薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ始生代(1st Season)

薪ストーブ始生代119 始生代のおわり

前にも書いたが、薪ストーブのシーズンは9月から次の年の8月まで、となんとなく設定している。 つまり8月が終わろうとしているということは、薪ストーブのシーズンも終わろうとしているということだ。 「薪ストーブ始生代」と、ややおおげさに名付けた薪…

薪ストーブ始生代118 薪棚の観察~薪は沈む

今年の正月休みに、薪棚を移設し、そこに杉や桧などの針葉樹をパカパカ割って薪を満載に積み上げた。それがこの下の画像だ。 よく見ると左側に雪が見える。 今年1月に撮影。 それから半年以上が経ち、毎朝朝日を浴び続けた薪棚はこうなった。 ちょっとわか…

薪ストーブ始生代117 さようなら玉切り馬1号

あちこちで少しずつ貰ってきた原木。 ある程度たまったので、この猛暑の炎天下の中で玉切りをした。 汗がまとまりになって額からこぼれ落ちていく。これは暑すぎる。 短時間の作業しかできないだろう。 と、急ぎ足で玉切りをしていたら、いつも使っている玉…

薪ストーブ始生代116 今シーズンの薪割りが終わった

2017年の11月に、台風で倒れたくぬぎの木を5~6本処理して、せっせと玉切りして、運んで、ということをしてきたが、8ヶ月ほどかかってようやくほぼ全てを割り終えることができた。 正確にはまだ節だらけのものや、短い玉など、ちょっと訳ありの玉は残って…

薪ストーブ始生代115 二年目の薪作りも大詰め

「電動の薪割り機、いいよー」 という、薪作りの知り合いの方からの悪魔のささやきをよく聞かされる(笑)。 節があっても、堅くなっても、ある程度のものなら電動の薪割り機でさくさく割れてしまうらしいのだ。いつかは必要になる日が来るのだろう。 さて僕は…

薪ストーブ始生代114 くぬぎの玉をおかわり!

ペルー代表の敗北にやや落ち込みながらも、不安だらけで観戦した日本代表の初戦は、大方の予想を覆して勝利をおさめた。いくつかのラッキーに恵まれたとはいえ、結果的に勝ちきったことは素晴らしいと思う。 前回大会で数的優位に立ちながらも勝ちきれなかっ…

薪ストーブ始生代113 コナラの玉を退治した

とある現場でコナラの倒木を処理する時に出た原木を貰えることになった。 で、40センチに玉切りしたものを家の駐車場の土場まで運び込んだ。40玉弱だ。 なかなか迫力がある。 まとまった数のコナラの原木を貰うのは人生初だったので、ちょっとテンションがあ…

薪ストーブ始生代112 チェーンソーのバーを交換する

少し前の記事で、チェーンソーのバーが曲がっているという話を書いた。 「薪ストーブ始生代111 倒木処理の依頼が来た。そしてチェーンソーのバーの曲がりについて - 薪ストーブクロニクル」 僕が使っているチェーンソーは、シングウのSVK346という機種だ。こ…

薪ストーブ始生代111 倒木処理の依頼が来た。そしてチェーンソーのバーの曲がりについて

僕の暮らす村は、住民のほとんどが先祖代々の田畑や山を持っている。 で、その田畑や山の木を切ってほしいという依頼が時々僕のもとにもくる。 チェーンソーで薪作りをしているので、話を持ち掛けてくれる方がおられるのだ。 これは薪ストーブユーザーとして…

薪ストーブ始生代110 コナラの薪割り~コナラとくぬぎの違いについて

人生初の、コナラの薪割りがはじまった。 話によると、コナラはあまり長い間乾燥させると割りにくくなるらしい。まあ、針葉樹だって乾きすぎると割りにくいのは同じだが‥。 今回もらったコナラは倒木だったので、しばらく放置されており、やや乾燥がすすんで…

