崩壊したときが、焚き時だろう。 いきなり、なんの話かというと…。 大雪で樫の薪棚が崩れた。 もともと屋根として置いていたトタンが不安定だったので、不思議はないが。 雪の重みで屋根が落ちたとき、薪棚の上半分の薪も運命を共にして崩れてしまったようだ…
薪の移動が好きだ。 乾燥した薪を、玄関前のスタンバイ用薪棚に移動させたり、新しく入荷する予定のフレッシュな薪たちのために、薪棚を空けて、薪棚をマネジメントするのは薪ストーブユーザーの日常業務だ。 今年の薪はこの薪棚の薪を使おう。 来年用の薪の…
冬が始まる。 今年は秋が来るのも少し遅かった感じで、そのまま晩秋が続いていた気がする。 近くの山もなかなか冠雪せず、かといって暖かいわけでもなく、雪のない枯れ野の風景がいつまでも続いていた印象。 それが、一転。一気に冬が始まったように感じる。…
今回はナメコの話だ。 しかしその前に、薪ストーブブログらしい話を…。 薪は沈む。 とてもシンプルな事実だ。 それを証明する画像があるので載せておこう。 ↓この薪棚の左上を定点観測してみた。 拡大してみる。 ↓これが現在の姿。 ↓撮影した角度が少し違う…
原木栽培椎茸なんて、木に菌を打てば簡単にできると思っていた。 それでも、一応育て方を調べて、手順を守って栽培してみた。 ①菌打ちから 原木椎茸となめこを育てる~きのこの菌打ちをする - 薪ストーブクロニクル ②仮伏せ 原木椎茸の仮伏せ~冷やさないよ…
銀杏の季節だ。9月末から10月の頭にかけて、近所の神社を散歩すると、独特の匂いで満ち満ちている。 落ちてる落ちてる。大量の銀杏だ。 むせかえるような、あの匂いがこの空間を支配していて、なかなか強烈だ。 最近知ったとこだけど、銀杏の粒にも大きさ…
借りている土地にある大きな栗の木が今年も大粒の実をつけた。少し採らせてもらって栗ご飯にしていただいた。 栗は落ちているイガグリを拾う方が楽だけど、まだ若い枝についているイガグリを高枝バサミで落として収穫した方が美味しい。 実も柔らかくて皮も…
うちのブログでは9月が薪ストーブのシーズンイン。 今シーズンで6年目だ。 試行錯誤しながらも5年間薪ストーブと関わってきて、さすがに少し慣れてきた気がする。 小割りにする焚き付けの用意なども、割りやすそうな杉の選定から、ある程度の大きさまで割…
理想の薪とはなんだろう。 ほんのひととき焚き火をするだけなら、すぐに火がついて扱いやすい針葉樹こそが理想だろう。 しかし夜を徹しての長い焚き火なら、そこにはもう少し火持ちのよい雑木も欲しいところだろう。 薪ストーブとなるとまた話は変わってくる…
薪ストーブを導入して5回目の冬が終わって、無事、煙突の掃除も完了した。 春に頸椎のヘルニアを発症したために、首に負担のかかる薪割りはもう4ヶ月ほどしていない。 こんなに薪割りをサボったのは、今の生活になってから初めての事だ。 つい最近、よくお…
久しぶりの更新。 史上最速ペースで梅雨が明け、うだるような真夏の日々が始まったと思ったら、一転、台風4号の影響で梅雨のような雨が続いている。 そんな雨の休日。 煙突掃除をすることにした。 薪の割りすぎ?で頸椎の椎間板ヘルニアになったり、日々色々…
2021年、今年の一枚。 今年もキノコをたくさん食べた。 ↑これはナメコ。幼菌と饅頭サイズに育ったものが共存している。というか、手前の饅頭サイズのものは、ヌメリスギタケモドキかと思ったが(どちらにしても食べられるキノコだ)味はナメコだった。 右上…
我が家のオフグリッド生活については、これまで、以下のページに色々書いてきた。 オフグリッド カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル 主に「オフグリッド入門」と題して、エネルギー、水、ガス、電気、といった生活に欠かせないものを少しずつ自給…
薪ストーブ料理の基本であり、定番であり、そして永遠のテーマとも言える、「焼き芋」。 今シーズンは、初めてその永遠のテーマと正面から向き合った。 理由は、簡単。 畑で初めてさつま芋を栽培したからだ。 まず、手始めに庭の竈で作ってみる。 コーヒーも…
薪棚が薪で満たされ、1年以上かけて乾燥し、やがて焚かれて一瞬のうちに灰となり、煙は煙突から出ていく。 すると薪棚は空になる。 そこに新しく集めてきた薪を割ってまた満たしていく。 薪作りとは言ってみれば、その繰り返し、永久運動だ。 我が家で一番…
