薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ原生代35 直径20㎝の半割り?そんなのが入るか?

これは我が家の室内薪置き場。 乾燥に次ぐ乾燥の末、ようやくたどり着いた、薪の最終的な身の置場所だ。 ここから先は、もう燃えさかる炉内しか行き場がない。 薪たちの最後の晴れ舞台を前にした、楽屋のようなものだ。 さて、先程の画像をよく見ると、ひと…

薪ストーブ原生代34 天板は大忙し

冬は天板の上が大忙しだ。 お湯を湧かしたり、調理をしたり… 先日は晩ごはんの熱調理を全て薪ストーブに任せた。 天板の上はこんなことになる。 なんと、土鍋が2つも乗っとるじゃないか(笑)。 中身が気になるね。開けてみよう。 はい、オープン! 今日の晩…

薪ストーブ原生代33 柿を焚く

最近、少し柿の木を焚きはじめた。 柿の木は、うちの奥さんの実家に生えていて、邪魔になったので伐って欲しいという依頼があったため、伐採して薪にしたものだ。 以下にその時の記事のリンクを貼っておく。 薪ストーブ始生代⑧柿の木を伐採する - 薪ストーブ…

薪ストーブ原生代32 一本の樫の木からできる薪

11月に、倒れていた樫の木の処理を頼まれた。胸高直径30㎝強、根本は40㎝を超えていたので、根切りするときも14インチ(35㎝)のバーでは全然届かなかった。 樫としては、なかなかの大きさのものだそうだ。 さて、その樫を運べる大きさに切って、3日に分け…

大晦日恒例?今年の自選記事ベスト5

大晦日。 平成30年も終わりだ。 来年は元号が変わるらしい。 平成の世は、日本史、世界史、人類史的には態度保留と思考停止の30年だった気がする。 この30年で何か次の世代に希望が持てる前進があっただろうか? 真綿で首を絞められるように、じわじわと絶望…

薪ストーブ原生代31 年末の薪割り大会

さあ年末だ。 年末といえば、することは一つ。 薪割りだ。 だいぶ宿題がたまっていた。 1立米のヒノキ。 コナラや桜や椎。 少しずつ割って、ここまで玉を減らした。 それでもまだヒノキが1/3ほど。 とりあえずヒノキから行くか。 ここ最近の寒波で針葉樹の…

薪ストーブ原生代30 あれも樫、これも樫、たぶん樫、きっと樫

樫の倒木処理をお願いされるまで、我が家には樫の薪は(たぶん)一本もなかった。 少なくとも樫と認識できているものは存在しなかった。 樫の倒木処理の様子は以下のページにまとめてある。 一日目 薪ストーブ原生代⑲ 樫の木との格闘~Round-1~ - 薪ストー…

薪ストーブ原生代29 ボケ薪ではパワー不足か!?

あっという間に山の上は雪景色だ。 ぼんやりしていたら、本格的な冬が始まっていた。 地面も凍てはじめている そうなってくると、針葉樹薪やボケ薪だけをセコセコ焚いていても、なかなか部屋は暖かくなってくれない。これは不思議なものだ。 同じように炎を…

薪ストーブ原生代28 ヤンソンさんの誘惑

冬に美味しい生クリームが手に入った時だけ作る風物詩料理がある。 スウェーデンの郷土料理、「ヤンソンさんの誘惑」だ。 薪ストーブの炉内で焼き上げて、ポカポカの部屋でお腹いっぱい食べた。 無事に冬を迎えられた幸せを噛みしめている。 どんな料理か、…

薪ストーブ原生代27 十二月、ボケ薪を焚き始めた

うちの新しい家族と薪棚。 ひょんなことから、我が家に犬がやってくることになった。柴犬のはっちだ。 柴犬は運動が特に大切なので、いままで以上に早起きになった。 さて、まだ寒さが厳しくなる前なので、ちょっと前までは針葉樹を焚いていたが、最近ボケ薪…