薪ストーブ始生代109 軽トラのデビュー戦・コナラの原木を入手する

毎日仕事が終わって家に帰ると夕方6時過ぎだ。まだ日は暮れず、外仕事が少しだけできる。 そんな今の季節がありがたい。 春野菜を収穫したり、夏野菜の世話をしたり、薪仕事もしている。 先日はエンドウ豆がたくさん採れた。 スナップえんどうやコリアンダ…

薪ストーブ始生代108 軽トラを入手する

原木を貰える機会があるたびに、軽自動車の小さい後部座席に無理矢理乗せていた。 まあ、こんな積み方では載る量もたかが知れている。 それに、最近とみに原木を貰える機会が増えてきた。 そんなことも重なって、というかかねてより薪運び用の軽トラがほしく…

薪ストーブ始生代107 ネスターマーティンを端材だけで焚いてみる。そして、原生林について

ほんの数日だったが、急に寒い日が戻ってきた。 薪ストーブを焚かなくても過ごせなくはないが、ちょうど割っていた端材が少しあったので、夜の数時間、薪ストーブとともに過ごすことにした。 外気温はぐんぐん下がり、夜明けには一桁、しかも5℃を下回ってか…

薪ストーブ始生代106 マーマレードと薪ストーブ

我が家では春の訪れを告げる行事として、マーマレード作りがある。 毎日食べるわけではないので、それほど大量には作らないが、それでも甘夏2キロ分、ジャムにして3キロ前後の甘夏マーマレードになる。 甘夏はマーマレードに関しては、無農薬栽培のものが…

薪ストーブ始生代105 崩れた薪棚を修復

ついこの間の記事で書いたばかりだが、春の嵐で薪が崩れた。単管パイプで作成した薪棚に積んでいたものだ。 派手に崩れたのだが、幸い屋根のある方に全部崩れたので雨ざらしになることはなかった。 しかし突風くらいで崩れていては、台風シーズンを乗り切れ…

薪ストーブ始生代104 薪棚倒壊。春の嵐にご用心

春の嵐か。 最近は、春にものすごい強風に見舞われることがおおい。 で、先日積み上げたばかりの単管パイプの薪棚の薪が倒壊してた。 原木をもらって、借りた軽トラで薪場まで運んだら、崩れていたのだ。 貰った原木はおもに榎やケヤキだ。どちらも乾燥して…

薪ストーブ始生代103 薪は足りたのか?

2017-2018シーズン。 はじめての薪ストーブシーズンだった。 右も左も分からず、とにかく2016年の秋から薪を集め始め、集めては切って割って切って割って、を繰り返した。 そして初めての薪ストーブシーズンインとなる2017年10月の段階で、そこそこの量の薪…

薪ストーブ始生代102 単管パイプの薪棚、登場!

自宅には薪棚1号機から薪棚3号機までの主力の薪を積む薪棚と、針葉樹を積んでいる薪棚ゼロ号機がある。 今日は、山の中にある、第2薪場の薪棚の話だ。 茶畑が並ぶ茶畑山の一角に、隣のおっちゃんが作った作業小屋が並んでいる。 そこに玉切りしたくぬぎや…

薪ストーブ始生代101 新しい現場(六本木ヒルズ)で細めの原木や枝を運ぶ。

長かった雨もあがり、気温は20℃くらいまでぐんぐん上がり、すっかり春が来た。 外での作業も汗ばむほどだ。 さて、そんな春の陽気の中、新しい現場だ。 田んぼに倒れた細いくぬぎや杉の木をばらして、持ち帰ってほしい、という依頼。 少し前にひとりでチェー…

薪ストーブ始生代100 そろそろシーズンが終わる。

去年の6月のこと。 薪ストーブが設置されたのが嬉しくて、寒くもないのに昼間から焚いていた。 ↑去年の6月の証拠写真。白猫のミケリアはまだ覚醒前。目やにもとれてなくてまだブチャイクだ。 その後、さすがに真夏は焚かなかったが、9月になると気温が20℃を…

