薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブカンブリア紀⑤ 暖秋?待ち遠しい初焚き

そもそもそんな言葉があるのか知らないが、暖秋か?

一番冷え込むはずの夜明け前の室温でも20℃近い。

秋の深まりが感じられるはずの10月後半だが、まだストーブを焚こうという寒さには至っていない。

 

もちろん、暑くはないわけで、肌寒さは感じるのだから、焚いて焚けない温度ではないのだが、せっかくなら、その有り難みが感じられる時にえいやっと初焚きの日を迎えたいわけだ。

 

だから、まだ焚いていない。

去年も「遅焚き」を目指して、我慢できるだけ我慢した結果、10月28日か29日頃に初焚きをしたはずだ。

 

まあ、そのことを鑑みると、今年ももう少し後でもおかしくはないが、それにしても、昼も夜も確実に平年より気温が高い気がする。

 

しかし確実に秋は訪れている。その事を最も痛感するのが、秋の実りを目の前にしたときだ。


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大量の甘柿。

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キャプション「犬と薪棚と甘柿」

 

これは我が家に古くから生えている柿の木になっていた。

ただし、柿の木までのアクセスが、雑草と雑木のジャングルと化して不能になっていたので、開通させる必要があった。

 

ビフォー
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アフター
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開通すると1本の柿の木が現れた(笑)。

 

さらに、栗も山でたくさん拾ってきた。f:id:akagestoves:20191025084411j:image

今日は雨で仕事にならないので、栗を加工することにする。

 

柿と栗。

まさしくオータムフェア。

しばらくは秋の味覚を楽しむことにしよう。

 

薪の準備はぬかりなく完了している。


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今年は問題ないはず。

あとはマッチを1本擦れば、今年の初焚きとなる。

 

さて、今年はいつになることやら。

薪ストーブカンブリア紀④ 薪を積む

スマホ版のホーム画像にまで採用していたコナラの薪棚。


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通称「見せ薪」。

 

そんなコナラの薪を、臨戦態勢の玄関前の薪棚に全て移してしまったので、一番目立つ場所の薪棚が空になってしまった。

 

薪が積み上げられた光景は目の保養になる。

その薪がなくなってしまうと、その侘しさは想像以上だった。

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うちの奥さんも「なんか淋しいねぇ」とポツリ。

 

これは早急に薪棚を復活させなければ。

 

というわけで、別の場所に仮置きしておいたコナラ薪をコツコツ移動させていくことにした。
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積み方は以前と基本的に同じ。

 

でも、ちょっとだけ遊んでみた。
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通気性も考えて真ん中に窓を作ることにしたのだが、そこに兵馬傭的な陶器の馬を置いてみることにした。

 

その上からさらに薪を並べて、
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積んでいく。
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さらに、どんどん。
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積んでいく。
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と、ここであらかじめ割ってあったコナラの薪の備蓄が底をついた。

もう少し積み上げないと様にならない。

新しくコナラを薪割りしなければいけなくなった。

 

というわけで後日。

せっせと割りながら積む、を繰り返して完成。


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あれ、ちょっと右肩下がりか?
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まあいいや。このアングルならいい感じだ。

 

ちなみに窓に置いた陶器の馬はこんな感じ。
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さらにアップ。
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さて、気が付きゃ10月だ。

そろそろ初焚きのことも考えなければいけない。

今年は初焚きがいつ頃になるだろうか。

少なくとも今月中には焚くだろう。

楽しみだ。

薪ストーブカンブリア紀③ 冬支度を始めよう~架設薪棚の設営

夏が終わって、涼しい気候になったとたん、身体が動くようになってきた。

 

さあ、冬支度を始めよう。

 

冬支度は楽しい。

 

玄関前に薪棚を設置して、当面焚く薪を積んでいく。

空いた薪棚に薪を移動させて、新しい薪を割り入れていく。

薪ストーブ回りを整えていく。

 

だんだん、冬モードに変わっていく家の内外。3年目だが、やっぱりワクワクする。

 

