薪ストーブクロニクル

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薪ストーブ始生代22 薪は足りるのか①~短い広葉樹薪とどす黒い薪の棚

今年の薪は足りるのか。

薪ストーバーの永遠のテーマだ。

 

ここからしばらく、今薪棚に積まれている薪の量と質を検証し、どれくらい消費していくのかを予想しつつ、現状を把握したい。

果たして今シーズンの薪は足りるのだろうか。

 

まずはじめはこの薪棚を見ていこう。
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ここには二種類の薪が積まれている。

ひとつは長さ20cmほどの短い広葉樹の薪で、もうひとつは真っ黒になるまで野外に放置され、所々キノコなんかも生えてきたどす黒い薪だ。こちらもがっちりした広葉樹で長さも40㎝ほどあり、申し分のない薪と言える。もし、雨にさらされすぎて成分が抜けてしまっていなければ・・・。

 

ちなみにそれぞれの薪を手に入れた経緯については以下のページを参照してほしい。

まず、短い広葉樹の薪は以下の通り

薪ストーブ前史・総集編④「極太乾燥玉編」 - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブ前史63 極太巨大玉のラスボス相手に大苦戦 - 薪ストーブクロニクル

そしてきのこが生えてきた、どす黒い薪については以下の記事に書いた。

薪ストーブ前史⑮キノコ薪と薪棚の成長 - 薪ストーブクロニクル

 

と、まあ、こんな感じで入手してきたそれぞれの薪だが、短い広葉樹の薪は、巡航運転には達していなくて、温度が上がってきた時に、あたかも蒸気機関車に石炭をくべるように、ホイホイと炉内に放り込んで温度を上げるのに重宝している。
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こんな感じのサイズ感。

短めのラップの箱ぐらいのサイズだ。

 

どす黒い薪は、短い広葉樹薪の下に積んであるのでしばらくは使用不可能だが、折を見てちょこちょこ焚いていきたい。

戦力として計算できるのか、見極める必要もあろうかと思う。

実は6月の試し焚きのときに一度このキノコの生えたどす黒い薪を焚いている。薪ストーブ前史52 キノコ薪を燃やす - 薪ストーブクロニクル

このときはよく燃えた。

量的にはそこそこあるので1ヶ月分くらいあるのかな?ないのかな?

 

同じ薪棚を横から見るとこんな感じ。短い薪を積み上げているので、実に薄っぺらい薪の壁ができている(笑)。
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短い広葉樹薪とどす黒いキノコ薪、それぞれ1立米ほどであろうか。

 

こんな頼りない薪で足りるのだろうか?いや、まだまだ他にも主力部隊があるのだ。折を見て紹介していく。

 

つづく