薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ前史29 どんころ用の薪棚

チェーンソーなどで薪作りをすると、半端な長さのものが出たり、薪割り中に節が複雑に絡んでどうしても割れないものが時々出てくる。もちろん楔を駆使したり、チェーンソーで縦切りすれば、全て薪にできるのだが、楔を使うと身体を痛めたりするし、 恐い楔(くさび) - 薪ストーブクロニクルチェーンソーでいちいち縦割りするのはめんどくさい。しかも縦切りする場合、安定が悪くて結構危ない目にあったりするので馴れない人はあまりしない方がいいと思う。

で、どうするか?「どんころ薪」として乾燥させ、遊びもかねて焚けばいいんじゃないかと思っている。どんころとは、事情により本来の細長い薪の姿になれなかったちょっと不遇な薪であり、本来であればもっと労られてもいいはずなのだが、積みにくくて管理がしにくいため、忌み嫌われている。かわいそうだ。

しかし、個人的には、結構いいやつなんだと思っている。割りづらいどんころは、かなり大きいままの姿をしていることが多く、ストーブ内でかなり長く燃えてくれるらしい。しかもどんころの形に応じて炎の形も 様々に変化するので見ていて楽しいのだそうだ。

 

というわけで、どんころ専用の棚を作ってみた。

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とりあえずここに適当に積み上げておいて、2、3年ほったらかしにしておこう。いつか役に立つ日がくるだろう。