我が家での冬支度の初めは、玄関前に移動式の薪棚を設置することだ。

ちょうど1年前に作った移動式の薪棚については、以下の記事に詳しく書いた。

薪ストーブ原生代⑥ 移動式薪棚であり、可変式薪棚でもある - 薪ストーブクロニクル

 

夏の間は、南向きのテラスはいい立地なので、あまり物を置かずに、長椅子を置いて黄昏れたり、テーブルを出してきて外で晩ごはんを食べたりしていたのだが、冬は寒いのでテラスで過ごす時間も少なくなる。

ここは冬は薪置き場、それも、ここから運び込まれて炉内に放り込まれる前の、臨戦態勢の薪を置く場所になるのだ。
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というわけで、片側ずつ、移動式の薪棚を運び込む。


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二つを向き合わせて完了。

実に簡単。

材料さえあれば、この薪棚は本当にオススメだ。

強度も全く問題ない。

ただし、外に置く場合は、屋根をどうするか、工夫は必要だが。

 

さて、この設置した玄関前の薪棚に、今年はこの薪から置いていこう。
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これは、全てコナラ。

そう、鼻血が出そうなくらい憧れた(笑)、コナラちゃんだ。

 

ここのコナラの入手経緯、及び薪割りの様子については以下の記事に詳しい。

薪ストーブ始生代109 軽トラのデビュー戦・コナラの原木を入手する - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブ始生代110 コナラの薪割り~コナラとくぬぎの違いについて - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブ始生代113 コナラの玉を退治した - 薪ストーブクロニクル

このコナラは、薪割りしてから1年3ヶ月の乾燥期間だ。
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意外と短い時間で戦線に投入されるかと思われる向きもあろうかと思うが、実はこのコナラ、原木としてもらった段階で、すでに倒木として1年弱寝ていたものだ。

なので、原木状態ですでに結構乾燥が進んでいて、そのおかげで恐ろしく割りにくかった。

初めて割ったコナラだったので、てっきりコナラは割りにくい樹種なのかと勘違いしてしまった。

その後、伐りたてのコナラを薪割りしたら、非常に割りやすくて、誤解がとけた(笑)。

 

太陽と雨に晒された側は、ひどく焼けている。
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板を置いて雨避けをしていた壁側は実に美しい薪の色を保っている。

 

こいつらを移動式の薪棚に全部並べたらこうなった
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うちのわんこは怪訝そうな目で薪を眺めていた。

そして、一番目立つ場所に「見せ薪」として置いておいたコナラの薪棚が空になってしまった。

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ここには早急に新しいコナラを並べる予定だ。

数日前が仲秋の名月だった。

犬を連れて、月の出を見に出掛けた。
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月の出の時間は毎日30分ずつくらい、遅くなっていくんだということを初めて知った。

前の日は6時半くらいに月が顔を出したのに、見に行った日は7時が月の出時間だったからだ。

 

さて、もうすぐ秋分の日。

 

いよいよ冬がすぐそこまで来てる。

 

初焚きまでは、あと少しだ。

薪ストーブカンブリア紀② 薪割りもスタート

昨日辺りから、すっかり涼しくなった。

 

昼の太陽にも厳しさがなくなり、穏やかな日差しだと感じるようになった。

 

なんだかんだ言っても、季節は巡るわけで、つまりは秋がやってきたようだ。

 

秋が来たら、いよいよ薪割りスタートだ。
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我が家では、薪割りは斧オンリー。

使う斧は、フィスカースというフィンランドの世界的ハサミメーカーが作る、グラスファイバー製の斧。

そのX25という、中型の斧だ。3年も使えばすっかり慣れて、使いやすいと感じるが、それはどんな斧でもそうかもしれない。

 

ちなみに、薪割り機は使わない。

 

薪割り機が好きとか嫌いとかそういうことではなくて、できるうちはなるべく自力で割りたいと思っているだけだ。

身体が言うことを聞いてくれなくなれば、もちろん薪割り機の力に頼ることになるだろう。

ただ、今はまだ斧で割っていきたい。

そして、なるべく身体に負担をかけずに割れる技を身に付けていきたい。

 

