薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ原生代21 江戸時代の桧

某小学校の前にある由緒ある神社に樹齢200年は超えているであろう桧(ひのき)の古木がある。 なんと、その桧が少しずつ傾いているらしい。すぐに倒れることはないけれど、傾いている方の枝を伐採して、重心を反対側に向けようという作業が行われていた。 そ…

薪ストーブ原生代⑳ 樫の木との格闘~Round2

樫の木の処理。 作業2日目。 前回の作業では葉のついた細かい枝などを取り除いて、倒木の全貌が分かるようになったところで時間切れになった。 今回はいよいよ核心部分に迫る。 つまり前回より断然太い幹を処理しなければいけない。 とりあえず始めに、張力…

薪ストーブ原生代⑲ 樫の木との格闘~Round-1~

よく晴れた朝。 村の寄り合いで仕入れた情報を頼りに、樫の倒木現場にやってきた。 お、ここか。 左手は緩やかな崖。 右手は鹿避けのフェンス。 そして農道を完全に埋め尽くしているとおぼしき樫の木。 もう少し近づいてみよう。 なるほど、こいつか。 ミッ…

薪ストーブ原生代⑱ 村の寄り合いで原木情報を仕入れる

少し前の話になるが‥。 10月末のある夜の村の集まりでのこと。 一通り議題が終わり、帰るころになって隣の家のおじさんに話しかけられた。 「ところで、樫の木って焚き物にどうなの?」 焚き物とは、まあつまり薪のことだ。 か、か、樫! いいに決まってる…

薪ストーブ原生代⑰ 室温が今年はじめて15℃に!

11月。 秋が深まる季節のはずだ。 紅葉はだんだんと緑から赤へとその色を変えていく。 寒い季節はすぐそこだ。 しかーし、我が家はマイルドパッシブソーラー住宅なので、太陽の恩恵を受けて室温はまだ高め。 薪ストーブを焚かなくても室温は18℃くらいを行…

薪ストーブ原生代⑯ 馴らし焚き

ついに今シーズン最初の火入れだ。 とはいえ、まだガンガン焚くわけではなく、鋳物を薪火の高温に馴らすための「馴らし焚き」というやつだ。 これを初焚きと呼ぶべきだろうか。 というのも、前回の記事で色々書いておきながら、室温はまだ15℃まで下がっては…

薪ストーブ原生代⑮ 遅焚きのすすめ

前回の記事で書いたことだが、我が家には今シーズン安心して焚ける薪が少ない。 去年以上に心細い。 あることはあるのだが、まだ乾燥が不充分だと思われ‥。 ここの薪棚などは、余裕で焚ける桧と、ちょっと乾燥が怪しいくぬぎなどが混在しているが、それでも…

薪ストーブ原生代⑭ 2年目。薪は足りるのか?

薪は足りるのか? きっとこの季節になると、毎年同じことを考えていそうだ。 去年の今ごろ、薪棚にはたっぷり薪があると思っていた。 きっと2年分くらい。 それが蓋を開けてみたら、2年分あるはずの薪を1年目でほとんど焚き尽くしてしまった。 恐るべし。…

畑で育つ秋の恵み

久しぶりに畑の記事。 今年の夏野菜はプロの農家でも苦戦したみたいだが、ご多分にもれず、僕の畑も大苦戦だった。 キュウリやインゲンなどの比較的簡単な野菜でさえ、猛暑と水不足で次々枯れていき、乾燥に強いはずのトマトも、不作に終わった。 そんな中で…

薪ストーブ原生代⑬ 薪棚2号機の進化論

チャールズ・ダーウィンはガラパゴス諸島の亀を見て、進化論の着想を得た。 我が家の薪棚2号機も、ガラパゴスゾウガメ並みに独自の進化を遂げている。 まず、軽く振り返ってみよう。 9月。 薪ストーブシーズンが始まった。 その時の薪棚2号機の姿はこれだ…

