薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

雨上がる。じゃがいも植える。猫草を収穫する。

長雨がようやくあがり、金曜日あたりから青空が戻ってきた。

 

先週の週末に植えようと思って、種芋を切り分けていたじゃがいもだけど、雨が続く予報だったので見合せていたのだ。

 

で、一週間前に切り分けて、腐らないように断面に灰をつけておいたものを、満を持して植えた。

 

今回チョイスしたのは2種類。

「インカのめざめ」と「アンデスレッド」だ。なんとなく南米系、それもペルーっぽい名前の種芋にしてみた。

まあ、もちろん名前がそうだからといって、ペルーの原種に近い芋というわけではなく(当たり前だ)、購買意欲をそそるネーミングをつけるのはマーケティングの一環なんだろうけど、そのマーケティングにどっしりのっかってみた(笑)。

 

じゃがいも用に、短めの畝を5本立てておいたのだが、たいした数もなかったので、そのうちの4本だけを使って植えた。

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芋間は30㎝。

間に堆肥と鶏糞となたね粕を少しず置いた。
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 しばらくは雨も降らないようなので、都合がいい。寒さの底も過ぎたので、あとは芽かきをして土寄せをしてあげれば、それなりの芋は採れるはずだ。

去年の秋に秋じゃがの栽培に挑戦したのだが、芽が出てすくすく育っていた矢先に、遅れてきた巨大台風がうちの村を襲って、白菜や葉もの野菜や大根とともにじゃがいもも全滅させられた。

まさしく地上に出ているものを全てなぎ払うかのような風だった。

 

今の季節はそんなことにはなるまい。

初夏のじゃがいもの収穫が楽しみだ。

 

さて、今の畑には、これからに期待できるものがいくつか育っている。

まず、定番のスナップえんどうとエンドウ豆。
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そして結球し始めた春キャベツ。
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肥料を切らさないようにせねば。

 

その他にもニンニクがすくすく育っている。

晩秋に植えた玉ねぎはなぜか生長しなかった。

 

同じ日の農作業で。

夏野菜を植えるための土起こしをしているのだが、スコップにとんでもない手応えがあって、あわててツルハシに持ち替えて堀すすめるとこんなものが顔を出した。
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畑からなんつーでかい石。
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別にうちの集落でその昔、巨石文明が栄えた、とかそういうことはないのだが、巨大な石が土からゴロゴロ出てくる。

去年の夏からいじり始めたばかりの畑なので、まだまだ開墾している途中なのだ。

 何年かかるか分からないが、しっかり石を取り除いて理想的な畑に育てていきたいものだ。

 

畑の近くに生えていた猫が喜ぶ草を、収穫して鉢に入れて、ミケリアとごっすんに与えた。

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大喜びで、がしがし食べてる。

春は抜け毛の季節。草でお腹の調子を整えているみたい。

ブラッシングもしてやらねばなぁ。