薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ始生代76 薪棚1号機の変遷

ラストサマー。

 

つまり去年の夏。

 

生まれて初めて薪棚なるものを作った。

作り方も分からず、画像を見ながら適当に作った。適当でも、インパクトドライバーがあればそれっぽいものが作れるところがすごい。

というわけで、完成。

薪棚1号機。

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そこら辺にあった雑木を並べていく。
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猫も何事かと集まってくる。

 

花なんかも飾ってみたりする。
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少しずつ増えていく薪。この状態で10月下旬に、激烈な暴風を伴った台風が直撃。

しかし、第2室戸台風以来の被害をわが村にもたらした台風も、自作のへっぽこ薪棚を破壊するには至らず。

心底ホッとした。

 

その少しあと。一気に薪棚っぽい様相を呈してくる。

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これは何があったかというと、「薪バブル」が起こったのだ。

台風で倒れたくぬぎをせっせと集める過程で、丸い腕薪をどんどん並べたり、くぬぎのボケ薪を置いていった。

 

そうこうしているうちに、冬になり、薪棚にも雪が積もる。
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風流な光景だ。この画像、ブログのホーム画面に採用したいくらいだ。

 

12月の雪はさっさと溶け、ボケ薪を並べ終えた。
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次に杉や桧などの針葉樹を割って並べていく、そんな年末。
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そして、一番上のスペースに、じじむさいドンコロ薪を詰めこんで95%は埋まった。f:id:akagestoves:20180110184205j:image

これが1月前半現在の薪棚1号機の様子だ。

 全部埋まれば3.8立米ほどの薪を収納可能。

計算ではこれで1年間の薪の大部分を賄うことができるはずだが、例によって甘すぎる見立てかもしれない。

 なにせ、中身はボケ薪や針葉樹、それに名もない(というか名も知らない)雑木たちなのだ。

あまり期待しない方がよいと思う。

でも、だが、しかし、上質な薪ではないものの、それでも薪棚にぎっしり薪が詰まっている光景は、なんとも心が和むものだ。

 

さあ、2棟目の薪棚を作るかー。