薪ストーブ原生代⑪ 玉切りについて考える
先日、ダンプカーに満載の雑木が我が家に届けられた。それを順次玉切りして、濡れないように空いていた薪棚に置いていくと、こんなことになった。
もともとはこの状態だった。
で、こんな感じで積みあげていた。
このまま放っておくと、頻繁に通過する台風の豪雨に晒されて、どんどん朽ちていってしまうだろう。
早く玉切りだけでもしてしまわないと。
と、そう思っていたわけだが、平積みされた雑木をそのまま玉切りしていくのは、予想外に腰に負担が大きかった。
あー、腰いてぇと、座り込んで切ったり、休み休み、3日かけて玉切りし終えた。
それが最初の画像だ。
針葉樹ではないので、途中で刃を目立てして、切っていった。こうしてみると、断面が白かったり、黄色かったりオレンジだったり、赤みがかってたり。
なかなかきれいだ。
玉切りしても、あんまり放置しすぎると、乾燥しすぎて割りにくくなる。
だから、これでもう安心、というわけじゃないんだけど、これであとはボチボチ時間を見つけて割っていけばいいわけで。
年末年始にはまとまった休みも取れそうだし、まあしばらく薪割りを楽しめるだけの玉はできたと言えそうだ。
そういえば、この前、煙突掃除をしたのだが、その時道具を借りた知り合いの方に、お礼として薪を持って行った。
ちょっとしたお礼に何を持っていこうか、少し迷ったのだが、その方も(煙突掃除の道具を持ってるくらいだしもちろん)薪ストーブユーザーなので、薪なら喜んでもらえるだろうという考えがあった。
左から桧、くぬぎ、名前の分からない雑木、柿の木。
四種類持っていって焚き比べを楽しんでもらおうという趣向だ。
形だけのお礼は、なんとも気が進まない。
ちゃんと喜んでもらえるものを、喜んでもらえる人に贈りたい。
そんなことを思ったわけで。