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薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ前史32 雨の薪場にキノコが生える

目下のところ、仕事が休みの週末しか薪仕事ができない。だから週末に雨が降ると、結構がっかりする。 それでも、大した作業もできないのに薪場に来てしまう。見渡すと、薪たちは雨に濡れて切ない表情を見せている。 最近熱心に作っている、長さ20㎝ほどのと…

薪ストーブ前史31 フィスカースX25 vs 巨大玉(直径50㎝)

でかすぎる玉と朽ち果てた玉。どちらを選ぶか、悩んだ末に「でかすぎる玉」をチョイスして、薪場まで運び入れた。いや、運び入れたというより、転がし入れた、というべきかな。重すぎて運べなかったので、車からゴロンと落として、そのままギャートルズの石…

薪ストーブ前史30 でかすぎる玉か、朽ち果てた玉か

例の木材置き場(捨て場?)に、あまりにも大きすぎて手をつけられなかった木がいくつかあった。あまりにもでかい上に表面は長年雨ざらしで放置されたため黒々と変色し、物によっては土がべったりこびりついて取ろうとしてもとれないし、キノコがびっしり生…

薪ストーブ前史29 どんころ用の薪棚

チェーンソーなどで薪作りをすると、半端な長さのものが出たり、薪割り中に節が複雑に絡んでどうしても割れないものが時々出てくる。もちろん楔を駆使したり、チェーンソーで縦切りすれば、全て薪にできるのだが、楔を使うと身体を痛めたりするし、 恐い楔(…

薪ストーブ前史27 栗の薪の乾燥、そして移動

栗の玉切りをしたのが去年の11月。長さ40㎝の太割り、中割りをサクサクつくったのだが、なんといってもその重さに驚いたものだ。薪ストーブ前史⑨栗の薪割り - 薪ストーブクロニクル それまで針葉樹ばかり割っていた身には、この重さと手応えの違いに驚き、そ…

薪ストーブ前史26 喫茶店ロング玉を割り終える

正月に知り合いの喫茶店でいただいて、ボチボチ割っていた80㎝のロング玉?半割り?の木材。 2月までに、チェーンソーで全て40㎝以内の長さに切り揃えておいたのだが、そこからなかなか全部を割り終えることができなかった。なんといっても数が多い。そして…

薪ストーブ前史25 薪ドミノ

極太乾燥玉を割りながら、ちょっと遊んでみた。 これはもらってきた玉の中でも最も直径のでかいものだ。心してかかることにした。 とりあえずど真ん中に全力で打ち込む。 実に爽快。気持ちよく割れる薪割りは、本当に精神衛生上よいと思う。 さてその玉をま…

薪ストーブ前史24 極太乾燥玉を割りまくる

極太乾燥玉を運び込んだ。とはいえ、全部ではない。3往復ぐらいしたが、まだあと半分ぐらい残っている。うまく割っていけたら、いつか全部運び込むつもりだが、とりあえず割る。まず割る。 薪割台に玉をセットする。 これは相当割りごたえがありそうだ。早…

薪ストーブ前史23 極太乾燥玉を運ぶ

桜の原木をいただいた工務店の工場には車の荷台まで持ち上げるのも困難なほどの大きさと重さの極太の玉がゴロゴロと転がっていた。樹種は不明だが、ずっしり重い広葉樹だ。 表面はどす黒く色あせ、物によってはいやらしい節や二股があり、しかも非常に長い間…

薪ストーブ前史22 野外薪ストーブの導入

BESSにて野外薪ストーブ体験をしてしばらく、ひたすら手近にある木を薪割りするだけの日々が続いた。しかし次の冬の薪ストーブの導入があまりにも待ちきれなくて、ついに野外薪ストーブを購入してしまった。 それが、この正月のことだ。 それからは、薪場に…

薪ストーブ前史21 BESSの野外薪ストーブ

ログハウスの住宅展示場、BESSを訪問した。冬場は多くのログハウスで薪ストーブが焚かれ、来場者が気軽にストーブを触ることができてありがたい場所なのだ。特に、まだ薪ストーブをまともに扱ったことが一度もない人にはオススメだ。結構好き勝手に自由に触…

薪ストーブ前史⑳けやきは割りにくい?5

さて、さんざんひっぱった「けやきは割りにくい?」シリーズもいよいよ完結編。 35㎝ほどの長さに玉切りしたやや細目のけやきは割れるのか? いきなり綺麗な玉で割れなかったらショックが大きいので、とりあえず厄介そうなY字の玉を選んでフィスカースを降…

薪ストーブ前史⑲けやきは割りにくい?4

もらったケヤキを、なるべく早く割るために、実家の薪場まですみやかに運搬する。 なにしろ薪割りの業界でも有名な性悪の木材としてその名を轟かせているケヤキ。 多くの薪割り人に、薪割り機購入を決断させるその割りにくさとはいったいどんなものなのか。…

薪ストーブ前史⑱けやきは割りにくい?3

もらったケヤキの原木(といっても直径15㎝ぐらいまでの細い木)をアパートに置いてしばらく保管する。 広い土地に置くなら、ほんのささやかな量なのだが、1DKの狭いアパートに置くには充分すぎるくらいの量だ。 玄関に。 北側のベランダに。 反対側にも、文…

薪ストーブ前史⑰けやきは割りにくい?2

公団住宅の木を伐採している業者さんから木を貰った話のつづき。 ↑剪定後のけやき。この木を剪定したおこぼれをいただいた。 木を貰った業者さんに、ふと思いついて、これが何の木か聞いてみた。 「おお、これはケヤキだ」 とのこと。 そのときは、「ふーん…