薪ストーブ始生代99 焚き付けがないぞ、どうしよう?そしてロードオブザリングについての短い考察

さて、寒波が帰ってきた。 いきなりこんなに寒さが戻ってくるんかい。 昨夜はうちの奥さんが仕事を終えて家に帰ったら、なんと室温11℃。 まさかのこの冬の(室温の)最低気温を記録しているじゃないか。真冬は毎晩焚いていたし、特に寒い日は朝でもガツンと…

薪ストーブ始生代98 ケヤキよ今夜もありがとう

日によっては薪ストーブを全く焚かない日も出てきた。 しかし、あっという間に寒の戻りで寒くなる夜もある。 シーズンはもう終わりが見えてきたが、まだまだ油断は禁物だ。 さて、そんな状況のなか、薪が残り少なくなってきている。 いや、前回の記事で今の…

薪ストーブ始生代97 薪棚3号機が完成。薪棚について振り返りつつ、現在の薪の量を確認する。

薪棚作りはたのしい。 完全な素人日曜大工なのだが、インパクトドライバーのおかげで、実に手軽に作ることができている。 家を建て替えたときにもらった廃材や端材、そして昔から実家に置かれていた用途不明の木材、そして役目を終えたラティスなどを組み合…

ネスターマーティンS33の焚き付け

薪ストーブシーズンもあと少しで終わる。 以前にこんな記事を書いていたのだが、 「薪ストーブ始生代⑫ネスターマーティンには焚き付けをもっと - 薪ストーブクロニクル」 焚き付け材の使い方、そして焚き付けをスタートしてから、薪ストーブはどう変化してい…

薪ストーブ始生代96 春の端材祭り~ネスターマーティンで端材・廃材を焚く

焚く薪が全く無くなったわけではない。 まだあるにはある。 しかし、2月が終わる頃には主力の薪はほとんどその姿を消してしまった。 恐ろしいまでの厳冬期の薪消費量。 2016年秋から2017年の春にかけてせっせと集めた自慢の出前薪がこんなにすぐになくなる…

薪ストーブ始生代95 茶畑山で薪仕事。ようやく薪割りに集中できる環境が整った

去年の10月に襲来した、遅れてきた台風によって、僕の住む村は第2室戸台風以来の大きな被害をこうむった。薪ストーブ始生代・総集編④「茶畑山に入る」 - 薪ストーブクロニクル 村の周辺の針葉樹林、雑木林、その他、かなりの数の木々が倒れたり傾いたりした…

薪ストーブ始生代94 杉の林で薪集め、完結。そして薪棚を満タンに

去年の12月中頃に、台風で倒れた杉と桧の倒木処理を依頼されて、他の依頼と3つくらい重なって嬉しい悲鳴をあげていたのだが。 「薪ストーブ始生代70 更に新しい現場。杉と桧の雑木林へ - 薪ストーブクロニクル」 しばらく忙しくて手をつけないでいたら、大…

薪ストーブ始生代93 金木犀(キンモクセイ)を薪にする

昔、庭に生えていた金木犀(キンモクセイ)。 樹齢は30年ほどだったが、あまり大きくならない木なので、太い幹もあまりなく、せいぜい直径10㎝強といったものが多かった。 伐採して一昨年の11月頃に薪割りしたものをひっぱりだしてきて焚いている。 どうして…

薪場の変遷(2016-2018)めぐるめぐるよ時代はMEGる

初めて薪割りをしたのは2016年の11月。アメリカ大頭領選挙が盛り上がっていた頃だ。 その頃は薪棚も薪を置くスペースもなく、割った薪をどうするかも考えていなかった。 いつかは恒常的な薪棚を作るにしても、まだ家も建て替えをしているときで、薪棚も作れ…

薪ストーブ始生代92 薪を割り始めたら、止まらない

ちっとばかしご無沙汰です。 ブログが止まっていた間、薪活に勤しんでいたかとおもえば、流行り病のインフルエンザにやられてダウン。いやはや浮き沈みの激しい2018年の冬だ。 さて、それでは久しぶりの更新記事は、薪割りについて、だ。 とにかく薪棚を一杯…