薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ原生代27 十二月、ボケ薪を焚き始めた

うちの新しい家族と薪棚。
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ひょんなことから、我が家に犬がやってくることになった。柴犬のはっちだ。

柴犬は運動が特に大切なので、いままで以上に早起きになった。

 

さて、まだ寒さが厳しくなる前なので、ちょっと前までは針葉樹を焚いていたが、最近ボケ薪を焚き始めた。

 

今焚いているボケ薪については以下の通りだ。

ボケ玉とボケ薪 - 薪ストーブクロニクル

 簡単に入手経緯などを説明しておくと、去年(2017年)の10月の台風でバタバタと倒れたクヌギの風倒木処理をしているとき、枯れかけてキノコなんかが生えはじめたクヌギも一緒に倒れたので、それを玉切って割っておいたものだ。

はっきり言って従来のクヌギよりスカスカで軽く、頼りない印象なのだが、はじめから枯れかけているだけあって乾燥は早かった。

去年の12月に割っているからもう、乾燥期間は何気に1年になる。しかし同じサイズに割ったボケていないクヌギはまだまだ含水率に不安があるが、このボケ薪はしっかり燃えてくれるのだ。

 

針葉樹はまだたくさん残っているが、シーズン終盤の焚き付け用に残しておくことにして、ボケ薪を室内な薪棚に積み上げた。
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ついでに、時間のある時に、各種焚き付けボックスを一杯にしておいた。
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 焚き付けボックスの種類は、

 

①杉の葉っぱ

②チビ端材と割りばし

③針葉樹の細割り

④ボケ薪の切れ端

⑤おおきめの端材

⑥薪割りで出た切れ端

 

の、六種類ある。

 まあ、はっきり言ってこんなに細かく焚き付け材を細分化する必要はないのだが、うちにあるネスターマーティンは焚き付け材を大量に消費するので、いつもたっぷりの焚き付けがないと不安なのだ。

 

さて、そのたっぷりの焚き付けでいい感じに巡航運転に達したストーブ。

そこにボケ薪をぶちこんでいく。

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しっかり乾いているので、すぐに薪に火が回る。
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ボケ薪で、充分に温かい。

 

こんな感じのボケ切った薪もぶちこむ。

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部屋はポカポカ。猫も大満足の暖かさだ。

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ボケ薪のメリットは・・・

①乾きやすい。

②火が回りやすい。

 ③意外と温度が上がる

 

そしてデメリットは・・・

①まっすぐ割れない時がある

②ボロボロ破片がこぼれて、部屋がとにかく汚れる

③ボケてない薪にはかなわない

 

さて、貴方はこんなボケ薪を使いますか?

 

僕は即答でこう言うだろう。

 

「え?ボケ薪?貰います!」