薪ストーブ原生代26 コナラ病

コナラ病を発症している。 といっても、コナラが何かの病気になって腐ったり駄目になっているという訳ではない(笑)。 僕がコナラ病なのだ。 コナラ。 英語ではオーク。 そういえば、昔観たホビットという映画に出てくるドワーフの王に、トーリン・オーケンシ…

薪ストーブ原生代25 帰ってきた玉切りの馬1号、そして薪割り

12月だ。 毎年ならとっくに近所の山が初冠雪しているのに、今年はさっぱりだ。 薪ストーブ生活で(そして犬を飼いだしたので)早起きが定着した。あんなに夜型人間だったのに。 そして、冬の早起きは、夜明けを楽しむことができる。 毎日違う夜の明け方。 本…

薪ストーブ原生代24 ネスターマーティンに極太針葉樹のすすめ

寒い。 でも、さほど寒くない。 まだまだガツンと本格的な冬が来ていないのだ。 室温は15℃を切ることも多くなってきたが、まだ外気温は5~10℃をいったりきたり。 さほど、寒くない。 でも、薪ストーブをつけなければ、やっぱり寒い。 そんな、ほんのり寒い今…

薪ストーブ原生代23 樫の木との格闘~Round-3~

日曜日の早朝。 朝日が昇る頃。 久しぶりに樫の倒木の現場に行ってみた。 最初、こんな状態だったが、 枝を払ってこうなって、 幹を落としてこうなって、 太い所を片付けてこうなって、というところまでが、前回までの作業の振り返りだ。 ここから、今日は主…

薪ストーブ原生代22 薪棚の整理をしよう

干し柿がいい感じに仕上がってきた。 そんな11月のある日。 仕事がお昼で終わったので、午後からふと思い立って薪棚の整理と薪の移動をすることにした。 最近、樫の倒木の処理で土場が狭くなってきているのを感じていた。 そして、貰ってくる原木のグレード…

薪ストーブ原生代21 江戸時代の桧

某小学校の前にある由緒ある神社に樹齢200年は超えているであろう桧(ひのき)の古木がある。 なんと、その桧が少しずつ傾いているらしい。すぐに倒れることはないけれど、傾いている方の枝を伐採して、重心を反対側に向けようという作業が行われていた。 そ…

薪ストーブ原生代⑳ 樫の木との格闘~Round-2~

樫の木の処理。 作業2日目。 前回の作業では葉のついた細かい枝などを取り除いて、倒木の全貌が分かるようになったところで時間切れになった。 今回はいよいよ核心部分に迫る。 つまり前回より断然太い幹を処理しなければいけない。 とりあえず始めに、張力…

薪ストーブ原生代⑲ 樫の木との格闘~Round-1~

よく晴れた朝。 村の寄り合いで仕入れた情報を頼りに、樫の倒木現場にやってきた。 お、ここか。 左手は緩やかな崖。 右手は鹿避けのフェンス。 そして農道を完全に埋め尽くしているとおぼしき樫の木。 もう少し近づいてみよう。 なるほど、こいつか。 ミッ…

薪ストーブ原生代⑱ 村の寄り合いで原木情報を仕入れる

少し前の話になるが‥。 10月末のある夜の村の集まりでのこと。 一通り議題が終わり、帰るころになって隣の家のおじさんに話しかけられた。 「ところで、樫の木って焚き物にどうなの?」 焚き物とは、まあつまり薪のことだ。 か、か、樫! いいに決まってる…

薪ストーブ原生代⑰ 室温が今年はじめて15℃に!

