薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブオルドビス紀⑤ オイルランタン物語・後編~薪集めが本格化してきた

前回からの続き。

 

農機具小屋で見つけた古ぼけたランプのようなもの。

実は亡き父が40年前に使っていたDIETZ社のオイルランタンだった。

ばらして芯を新しくつけ直し、きれいに磨いて、さて、果たして40年の時を越えて、無事に火は灯るのか?

 

というのが、前回までのあらすじ。

 

はっきり言って、後編まで引っ張るほどの事はなかった。

 

結論から言ってしまえば、ランタンは何事もなかったかのように、灯った。
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画像ではやや白っぽい灯りの色だけど、実際にはやや暗めのオレンジ。f:id:akagestoves:20201222193847j:image

辺りを白日のもとに晒すような、圧倒的な明るさはもちろん望むべくもないわけで。

 

ほんのり周囲が明るくなる程度。

 

照明としての能力はひかえめだけど、雰囲気は抜群だ。

 

寒い冬にはあまり登場の機会がないかもしれないが、冬が終わって、また屋外で夕食を食べる季節が来れば、それなりに活躍してくれるのではないかと、期待している。

 

 

さて、これだけではブログとしてはあまりにお粗末だろう。

 

薪ストーブブログらしく、薪ストーブのネタをしっかりぶちこんでいきたい。

 

今年は去年よりは明らかに寒い。

 

薪の減るペースも、なかなかのものだ。

おそらくこのシーズン(オルドビス紀)が終わる頃には、そこそこ薪を消耗し、薪棚のスペースも空いてくるだろう。

 

長らく手を抜いていた薪集めと薪割りを始めよう。

 

今回のターゲットはこいつら。
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元玉の直径50センチに迫ろうかという、かなりの巨木のアラカシ。

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ほぼ節もない理想的な樫だ。

 

こいつは先日、隣のおっちゃんに頼まれて伐倒したものだ。

 

伐採の駄賃に薪をもらう。

 

ちなみに道路から至近距離、というか、この木の樹頂の部分は伐倒時、道路に達したくらいなので、運搬は簡単。

樹種はアラカシ。

大きさもご立派。

 

3拍子そろった、理想的な薪現場といえよう。

 

さて、当日は天気が怪しかったので、さっさと玉切り。


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さすがにこれだけの材積のアラカシを切っていくと、テンションも上がる。

 

すばやく、軽トラに積む。
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そして、家の薪割り場に運び込んだ。


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うーむ、久しぶりの玉切りが積み上がるこの光景。

かなりご無沙汰な気がする。

 

また毎日薪割りをする日々が始まる。

 

一通り割り終わる頃には胸筋が育つだろう笑

 

まだまだ現場には桜を中心にたくさんの原木があるので、薪運び、玉切り、薪割り、薪棚に積む。という一連の薪活を始めよう。