まあ、技とまでいかなくても、斧で細く長く割るために心掛けていることは、一日で一気に割ろうとせず、毎日コツコツ割ることだ。

夕方に5分から10分。

だいたい2~3玉くらいだ。それでも1ヶ月で50玉くらい割れる。

 

暑くも寒くもない、こんな秋の夕暮れ。シャワーの前にコツコツ割る。

 

いつの間にか蝉の鳴き声はなくなり、遠くでは秋の虫たちの声が鳴り響いている。


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一玉割って、薪はこれだけ。だいたい6本。

一時間か二時間くらいの燃焼でなくなりそうだ。

本当にコツコツ。

 

そんな薪割りも4年目。

 

なんとなく自分のペースが分かってきた。

 

フィスカースX25をメインに、今日も家に帰れば薪を割ろうと思う。

薪ストーブカンブリア紀① カンブリア爆発

カンブリア爆発」という言葉をご存じだろうか。

 

にわか仕込みの知識で恐縮だが、地球の歴史が古生代カンブリア紀に入ったとき、一気に生き物の種類が増えた現象のことを言うらしい。その時期から急に多種多様な古代生物の化石が発見されるようになったようなのだ。

 

原生代から古生代へのバトンタッチ。

その古生代の一番最初の時代区分をカンブリア紀という。カンブリア紀は5億4200万年前から4億8540万年前までの期間を指す。

 

・・・

 

あれ、このブログって薪ストーブブログですよね?

 

そう、2シーズン目を「薪ストーブ原生代」と名付けていたのだが、3シーズン目は「薪ストーブカンブリア紀」だ。

 

ほとんど管理人の趣味だけの理由で、我が家の薪ストーブライフを地球の歴史に重ねて著述しようという壮大極まりない企画なのだ。

ちなみに薪ストーブ導入前を「薪ストーブ前史」、1シーズン目は「薪ストーブ始生代」、2シーズン目が先程も書いたが「薪ストーブ原生代」だ。

 

その辺の詳しい経緯は、暇があったら過去の記事を見てくだされ。

●導入前

薪ストーブ前史 カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

●1シーズン目

薪ストーブ始生代(1st Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

●2シーズン目

薪ストーブ原生代(2nd Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

 

それにしても、原生代の次は古生代なのだから「薪ストーブ古生代」でもよさそうなものだけど、古生代にはカンブリア紀をはじめとして個性豊かな時代が次々現れて面白いので(ちなみに全部で6つある)、読者にはどうでもいいだろうけど、今シーズンは「薪ストーブカンブリア紀」で1年間お付き合い下さいませ。

 

さて、それで、話は暴投に戻る、もとい冒頭に戻るのだが、「カンブリア爆発」だ。

 

それまで、ほとんど化石が発見されなかったのに、カンブリア紀に入った頃から急激に生物多様性が現れてきたらしい、ということ。その爆発的な生物の進化のことを「カンブリア爆発」というのだ。(※後述するが、この説は現在否定されつつある)

 

その爆発後の地球の様子がこれだ。
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それまで、昆布みたいな海草がポヨポヨと漂っていた殺風景な海な風景が、一変したかのようだ。

 

まあ、歴史としての信憑性はひとまずおいておいて、「カンブリア爆発」なんて、やたらとロマンのある言葉だ。

そして、我が家の薪ストーブ事情も、どうやら「カンブリア爆発」を迎えそうなのだ。

いや、爆発なんて言葉はちと物々しいが、しかしそんなことを書くのには根拠がある。この3年間、こつこつ集めてきた多種多様な薪たちの乾燥が完了して、一気にスタンバイオッケーになっているはずだからだ。

特に、去シーズンまで針葉樹かボケた雑木をメインで焚いてやりくりしてきたのに、今シーズンはいきなり年内から「コナラ」を焚く予定だ。

 

