられた幸せを噛みしめている。

 

どんな料理か、と聞かれると、そんな複雑な物ではなく、むしろ極めてシンプル。

簡単に言えばポテトグラタンだ。

しかし、シンプルながら、実にうまい。

参考までに作り方を載せておくので、材料が揃えば、ぜひ薪ストーブ料理のひとつとして挑戦してみてほしい。

 

ヤンソンさんの誘惑

材料:

じゃがいも・・・6個

玉ねぎ・・・1個

アンチョビ・・・10枚

生クリーム・・・1カップ

塩胡椒、油・・・適量

 

作り方:

①材料をの下ごしらえ。

じゃがいもは洗って、太めの千切りにする。
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玉ねぎはみじん切りにして、きつね色になるまで炒める。
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アンチョビは1㎝ほどの幅に切る。
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今回はこのメーカーの瓶入りアンチョビを使用

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 上はまだ切る前の状態。

 

②耐熱容器に油を塗り、千切りにしたじゃがいも、玉ねぎ、アンチョビの順に並べていく。
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食用油の代わりに、アンチョビの瓶に入っていた汁(これも油)を使ってもオッケーだ。
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それを繰り返し、最後にじゃがいもが一番上に来るようにする。
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要するに、イモで蓋をするわけですな。

 

③アンチョビの瓶に残った汁と生クリームを上から全体に回しかける。
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④塩胡椒をする。
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味付けは、この塩胡椒とアンチョビの塩気だけ。とはいえ、アンチョビの量を多目にするなら、塩は控えめに。

 

⑤温度を上げて澳火になった薪ストーブの炉内に入れて、15分ほど焼く。
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15分ほどで、いい焼き目がついてきた。
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焼き時間に関しては、各ストーブによって若干違うと思うので、目で見て確認が重要。

 

ちなみに、普通のオーブンでも作ったことがあるが、その場合、200℃に熱して50分くらい焼く。

そう考えると、普通のオーブンと薪ストーブではいかに火力が段違いかよくわかる。

 

今回作ってみての反省点なのだが、薪ストーブの場合、火力が強くて周囲の火の通りが早いので、真ん中まで完全に火が通る前に周囲が焦げてくる。

なので、周囲のイモを多目にして、真ん中を少しくぼませ気味にした方が焼きムラなく焼けると思う。


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熱々のうちにいただきまーす!
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 ちなみに、「ヤンソンさんの誘惑」に合うお酒は、キリッと辛口の白ワインか、エール系の琥珀色のビールなどがおすすめだ。

 

これを食べると、1年も終わるなぁという気持ちになる。

我が家の冬の訪れを告げる、風物詩だ。

薪ストーブ原生代27 十二月、ボケ薪を焚き始めた

うちの新しい家族と薪棚。
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ひょんなことから、我が家に犬がやってくることになった。柴犬のはっちだ。

柴犬は運動が特に大切なので、いままで以上に早起きになった。

 

さて、まだ寒さが厳しくなる前なので、ちょっと前までは針葉樹を焚いていたが、最近ボケ薪を焚き始めた。

 

今焚いているボケ薪については以下の通りだ。

ボケ玉とボケ薪 - 薪ストーブクロニクル

 簡単に入手経緯などを説明しておくと、去年(2017年)の10月の台風でバタバタと倒れたクヌギの風倒木処理をしているとき、枯れかけてキノコなんかが生えはじめたクヌギも一緒に倒れたので、それを玉切って割っておいたものだ。

はっきり言って従来のクヌギよりスカスカで軽く、頼りない印象なのだが、はじめから枯れかけているだけあって乾燥は早かった。

去年の12月に割っているからもう、乾燥期間は何気に1年になる。しかし同じサイズに割ったボケていないクヌギはまだまだ含水率に不安があるが、このボケ薪はしっかり燃えてくれるのだ。

 

針葉樹はまだたくさん残っているが、シーズン終盤の焚き付け用に残しておくことにして、ボケ薪を室内な薪棚に積み上げた。
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ついでに、時間のある時に、各種焚き付けボックスを一杯にしておいた。
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 焚き付けボックスの種類は、

 

①杉の葉っぱ

②チビ端材と割りばし

③針葉樹の細割り

④ボケ薪の切れ端

⑤おおきめの端材

⑥薪割りで出た切れ端

 

の、六種類ある。

 まあ、はっきり言ってこんなに細かく焚き付け材を細分化する必要はないのだが、うちにあるネスターマーティンは焚き付け材を大量に消費するので、いつもたっぷりの焚き付けがないと不安なのだ。

 

さて、そのたっぷりの焚き付けでいい感じに巡航運転に達したストーブ。

そこにボケ薪をぶちこんでいく。

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しっかり乾いているので、すぐに薪に火が回る。
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ボケ薪で、充分に温かい。

 

こんな感じのボケ切った薪もぶちこむ。

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部屋はポカポカ。猫も大満足の暖かさだ。

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ボケ薪のメリットは・・・

①乾きやすい。

②火が回りやすい。

 ③意外と温度が上がる

 

そしてデメリットは・・・

①まっすぐ割れない時がある

②ボロボロ破片がこぼれて、部屋がとにかく汚れる

③ボケてない薪にはかなわない

 

さて、貴方はこんなボケ薪を使いますか?