去年初めて収穫した新ものの小豆。 ぜんざいにして食べた。 小粒だけど、しっかり小豆らしい味がして、感無量だった。 また次のシーズンも作ろうという気持ちが湧いてくる、贅沢な瞬間。 普段食べるものではなく、ハレの日のご馳走だった。 さて、寒さが一旦…
年が明けてから、しばらくは怒濤の忙しさ。 更新もご無沙汰だった。 ぼんやりしている間にアメリカのボスの首もすげ変わって、その影響で、またトランプの頃とは違った思惑で世の中が回っていくんだろう。 変化に巻き込まれて命の危険に晒される人、利益誘導…
アイヌの言葉で雪は「ウパシ」。 朝起きると、窓から見えるのは、右も左もウパシ、ウパシ、ウパシ。 しばらく、年末と思えないくらいの暖かさだったので、大晦日の土壇場に来て、ようやく年末感が出てきた。 今年も今日で終わり。 パンデミック狂想曲に翻弄…
前回からの続き。 農機具小屋で見つけた古ぼけたランプのようなもの。 実は亡き父が40年前に使っていたDIETZ社のオイルランタンだった。 ばらして芯を新しくつけ直し、きれいに磨いて、さて、果たして40年の時を越えて、無事に火は灯るのか? というのが、前…
我が家の農機具小屋にひっそりと置かれていたランプのようなもの。 レトロな雰囲気がよかったので、とりあえずオブジェとしてそのまま居てもらっていた。 手に持ってもやたらと軽くて、自分のイメージにある本格的なランプやランタンの類いとは違う、オモチ…
紅葉の季節を過ぎれば、あとは枯れ野と雪景色。 少し前はこんな風に紅葉を楽しんでいたのに、 気がつけば冬が来ていた。 寂しい風景には違いないけど、薪ストーブユーザーにとっては待ちに待った季節の到来である。 雪が来る前に薪棚の補充をしよう。 数日前…
これまでオフグリッドについてはちょこちょこ書いてきた。 http://akagestoves.hatenablog.com/archive/category/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89 4年ほど前にそのコンセプトを耳にし、共感して、自分の暮らしにどう落とし込んでい…
気がつけばもう師走が手の届くところまで来ている。新しい薪ストーブシーズンが始まったというのに、ブログの更新は完全に凍結されていた。 いやー、毎晩楽しく薪ストーブライフを送ってるんだけどなぁ。 10月9日に初焚きを済ませて、10月は7回焚いた。11月…
暑かった8月も過ぎ去って遥か遠くに霞み、我が家の猫たちが夜、布団に温まりに来たり、膝に乗ったりするようになった。 薪ストーブシーズンがまたやってきたということだ。 ちなみに我が家の猫たちは、室温22℃になると、人間に暖を求めに来るというデータが…
今年も無事に土用干しをすることができた。 全然土用じゃないけど。 今年の土用の頃は、雨ばかりで、ほとんど太陽を拝めなかった。 そしてそもそも、まだ赤紫蘇が大きくなっていなかったので、紫蘇漬けが完了していなかったのだ。 畑から赤紫蘇を刈り取り、…
長い長い梅雨が終わった。 我が家の駐車場では、朝のうちだけ咲く花が満開を迎えている。 それがこれだ。 いや、これだって言われても、ただのボーボーの雑草ですがな。 実はこの雑草らしきものを近くで観察するとこんな感じなのだ。 青い花びらが2枚、特徴…
春が過ぎ、梅雨に入り、緊急事態も今や昔、とはいえ第二波に戦々恐々。 世界では感染者が1000万人突破。 いや、これは何か目に見えない思惑のために仕組まれたシナリオだ。 新しい生活様式が必要? はっきり言ってどこ吹く風だ。 世の中がコロコロ変わろうと…
スーパーマーケットに行けば、今が端境期だなんてことを忘れてしまうくらい、ありとあらゆる野菜が棚に並んでいる。 だから、食べる野菜がないなんて言っても信じてもらえないかもしれない。 でも、確かに今は冬野菜と夏野菜の収穫期の境の、野菜が採れない…
色あせたゴールデンウィーク。 四月の後半からはぼちぼち薪ストーブを焚かない夜も出てきた。仮に焚いたとしても、針葉樹の杉やヒノキで軽く焚いてそのまま鎮火というパターンが多い。 そしてここ数日は全く焚かなかった。 晴れが続いて、ポカポカ陽気。 電…
前回からの続き。 電気を作る生活を始めた。 屋根に乗せて家中の電気をまかなうような、立派なものじゃない。 コロナウイルスの一斉給付金で買えちゃうくらいのささやかなものだ。 晴れた日中にデッキや庭に置いて充電。 太陽光パネルは日が暮れたら家の中に…