薪ストーブ原生代⑫ 可変式移動式薪棚の設置

少し前にこんな記事を書いていた。 どこにでも置けて、大きさも変えられる、「移動式薪棚でもあり、可変式薪棚でもある」薪棚の話だ。 薪ストーブ原生代⑥ 移動式薪棚であり、可変式薪棚でもある - 薪ストーブクロニクル 親戚の家でちょっといい角材(6㎝角…

薪ストーブ原生代⑪ 玉切りについて考える

先日、ダンプカーに満載の雑木が我が家に届けられた。それを順次玉切りして、濡れないように空いていた薪棚に置いていくと、こんなことになった。 もともとはこの状態だった。 で、こんな感じで積みあげていた。 このまま放っておくと、頻繁に通過する台風の…

薪ストーブ原生代⑩ 思いもかけず、今シーズン2度目の原木入手

近所のお付き合いは大切だ。特に、田舎ではそれが大きな意味を持つことがある。 先日、ご近所のおじさんが突然(といっても前からそういう話はしてくれていたのだが)、雑木を持っていくわ、と連絡があり、本当に朝、2トンダンプでやってきた。 まじっすか…

薪ストーブ原生代⑨ 薪ストーブの大掃除~もっと早く終わらせておくべきだった

前回、煙突掃除のつつぎだ。 煙突掃除をしたあと、床をきれいにしたり、炉台の汚れを落としたりしてふと自分の薪ストーブに目を向けた。 うーむ。 じじむさく薄汚れてるなぁ。 天板も側面も、ガラス窓も炉内も‥。 もちろんあと少しすれば、毎晩焚くことにな…

薪ストーブ原生代⑧ ようやく終了、ネスターマーティンの煙突掃除

本当はシーズンが終わったらすぐにした方がいいらしい。 何の話かというと、薪ストーブの煙突掃除のことだ。 遅くとも、お盆休みにはまとまった時間がとれるはずだったので、そのときにしようと思っていたのだが‥。 情けないことに足を負傷して7針縫った。 …

薪ストーブ原生代⑦ まだ一度も焚いていない9月

去年は9月16日が初焚きだった。 今シーズンはまだ焚いていない。 はじめての薪ストーブシーズンだった去年。 ほんの少し肌寒いだけで、もう、焚きたくて仕方なくなって、9月後半はほとんど毎晩焚いていた。 去年の記録を紐解くと、9/16の初焚き以降、 9/23…

薪ストーブ原生代⑥ 移動式薪棚であり、可変式薪棚でもある

薪棚の定義がどのようなものか、正確にはなんとも言えないが、ともかく薪を積み上げておく棚のことだと大雑把に言ってしまうなら、まあ今回作ったものは薪棚と呼べるのだろう。 薪棚にお金をかけずにどこまで充実したものが作れるか、去年から色々試行錯誤し…

薪ストーブ原生代⑤ くぬぎの薪棚が満タンになる

我が家の畑に白い彼岸花が咲き始めた。いよいよ秋だ。 さて、今日も薪のお話。 しつこいようだけど、去年の10月の台風で倒れたくぬぎの木を片付けて、その原木(ボケているのや枯れ木もあったが)を相当量貰った。 その模様は以下の記事にまとめてある。※ち…

薪ストーブ原生代④ 薪棚2号機の整理と薪割りドンドン

これは薪棚2号機。前後2列満載に積み上げているので、ほぼ2.5立米の薪が収納されている。 まあ、いきなり薪棚2号機と言われても困る、という方は、まずこの昔の画像でおさらいを(笑)。これは今年の2月頃の1枚。 その上で、この薪棚がどういう経緯で作ら…

薪ストーブ原生代③ 幸先よく原木を手に入れる

2年目のシーズンが始まって間もないところだが、幸先よく原木を手に入れることができた。 雨の降る中、原木を貰えたのはいいが、びしょびしょの生木を車に積むのは勇気がいる。まして、お盆休みに車内をピカピカに掃除したばかりなのだ。 清水の舞台から飛…

