薪ストーブクロニクル

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薪ストーブ始生代26 薪は足りるのか⑤~侮れない針葉樹の薪

しつこすぎる「薪は足りるのか?」シリーズもいよいよ最終回。

 

最後を飾るのは針葉樹薪だ。

例によって針葉樹についてはこちらの記事を参照のこと。

針葉樹薪には、お蕎麦屋さんでもらった杉と、近所のおっちゃんにもらった松がある。

・杉について

薪ストーブ前史・総集編①「はじまりはいつも針葉樹」 - 薪ストーブクロニクル

・松について

薪ストーブ前史・総集編⑥「松の薪割りに大苦戦」 - 薪ストーブクロニクル

 

杉の薪割りをしながら、棚にどんどん積んでいったのだが、これらの杉は薪ストーブシーズンの開始と共にどんどん焚き付け材としてさらに細かく割られたり、あまり寒くない日のメインの薪として炉に放り込まれたりして、どんどん減っていった。10月がもうすぐ終わろうとする段階で、針葉樹専用薪棚は半分ぐらい目減りしている。

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↑これはまだ少ししか減っていないけど、日に日にスカスカなっていく針葉樹の薪たち。

しかし、これは何を意味しているかというと、針葉樹の薪は焚き付けやシーズンインの今の時期にめちゃめちゃ重宝しているという事なのだ。

焚き付けにしてもどんどん燃えて、一気にストーブの温度を上げることができるし、ネスターマーティンなら、針葉樹の薪でもそこそこの時間燃え続けてくれるので、普通の薪としても、充分戦力になりうる。

置く場所がたっぷりあれば、もっと欲しいくらいだ。


さて、もうひとつの針葉樹薪は松だ。

松は裏側や表など、様々な場所に分散して置いている。

意外と乾燥が早かったので、もうすでに焚いているのだ。いい感じで燃えてくれているが、問題は煙突の煤がどうなっているか、という、その心配だけだ(笑)

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ちなみに右に写っているコンテナには、小枝や細枝、樹皮などの焚き付け材が入っている。

折をみながらこれらも利用していく。

 

さて、これでシーズンインまでに集めてきた薪を全て紹介した。

 

①短い広葉樹の薪 0.5立米

②黒いキノコ薪 0.8立米

③桜の薪 1.2立米

④喫茶店薪 1立米

⑤栗薪  0.5立米

⑥けやきの薪 0.2立米

⑦その他の雑木薪 0.2立米

⑧杉の薪   1.5立米

⑨松の薪   0.5立米

 

広葉樹の薪が4.4立米。

針葉樹の薪が2立米。

 

つまり広葉樹約2.5トンと針葉樹約800キロというところか。合計3.3トン。

とりあえず現状はこれが手持ちの全てのカードだ。

シーズンの終わりにまた、振り返ってみることにしよう。