薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

冬野菜の異常な価格高騰と、サニーレタスの収穫

秋に延々と降り続いた長雨の影響で、種まきの時期が遅れた冬野菜は、本来なら収穫のピークを迎えるはずのこの時期になってもほとんど採れない。

そのため、スーパーやデパートの野菜売り場では、とんでもない値段のついた野菜を見かけることになる。

 

僕も正月にフラりと出掛けて見た野菜の値段に驚愕した。

旬の時期にほうれん草や春菊が一袋400円もするなんて、ちょっとえぐい。うちの畑にも春菊以外の葉物野菜は、ほんの小さいのしかないので、おなじようなものだ。

 

ブロッコリーは599円もした。うちのやつらは、三度に渡る台風の脅威に耐え抜いて、なんとかある程度の収穫をすることができた。

 

そして、中でも最も開いた口が塞がらなかったのが、サニーレタスの値段だ。

小さめのサニーレタスがなんと699円だ。つまり約700円。

700円といえば相当色んな物が買えるぞ。わりといいお刺身が買えるし、安めのビールの6缶パックだって買える。バス代の安いスリランカでは国の最北端から最南端まで移動しても交通費は700円ぐらいかもしれない。

 

‥‥‥

 

話がそれたが、その大不作のサニーレタス。

我が家でも初代のリーフレタスは台風でいじけてしまい、大きくならなかったのだが、台風の後に植えた、赤い葉のサニーレタスはじわりじわりと大きくなってきた。

鶏糞が効いたのだろうか。

 

ちょうど美味しいロースハムが手に入ったので、採れたてのサニーレタスと一緒にパンにはさんで、ハムサンドを作ろうと思って収穫してきた(ああ、やっと本題に入った)。
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葉は小さめだが、パリッとしていてやたらと瑞々しい美味しいサニーレタスだった。

 

この冬は、農家にとっては受難としか言いようがない状況が続いている。

 

土の恵みに感謝し、このわずかなサニーレタスを、大切にありがたくいただいた。

 

(本題に入ったと思ったらあっさりと終わってしもた(笑))