 

僕は即答でこう言うだろう。

 

「え?ボケ薪?貰います!」

薪ストーブ原生代26 コナラ病

コナラ病を発症している。

 

といっても、コナラが何かの病気になって腐ったり駄目になっているという訳ではない(笑)。

 

僕がコナラ病なのだ。

 

コナラ。

 

英語ではオーク。

 

そういえば、昔観たホビットという映画に出てくるドワーフの王に、トーリン・オーケンシールドというのがいたが、あのオーケンシールドの意味はオークのシールド、つまり「楢(なら)の盾」ということになる。
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↑トーリン・オーケンシールド氏

 

そんな名前(あだ名)に使われるくらいだから、楢は西洋ではものすごーく堅い木の代表なのだろう。

 

さてそんなコナラだが、もちろん西洋のオークとは若干種類が違うとは思うが、しかしオークはオークだ。

 

まさに映画ホビットで、人々が黄金に目が眩んで正気を失ってしまったように、僕もコナラの原木を見ると正気を失ってしまう。

 

個性的で凛々しい木肌、美しい木目の色、じつに薪らしい重さ、薪棚に積み上げたときのしっくり来る感じ。

コナラが薪の王さまと呼ばれる理由は、火持ちのよさとか、燠の具合とかそういうものではなくて、その薪らしさにあるんじゃないだろうか。

 

ある種のロマン派の薪ストーブユーザーを魅了して止まない、コナラ薪。

 

我が家の周辺にはクヌギや樫は見かけるのだが、コナラはほとんど見ない。人間、手に入らないものには執着しちまうものだ。Aクラスの薪の中で個人的になんとなくレアなコナラへの渇望感は日に日に高まっていた。

なにせ、いま手持ちのコナラ薪は以下のような1立米弱だけなのだから。
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ところが最近、潮目が変わったのか、コナラの原木を手にいれる機会が増えてきた。

 

どうも僕はコナラの原木を見ると目の色が変わるらしい。

他の原木のときとはまるで違うキレのある動きをみせ、抜群のチェーンソーワークでどんどんコナラを80㎝の原木に切り分けていく、そしてそれを急斜面だろうが、崖だろうが、ものともせずに一心不乱に自分の車まで運ぶらしいのだ。

一緒に薪集めをしている知り合いからは冷やかし半分でそんなことを言われている。

 

なんとも味わい深いコナラの木肌。
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そして玉切りの断面。
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右側がコナラの玉で、左は樫や椎だ。

 

まだまだ少しだけど、コナラが手元にあるというのはなんとなく満たされた気持ちになるものだ。

樫やクヌギなど能力的にはさらに上がいるようなのだが、薪棚を見ていてもっとも幸せに感じるのはコナラだ。もちろん個人の感想だが。

いやー完全にコナラ病だ(笑)。

 

そういえば最近薪ストーブブログ仲間のコメント欄での雑談で、薪を三国志の武将に例えるという、マニアックな話をしたのだが、

 

ウバメガシ・・・呂布(比重0.99)

クヌギ・・・関羽(比重0.85)

アラカシ・・・張飛(比重0.96)

コナラ・・・趙雲(比重0.76)

 

ということになった(笑)。

これは三国志をご存じの方なら伝わると思うけど、思いのほかそれっぽい例えになった。

 

調子に乗ってさらに少し続けるなら、

 

シラカシ・・・黄忠(比重0.83)

アベマキ・・・許褚(比重0.98)

 アカカシ・・・馬超(比重0.87)

 

ということになる。

 

それならクリが魏延で、ラワン材が兀突骨か(笑)。 

 

・・・・・

 

 えーとなんの話だったかというと、コナラ病だ。

コナラは趙雲

 

おお、三国志で一番好きな武将じゃないか!

どうりでコナラ病になるはずだ。

 

さ、くだらないこと考えてないで、さっさとコナラの薪割りをしよう。

薪ストーブ原生代25 帰ってきた玉切りの馬1号、そして薪割り

12月だ。

 

毎年ならとっくに近所の山が初冠雪しているのに、今年はさっぱりだ。

 

薪ストーブ生活で(そして犬を飼いだしたので)早起きが定着した。あんなに夜型人間だったのに。

そして、冬の早起きは、夜明けを楽しむことができる。
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毎日違う夜の明け方。

本当に素晴らしい。

 

ビバ、冬の早起き!

 

さて、本題に入ろう。

細めの枝や長い原木が貯まってきた。

そろそろ玉切りして整理したいと思っていた。

しかし、玉切りの馬1号は夏に無惨にも壊れてしまって、今は使えない。

その詳しい内容は以下の記事を見てほしい。

薪ストーブ始生代117 さようなら玉切り馬1号 - 薪ストーブクロニクル

 

さてそんな玉切りの馬だが、修理できるんじゃないかと思ったわけだ。
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見ての通り、何度も切り落とされる寸前までダメージを受けた馬ちゃん。
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もしかしたら、簡単に直るかも、とまあそんなことを考えてインパクトドライバーと細長い板を何枚か持って、薪置き場として借りている茶畑山に上がった。

 

 といっても切断してしまった部分に板を張って補強し、足元も少し補強しただけだ。
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パッと見はあまり変化なし。
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反対側から見ると、じじむさい(笑)。

 

しかし、これでまた思う存分玉切りができる。
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玉切りの馬1号、完全復活だ。

まあ、軽量が自慢だった玉切りの馬だが、かなり板を張ったので、従来より重量が70%ぐらいアップしてしまった。強度は20%~30%アップ、というところだ(当社比)。

 

さて、せっかく玉切りの馬が復活したのに、それをあまり使わず、薪割りに勤しんだ。
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 画像の上辺りに、見慣れないチェーンソーが写っているのだが、それについてはまた後日、詳しく報告する。

その際、薪作りだけなら、軽量のトップハンドルソーでもいいんじゃないか、という持論を展開する予定だ。