薪ストーブクロニクル

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初めての薪割り斧におすすめのフィスカースX25~1年間使ってみてのリアルな感想・広葉樹編

薪割り斧フィスカースx25とフィスカースハンマー斧について、1年間使ってみた感想。

前回のつづきだ。

 

今回は広葉樹を実際に割ってみた感想を。

 

①広葉樹(乾燥していないもの)

広葉樹にも色々あって一概には言えないかもしれないが、玉切りしたてのものや乾燥していないものを割る場合は、ほとんど全てX25で事足りた。

節があったり、Y字になっているものも、始めは割り方がわからなかったが、コツが掴めてくると、ここに斧を入れたら割れるな、とか、そういうことがだんだん分かってきたように思う。

そうすると、あえて強力な斧を引っ張り出してくる必要もないなぁ、と感じたりする。

 

とはいえ、乾燥していない広葉樹の玉といっても、栗、ケヤキ、くぬぎ、柿・・・それくらいしか割っていないし、しかもたいした量でもない。あまり参考にならないかもしれない。

一応、その乾燥していない広葉樹を割ったときの記事のリンクを貼っておく。

・栗の薪割り編

 薪ストーブ前史・総集編②「栗の薪割り」 - 薪ストーブクロニクル

ケヤキの薪割り編

薪ストーブ前史・総集編⑤「けやきは割りにくい?」 - 薪ストーブクロニクル

 

②広葉樹(カラカラに乾燥したもの)

玉切り後、あまりの割りにくさに放置されたり、雨ざらしのまま放擲された玉、または、何らかの事情で割られずに置かれたままになっていた木など、乾燥した木をたくさん割ってきた。


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誰が見ても、気持ちよく割ろうという気にはならないかもしれないが、なんといっても薪割り1年生。どんな木でもいいから欲しかった(いや、いまでも欲しい)。だから、「要る?」と聞かれると、「欲しいです」と即答して大量に貰ってきては割っていた。

だから乾燥して割りにくい広葉樹に関しては、なかなかの場数を踏んだという自負がある。

そして、結論からいうと、乾燥しているだけの素直な玉なら、そこそこの長さでもそこそこの太さでもX25で割ることができた。

薪ストーブ前史・総集編③「喫茶店でもらった木材」 - 薪ストーブクロニクル

具体的には、長さ40㎝のカラカラに乾燥した、コナラとおぼしき広葉樹はだいたい一撃で割れた。

乾燥している玉は、水分が抜けて、割り筋が表面に浮かび上がってくるので、そこの筋に沿って斧をいれると簡単に割れた。

筋が入っていない場所は、ある程度割れて小さくなってくると割ることができたが、いきなり無筋を通すのは、慣れないと難しかった。無筋を通すのが無謀なのは麻雀と同じである。

 

問題はカラカラに乾燥して、しかも二股だったり節だらけの玉だ。それでも直径の小さいものなら無理矢理IsoCoreハンマー斧で叩き割ることもできた。しかし、極太で乾燥した、しかも節ありの玉などは普通に斧で割るのはどうあがいても無理だった。

 薪ストーブ前史・総集編④「極太乾燥玉編」 - 薪ストーブクロニクル

これはフィスカースだからとか、グレンスフォッシュなら割れる、とかそういうことではなく、きっとどんな斧でも初心者には割れないのだろう。

そして達人と呼ばれるような人がやると、案外普通の斧でも割れたりするのだろう。

だから、そういう意味で、絶対にこの斧じゃないと、みたいなことではないのだと思う。

 

ただ、フィスカースX25は結構軽くて使いやすいので、わりと力のない人でも思い通りに振れるのではないかとは思う。

面白いもので、初めてこの斧を使ったとき、あまりの重さと恐怖心に、こんな恐ろしげなるものを使いこなして薪割りなんかできるんだろうかと、ものすごーく不安になったものだ。

それが数ヵ月、ブンブン振り回していたら、いつのまにか重さを感じなくなっていた。

ああ、この斧は使いやすいんだとよくわかった。フィスカースに限らず、初めて斧を使う人は、最初の「うわー重いなー」という感想に惑わされず、それなりの重さのものを購入した方がいいと思う。重さには慣れると思う。

 

さて、極太で節だらけでしかも乾燥した玉に関しては、やはり楔を使ってある程度のサイズにしてから、ハンマー斧で叩き割り、最後にX25で好みの大きさに揃えて薪だなに積んでいた。

でも楔を使いたくなかったら、薪の長さを40㎝とか45㎝とかにこだわらず、もう少し短い薪にするつもりで玉切りすれば、乾燥した木や節、二股の木も割ることができた。

斧は何種類かあっても、割る楽しみが増える。

フィスカースは素晴らしい斧だが、やはり不安にグレンスフォッシュの斧は大変かっこよかった。ファイヤーサイドのショールームで穴があくほど見てきたが、やはり一つくらいグレンスフォッシュの斧があってもいいよなぁ。グレンスフォッシュ貯金しようかなぁ、と、考えたりする今日この頃である。