11月。 秋が深まる季節のはずだ。 紅葉はだんだんと緑から赤へとその色を変えていく。 寒い季節はすぐそこだ。 しかーし、我が家はマイルドパッシブソーラー住宅なので、太陽の恩恵を受けて室温はまだ高め。 薪ストーブを焚かなくても室温は18℃くらいを行…

薪ストーブ原生代⑯ 馴らし焚き

ついに今シーズン最初の火入れだ。 とはいえ、まだガンガン焚くわけではなく、鋳物を薪火の高温に馴らすための「馴らし焚き」というやつだ。 これを初焚きと呼ぶべきだろうか。 というのも、前回の記事で色々書いておきながら、室温はまだ15℃まで下がっては…

薪ストーブ原生代⑮ 遅焚きのすすめ

前回の記事で書いたことだが、我が家には今シーズン安心して焚ける薪が少ない。 去年以上に心細い。 あることはあるのだが、まだ乾燥が不充分だと思われ‥。 ここの薪棚などは、余裕で焚ける桧と、ちょっと乾燥が怪しいくぬぎなどが混在しているが、それでも…

薪ストーブ原生代⑭ 2年目。薪は足りるのか?

薪は足りるのか? きっとこの季節になると、毎年同じことを考えていそうだ。 去年の今ごろ、薪棚にはたっぷり薪があると思っていた。 きっと2年分くらい。 それが蓋を開けてみたら、2年分あるはずの薪を1年目でほとんど焚き尽くしてしまった。 恐るべし。…

畑で育つ秋の恵み

久しぶりに畑の記事。 今年の夏野菜はプロの農家でも苦戦したみたいだが、ご多分にもれず、僕の畑も大苦戦だった。 キュウリやインゲンなどの比較的簡単な野菜でさえ、猛暑と水不足で次々枯れていき、乾燥に強いはずのトマトも、不作に終わった。 そんな中で…

薪ストーブ原生代⑬ 薪棚2号機の進化論

チャールズ・ダーウィンはガラパゴス諸島の亀を見て、進化論の着想を得た。 我が家の薪棚2号機も、ガラパゴスゾウガメ並みに独自の進化を遂げている。 まず、軽く振り返ってみよう。 9月。 薪ストーブシーズンが始まった。 その時の薪棚2号機の姿はこれだ…

薪ストーブ原生代⑫ 可変式移動式薪棚の設置

少し前にこんな記事を書いていた。 どこにでも置けて、大きさも変えられる、「移動式薪棚でもあり、可変式薪棚でもある」薪棚の話だ。 薪ストーブ原生代⑥ 移動式薪棚であり、可変式薪棚でもある - 薪ストーブクロニクル 親戚の家でちょっといい角材(6㎝角…

薪ストーブ原生代⑪ 玉切りについて考える

先日、ダンプカーに満載の雑木が我が家に届けられた。それを順次玉切りして、濡れないように空いていた薪棚に置いていくと、こんなことになった。 もともとはこの状態だった。 で、こんな感じで積みあげていた。 このまま放っておくと、頻繁に通過する台風の…

薪ストーブ原生代⑩ 思いもかけず、今シーズン2度目の原木入手

近所のお付き合いは大切だ。特に、田舎ではそれが大きな意味を持つことがある。 先日、ご近所のおじさんが突然(といっても前からそういう話はしてくれていたのだが)、雑木を持っていくわ、と連絡があり、本当に朝、2トンダンプでやってきた。 まじっすか…

薪ストーブ原生代⑨ 薪ストーブの大掃除~もっと早く終わらせておくべきだった

前回、煙突掃除のつつぎだ。 煙突掃除をしたあと、床をきれいにしたり、炉台の汚れを落としたりしてふと自分の薪ストーブに目を向けた。 うーむ。 じじむさく薄汚れてるなぁ。 天板も側面も、ガラス窓も炉内も‥。 もちろんあと少しすれば、毎晩焚くことにな…

薪ストーブ原生代⑧ ようやく終了、ネスターマーティンの煙突掃除

本当はシーズンが終わったらすぐにした方がいいらしい。 何の話かというと、薪ストーブの煙突掃除のことだ。 遅くとも、お盆休みにはまとまった時間がとれるはずだったので、そのときにしようと思っていたのだが‥。 情けないことに足を負傷して7針縫った。 …