薪ストーブ原生代② 2年目のシーズンの課題

9月に入ってからは、明け方5時ごろに目を覚ますと、布団をかぶりたくなるほど冷え込んだりする。 夏の間はしばらく無縁だった冷え方だ。 この季節の涼しさは、ガンガンに効いたクーラーの寒さとはまた違う、なんとも寂しさを漂わせた涼しさに感じられる。 …

薪ストーブ原生代① 真価が問われる2年目のシーズンが始まった

暑さに悶えているうちに8月が終わってしまった。 しかも、お盆前には脛を7針縫う大怪我を負ってお盆休みを丸ごと棒に振った。 薪仕事が思い通りに進まないまま、夏が終わる・・・。 気がつけば9月。 もうすぐ空にはウロコ雲が浮かび、風にはヒヤッとした…

薪ストーブ始生代119 始生代のおわり

前にも書いたが、薪ストーブのシーズンは9月から次の年の8月まで、となんとなく設定している。 つまり8月が終わろうとしているということは、薪ストーブのシーズンも終わろうとしているということだ。 「薪ストーブ始生代」と、ややおおげさに名付けた薪…

床のワックス掛け~大谷塗料のVATONを(バトン)使って

憧れは、経年変化で美しく年月を重ねた味わい深い木の床だ。 建てたばかりの我が家は、まだまだそんな境地にはほど遠い。ただの無垢の杉の床。 味わい深い木の床はどうしたらできるのだろうか? 時間が経てば自然と美しく変化していく? まさか。 やはり、丁…

薪ストーブ始生代118 薪棚の観察~薪は沈む

今年の正月休みに、薪棚を移設し、そこに杉や桧などの針葉樹をパカパカ割って薪を満載に積み上げた。それがこの下の画像だ。 よく見ると左側に雪が見える。 今年1月に撮影。 それから半年以上が経ち、毎朝朝日を浴び続けた薪棚はこうなった。 ちょっとわか…

薪ストーブ始生代117 さようなら玉切り馬1号

あちこちで少しずつ貰ってきた原木。 ある程度たまったので、この猛暑の炎天下の中で玉切りをした。 汗がまとまりになって額からこぼれ落ちていく。これは暑すぎる。 短時間の作業しかできないだろう。 と、急ぎ足で玉切りをしていたら、いつも使っている玉…

梅仕事2018②紫蘇入れから土用干しまで(ビン干しも)

今年の梅仕事。 6月に梅を塩漬けにして梅酢をあげておいた。梅仕事2018 - 薪ストーブクロニクル きれいに梅酢が上がったので、紫蘇を入れることにする。畑に自生えしていた赤紫蘇をうまく育てて、紫蘇漬けに使いたいと考えていた。 去年は頂き物の紫蘇をカ…

真夏に考える薪ストーブの春夏秋冬

毎日、朝ごはんを食べる席からは、くぬぎとコナラの薪棚が見える。 そんな薪を眺めながら、来るべき冬の寒さを待ち焦がれる。 薪ストーブブログで有名なかわはらさんの「春夏秋は冬を待つ季節」とは実に秀逸なコピーだ、とあらためて思う。 猛暑日の連続記録…

薪ストーブ始生代116 今シーズンの薪割りが終わった

2017年の11月に、台風で倒れたくぬぎの木を5~6本処理して、せっせと玉切りして、運んで、ということをしてきたが、8ヶ月ほどかかってようやくほぼ全てを割り終えることができた。 正確にはまだ節だらけのものや、短い玉など、ちょっと訳ありの玉は残って…

薪ストーブ始生代115 二年目の薪作りも大詰め

「電動の薪割り機、いいよー」 という、薪作りの知り合いの方からの悪魔のささやきをよく聞かされる(笑)。 節があっても、堅くなっても、ある程度のものなら電動の薪割り機でさくさく割れてしまうらしいのだ。いつかは必要になる日が来るのだろう。 さて僕は…