薪ストーブ前史⑯けやきは割りにくい?1

どこかで伐採したばかりの原木が手に入らないかなー。瑞々しい木を割ってみたいなーなどと贅沢なことを考えていた矢先。 こんなことがあった。 なんと、近所の公団住宅の回りに生えている広葉樹を業者さん数名で伐採している現場に遭遇したのだ。 ↑これは木…

薪ストーブ前史⑮キノコ薪と薪棚の成長

桜の原木をもらったところでも書いたが、実家の新築をお願いしている工務店の社長が薪ストーブユーザーで、日頃から原木集めや薪割りをしているそうだ。 実際、工務店の木の加工場にはきれいな薪がズラッと並んでいる。 よくみるとその中に、屋根で覆われて…

薪ストーブ前史⑭桜の原木をもらう

実家の建て替えをしてくれている工務店の社長がこれまた薪ストーブユーザーで、木工加工場にせっせと材木を運んで薪割りをしていたらしいのだが、大きな桜の木を運んだところで持病の腰痛が悪化して薪割りできないまま、放置していたらしい。 で、ちょうど薪…

薪ストーブ前史⑬カラカラの広葉樹の薪割り

瑞々しさゼロ。 半割りにしたままカラカラに乾燥させられた広葉樹をチェーンソーで40㎝の長さにカットして、割っていく。使用する斧はもちろん、フィスカース社のX25だ。ガンガン割っていく、といいたいところだが、これがなかなか気持ちよく割れてくれない…

薪ストーブ前史⑫結局もらってきた、ロング半割木材

厚かましく、下さいと言ってみたが、どうも仕事が忙しすぎて切ったり割ったりする時間がなかったらしい。 二つ返事でオッケーをいただいた。 その喫茶店でもらった、ちょっと変わった荷姿の原木、というか木。 正確に言うともらった木は半割りばかりではない…

薪ストーブ前史⑪薪長80㎝の半割り?木材

お蕎麦屋さんから針葉樹もらったり、そんなんばっかりで恐縮だが、また別の知り合いの喫茶店に薪ストーブユーザーがいる。 そこでは冬の営業のときに薪ストーブを焚いて温かい店内で珈琲が飲めるのだが、何故かいつまで経っても割られない木が店先に置かれて…

薪ストーブ前史⑩薪を積むのは難しい

庭にはえていた、たった一本の原木から、驚くほど大量の薪を作ることができた。 当然割りたてなので、たっぷり乾燥させなければダメだ。含水率も30%を超えている。 薪棚はまだ環境的に作れない(新築工事中)ので、適当に屋根のある軒下に積むしかない。 で…

薪ストーブ前史⑨栗の薪割り

栗の木は、比較的比重が低めで、火持ちも、ナラやクヌギのようにパワフルではないらしい。しかも、導管と呼ばれる、木が水を通す管が、世界中の樹木の中でも最大級に太いらしく、薪として火にくべたときその導管が破裂して、パチパチとはぜるらしい。はぜる…

薪ストーブ前史⑧小錦は転がせない

重くて転がせなかった栗の木。 直径が50~60㎝で長さが2m。間をとって直径を55㎝とすると体積が約0.5立米。 そして栗の比重は約0.6。 つまりざっくりとだが、少なくとも300kgぐらいはあった計算になる。 日本相撲史上最も体重の重かった関取であるハワイ出身…

薪ストーブ前史⑦家にはえていた栗の木

まだ具体的に薪ストーブの導入を決める前。 親が田舎に引っ越してきたときに植えた栗の木が30年経ってとても大きな木に成長した。 幼少期からずっとそこにあったのであまりはっきり覚えていないが、気がついたらこんなに大きくなってたのか、という感じだ。 …

薪ストーブ前史⑥初めての薪割り

初めての薪割りの話だ。 田舎だったので家の敷地はそこそこ広く、そこかしこにいろんな木がはえていた。朽ちかけた梅や柿の木、金木犀の木、名も分からない雑木、恐ろしく前からある針葉樹の原木など。 フィスカースの斧が届いたとき、嬉しくてそれらの木を…

薪ストーブ前史⑤針葉樹専用薪棚を作る

仮設の薪置き場も限界なので薪棚を作ろうと思う。しかし、家を建て替えているということもあって、なかなか敷地が自由に使えない。 そこで農機具などを置いていた木製の棚を改造して薪棚に作り替えることを思い立った。 適当にインパクトドライバーで筋交い…

薪ストーブ前史④仮設の薪置き場

針葉樹の玉が、次々と薪になっていく。 あまりに大きく、しかも割れ筋も読みにくいようなものは、楔も使ったが、基本的にはフィスカースX25というグラスファイバーの柄のハイテク斧を使ってパカパカ割る。下手くそだったもので、ミスショットを何度もしたが…

薪ストーブ前史③フィスカースX25と針葉樹

知り合いのお蕎麦屋さんから唐突にいただけることになった針葉樹の玉。 その数、約50。 フィスカースX25というフィンランド製の斧を使って割りまくっていく。 柄が空洞になっていて軽く、その分斧頭だけがやたらと重く感じる。使い始めた頃は、少し軽いタイ…

薪ストーブ前史② お蕎麦屋さんと針葉樹

知り合いのお蕎麦屋さんが、薪ストーブユーザーで、何故か(本当に何故か)山を所有していて、玉切りした大量の針葉樹を敷地に置きっぱなしにしていた。その風貌からして、すでに玉切り後1年ぐらいは経過しているものと思われる。 そして、何故か、自分達は…

薪ストーブ前史① ヒラリーとトランプと針葉樹

時計の針を少し戻そう。 実家の建て替えの際に、「薪ストーブを設置したらいいんじゃないかな?」と軽い気持ちで提案してから半年。実家では、薪ストーブの導入が真剣に検討され始めていた。 その頃、事情があって僕は病院にいた。ちょうどドナルド・トラン…