そう、あの薪ストーブユーザーの永遠の定番薪、コナラちゃんだ。

 

ばっちり乾燥したコナラ、そしてそれに続くのは、くぬぎやその他様々な雑木たち。

もちろんボケたやつは全然なくて、乾燥期間も1年半から2年と、ちょうど乾いているはず。

 

苦節3年。ついにいっぱしの薪ストーブユーザーのようなちゃんとした薪を焚ける。

 

これを「カンブリア爆発」と呼ばずして、なんと呼ぼう。

そんなわけで、次回からはこの「カンブリア爆発」がどれくらいの爆発っぷりかを少しずつ紹介しつつ、ぼちぼち冬支度を始めることにしよう。

 

※現在の考古学の研究では、カンブリア紀に入るとすぐに生物の種類が爆発的に増えた、という説は否定されつつある。諸説あるが、それまでの生物もいろんな種類が現れてはじめていたが、化石として後世に残らないような身体の組織をしていたので化石として発見されなかった、また、カンブリア紀に入ってからの生物は比較的固い身体の組織だったので化石として見つかった、という考え方がちょっと納得できた説明だった。もちろん、真実は謎のままだ。

薪ストーブ原生代55 原生代のおわり

便宜的に薪ストーブのシーズンを9月から翌年の8月まで、としているので、今日で2シーズン目が終わることになる。

 

真価が問われる2年目を「薪ストーブ原生代」と名付けて、この1年間過ごしてきたわけだが、忙しさにかまけてあまり記事をアップできなかった印象がある。

 

今シーズンの最後に、フィスカースの斧置き場を作ってみた。
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こんな感じで壁掛け式にしてみた。

メインで割っているX25、小割り作り用のX7、そして小枝もバサバサ切れて、庭木を切るのにも絶大な効力を発揮する、フィスカースの枝切りバサミ。

ハンマー斧は、ヘッドが重すぎて壁に掛けるだけで一苦労なので、ここには掛けないようにした。

 

まあ、そんなこんなで、8月も終了。

 

今回の記事で薪ストーブネタは55個になった。

1年間に55ということは、まあ週に一度は更新していたことになるが、ちょっと物足りない気もする。

 

ともあれ、原生代の1年を簡単に振り返ってみよう。

 

ボケ薪が主力

まず、薪はあれど、乾燥していないものばかりだったシーズン始め。

今シーズン焚けるのはボケ薪か針葉樹だけだろう、という切ない予測もしていた。

 

こんな頼りない薪たちで本当にひと冬を越すことができるだろうか、と。

 

しかし幸か不幸か、去年は暖冬だった。

おかげで、ボケ薪と針葉樹しか主力薪がなかったにもかかわらず、なんとか冬を乗り切ることができた。

初焚きは遅かったものの、一旦シーズンインしてしまえば毎晩のように焚いていたけれど、それでも極寒だった1シーズン目と比べれば、消費量の差は歴然。薪棚から薪が自然消滅してるんじゃないかと疑った1年目だったが、2年目はまあイメージした通りの減り方に落ち着いてくれた。

 

そして、来シーズン以降の薪集めにもせっせと精を出した。

 

樫、コナラなど、樹種を選り好み

これを堕落というのだろう。

 

かつて、節がひどかろうが、ボケていようが、腐っていようが、キノコが生えていようが、とにかく燃やせるものならなんでも貰っていた自分が嘘のようだ。

杉桧は言うに及ばず(と言っても針葉樹はある程度ないと困るが)、広葉樹であっても、なんでもいいわけではなくなった。樹種による選り好みを始めたのだ。

 

「なに?ウリハダカエデ?ちょっと要らないかなぁ・・・」

 

坂口安吾も真っ青の堕落っぷりだ。

人間だから墜ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ

 

・・・・・

 

樫、コナラ、くぬぎ。

 

これらは薪ストーブユーザー垂涎の、超Aクラスの樹種だ。

 

そして、限りのある薪置きスペース。

 

