薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ始生代74 最高傑作誕生か。薪ストーブプリン

薪ストーブクッキングも板についてきた。

年末年始のおもてなし用に薪ストーブでプリンを作った。
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美味しそうな巨大プリン。

その顛末を見ていこう。

 

事の発端は、クリスマスに使った生クリームが残ってしまい、何か薪ストーブを使って美味しいものを作れないか、調べていたことだ。

気楽に、プリンなんかいいんじゃないの?という感じで調べていたら、オーブンの温度は低め、しかも、耐熱皿を2重にして、下の皿には焦げないように常に水が入っていないとダメなのだそうだ。

 

これはなかなか製法が複雑だ。

こんなのって薪ストーブでできんの?

 

まあ、やってみました。

 

原液を作って、型に入れ、その下にはもう一枚少し大きめの耐熱皿を敷く。その中に水とタオルを入れて二枚まとめて薪ストーブの中にイン!

 

温度が高いと全体が固まる前に焦げる恐れがあるので、空気量を少なくした。

 

そして、炉内を懐中電灯で照らしながら、常に状態をチェックする。
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レシピには薪ストーブで何分焼く、なんてことは当然書いてないので(普通のオーブンなら40分だった)、完全に手探りだ。

20分もしたら、全体がいい色になってきたので、取り出した。

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いい感じだ。

 
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お皿に乗せて試食。

 

むむ。

普通のプリンとは全く違う味だ。

食べたことのないプリン。

どこが違うかというと、ものすごくスモーキーなのだ。

大人の味わい。絶対に洋酒(スコッチなど)に合うはずだ。

 

年末年始、色んな人に食べてもらったが、軒並み高評価だった。

また作ろう(主に奥さんが)。