薪ストーブ始生代113 コナラの玉を退治した
とある現場でコナラの倒木を処理する時に出た原木を貰えることになった。
で、40センチに玉切りしたものを家の駐車場の土場まで運び込んだ。
40玉弱だ。
なかなか迫力がある。
まとまった数のコナラの原木を貰うのは人生初だったので、ちょっとテンションがあがった。なんといっても、コナラは薪の王様と言われているのだから。
で、コナラの薪割りが始まった。
しかし、コナラがそもそもそういうものなのか、それとも貰った原木が固くなっていたからなのか、とにかくこのコナラは割るのに大変難儀した。
たいした節は無さそうなのに、悲しくなるほど割りづらく、フィスカースのハンマー斧でさえ歯が立たず、やむなく楔を持ち出したりして、半ば意地になって割りまくった。
仕事帰り、家の駐車場に車を停めて、部屋にはいる前に毎日一玉、二玉、とコツコツ割っていって、徐々に徐々に玉を減らしていった。
そして先日遂に、すべてのコナラの玉を薪に割り終えた。
最近は小割りブーム、というか、燃焼効率を考えれば小割りがいいらしい、という情報を得て、なるべく細かく割ることを心がけていたので、余計に苦労したが、苦労した甲斐あって、なかなか素敵なコナラの薪になった。
今年の冬に焚くのはやや早すぎるだろうから、1年半ほど乾燥させて、来シーズン以降に使うことにしよう。
しかし、コナラって本当はどうなんだろうか。こんなに割りにくいのか、それとも、本当はバックリ気持ちよく割れるものなんだけど、僕が貰ったこのコナラに難があっただけなのか? 次にコナラを手に入れたときは、再び割り味を吟味してみたい。
ともかく、あの割りにくいコナラが終わって、ホッとしている(笑)。