なんでもいいからとにかく薪棚を埋めよう、と集めていた1年前。気がついたら薪棚に肝心のAクラス薪を置く場所がほとんどなかった。

風通し抜群、日当たり最高、薪棚の最高のポジションに、腐りかけのボケ薪や針葉樹、そして名もなき雑木たちが置かれている。

 

これは適材適所の観点からいけば、かなりダメな置き方と言えよう。

 

限りある薪棚スペースに、なるべく効率よく最高の薪を積んでいこう、というえらく、景気のいい話だ。贅沢だ。堕落だ。

 

しかし、いまのところ薪バブルは収まる気配がないので、とりあえず今のうちに薪棚を最高の状態にチューンナップしておこう。

 

樫やコナラといった、それまで縁のなかった樹種が集まるようになった2年目の薪集めで、そんなことを考えていた。

 

ともあれ、磐石の布陣で3シーズン目に突入できる。

 

次のシーズンがどんな風に展開するか、その予測はまた9月以降に譲るが、とにかく最高の状態で来シーズンにバトンタッチできるのは嬉しい限りだ。

 

とはいえ、思い通りにいかないのが薪ストーブライフ。

 

一体どうなることやら。

 

 

薪ストーブ原生代54 野外ストーブでジャム作り・栗の杭でほだ木スタンド

暑さが少しずつ峠を越えてきた。

 

夜の寝苦しさがなくなり、空にはトンボが飛び交い、猫たちはくっついて寝るようになった。

 

しかし昼間の暑さは相変わらずか?

お盆休みもあと少し。

全力でリラックスすべし。

 

その日は朝から野外ストーブに火を入れた。
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よせばいいのに、ランニングシャツ一枚で火起こしをして、思いっきりランニング焼けしてしまった。


今回のターゲットはこれ。
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とれたてのブルーベリーだ。

重さ二キロ。

 

長時間ガスを使うのがもったいないので、薪でブルーベリージャムを作ることにした。

ジャム作りは、冬の天板でいくらでもできるのだが、そこまで冷凍しておく冷凍庫のスペースがないので、急遽真夏のジャム作りと相成ったわけだ。

 

さて、天板が熱くなってきたら早速ブルーベリーの入ったホーローの鍋を置く。
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木ベラで混ぜながら、適宜薪を小割りにして放り込んでいく。
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少しずつ水分が出てきた。
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さらに煮込む。

 

フルーツソース一歩手前まできた。
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まだ煮込む。

 

約一時間。ここまでくればもうオッケだ。
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砂糖をぶちこむ。今回は二キロなブルーベリーに対して500gの砂糖だ。ちょっと甘さ控えめ。

 

とろみをつけるためのペクチンとして、レモン汁を普通は使うんだけど、今回は家に実り始めたすだちを使う。
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同時平行で瓶も煮沸だ。
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ありゃ、ちょっと煮込みすぎか?f:id:akagestoves:20190818142911j:image

ペクチンは少なめでよさそうだな。

 

決して暇ではないのだが、ジャムの瓶に貼るラベルを作る。今年はブルーベリーとブル繋がりでブルドーザーをモチーフにしたラベルだ。
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煮沸した瓶にジャムを詰めて、ラベル貼ったら完成。
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二キロもあったのに、8瓶しかできなかった。これでは到底1年分とは言えないが、仕方ない。

 

さて、お盆休みもあと少し。

すべきことはまだまだある。

 

ほだ木スタンド作りだ。

 

先日作っておいた栗の木の杭。f:id:akagestoves:20190820123643j:image
これをしかるべき場所に打ち込む。
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三本並べて打って、横木を渡したらこんな感じ。
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なんかの古代遺跡っぽい(笑)。

このままでは不安定なので、長めのビスで固定した。

そして、椎茸となめこのほだ木を並べる
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ちょっと日当たりが良すぎるので、あとで、日除けを作ろう。
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はー、できたできた。

ビールが美味しい季節もあと少し。

 

気がつけば、薪ストーブを焚き始めてるんだろうなぁ。