薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブデボン紀① 台風の通過とともにシーズンイン。プリッキーヌの話

うちのブログでは9月が薪ストーブのシーズンイン。 今シーズンで6年目だ。 試行錯誤しながらも5年間薪ストーブと関わってきて、さすがに少し慣れてきた気がする。 小割りにする焚き付けの用意なども、割りやすそうな杉の選定から、ある程度の大きさまで割…

薪ストーブシルル紀④ 理想の薪を求めて~クマシデ編

理想の薪とはなんだろう。 ほんのひととき焚き火をするだけなら、すぐに火がついて扱いやすい針葉樹こそが理想だろう。 しかし夜を徹しての長い焚き火なら、そこにはもう少し火持ちのよい雑木も欲しいところだろう。 薪ストーブとなるとまた話は変わってくる…

薪ストーブシルル紀③ 真夏の亡霊

薪ストーブを導入して5回目の冬が終わって、無事、煙突の掃除も完了した。 春に頸椎のヘルニアを発症したために、首に負担のかかる薪割りはもう4ヶ月ほどしていない。 こんなに薪割りをサボったのは、今の生活になってから初めての事だ。 つい最近、よくお…

薪ストーブシルル紀② 煙突掃除を1年サボるとどうなるか?2年ぶりの煙突掃除

久しぶりの更新。 史上最速ペースで梅雨が明け、うだるような真夏の日々が始まったと思ったら、一転、台風4号の影響で梅雨のような雨が続いている。 そんな雨の休日。 煙突掃除をすることにした。 薪の割りすぎ?で頸椎の椎間板ヘルニアになったり、日々色々…

薪ストーブシルル紀① 2021年春夏秋冬総集編

2021年、今年の一枚。 今年もキノコをたくさん食べた。 ↑これはナメコ。幼菌と饅頭サイズに育ったものが共存している。というか、手前の饅頭サイズのものは、ヌメリスギタケモドキかと思ったが(どちらにしても食べられるキノコだ)味はナメコだった。 右上…

オフグリッド中級編① 節電の本丸、冷蔵庫を止めよう

我が家のオフグリッド生活については、これまで、以下のページに色々書いてきた。 オフグリッド カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル 主に「オフグリッド入門」と題して、エネルギー、水、ガス、電気、といった生活に欠かせないものを少しずつ自給…

薪ストーブオルドビス紀⑩ 永遠の焼き芋

薪ストーブ料理の基本であり、定番であり、そして永遠のテーマとも言える、「焼き芋」。 今シーズンは、初めてその永遠のテーマと正面から向き合った。 理由は、簡単。 畑で初めてさつま芋を栽培したからだ。 まず、手始めに庭の竈で作ってみる。 コーヒーも…

薪ストーブオルドビス紀⑨ 薪棚を空ける。満たす。増設する。

薪棚が薪で満たされ、1年以上かけて乾燥し、やがて焚かれて一瞬のうちに灰となり、煙は煙突から出ていく。 すると薪棚は空になる。 そこに新しく集めてきた薪を割ってまた満たしていく。 薪作りとは言ってみれば、その繰り返し、永久運動だ。 我が家で一番…

薪ストーブオルドビス紀⑧ 薪ストーブのあれこれ。あったらよかった!なくてもよかった!

去年初めて収穫した新ものの小豆。 ぜんざいにして食べた。 小粒だけど、しっかり小豆らしい味がして、感無量だった。 また次のシーズンも作ろうという気持ちが湧いてくる、贅沢な瞬間。 普段食べるものではなく、ハレの日のご馳走だった。 さて、寒さが一旦…

薪ストーブオルドビス紀⑦ 平家物語と干したエノキダケ。コナラはコナラ。

年が明けてから、しばらくは怒濤の忙しさ。 更新もご無沙汰だった。 ぼんやりしている間にアメリカのボスの首もすげ変わって、その影響で、またトランプの頃とは違った思惑で世の中が回っていくんだろう。 変化に巻き込まれて命の危険に晒される人、利益誘導…

薪ストーブオルドビス紀⑥ さよなら2020~極太アラカシで割り納め

アイヌの言葉で雪は「ウパシ」。 朝起きると、窓から見えるのは、右も左もウパシ、ウパシ、ウパシ。 しばらく、年末と思えないくらいの暖かさだったので、大晦日の土壇場に来て、ようやく年末感が出てきた。 今年も今日で終わり。 パンデミック狂想曲に翻弄…

薪ストーブオルドビス紀⑤ オイルランタン物語・後編~薪集めが本格化してきた

前回からの続き。 農機具小屋で見つけた古ぼけたランプのようなもの。 実は亡き父が40年前に使っていたDIETZ社のオイルランタンだった。 ばらして芯を新しくつけ直し、きれいに磨いて、さて、果たして40年の時を越えて、無事に火は灯るのか? というのが、前…

薪ストーブオルドビス紀④ オイルランタン物語・前編

我が家の農機具小屋にひっそりと置かれていたランプのようなもの。 レトロな雰囲気がよかったので、とりあえずオブジェとしてそのまま居てもらっていた。 手に持ってもやたらと軽くて、自分のイメージにある本格的なランプやランタンの類いとは違う、オモチ…

薪ストーブオルドビス紀③ 秋が過ぎ去り、冬到来~ネスターマーティンの焚き付け風景

紅葉の季節を過ぎれば、あとは枯れ野と雪景色。 少し前はこんな風に紅葉を楽しんでいたのに、 気がつけば冬が来ていた。 寂しい風景には違いないけど、薪ストーブユーザーにとっては待ちに待った季節の到来である。 雪が来る前に薪棚の補充をしよう。 数日前…

オフグリッド入門⑩ 完結編~セミオフグリッドで行こう

これまでオフグリッドについてはちょこちょこ書いてきた。 http://akagestoves.hatenablog.com/archive/category/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89 4年ほど前にそのコンセプトを耳にし、共感して、自分の暮らしにどう落とし込んでい…

薪ストーブオルドビス紀② 回せ回せ、経済を回せ!キノコの世界。4年目の初焚き。暖かい秋

気がつけばもう師走が手の届くところまで来ている。新しい薪ストーブシーズンが始まったというのに、ブログの更新は完全に凍結されていた。 いやー、毎晩楽しく薪ストーブライフを送ってるんだけどなぁ。 10月9日に初焚きを済ませて、10月は7回焚いた。11月…

薪ストーブオルドビス紀① 薪ストーブ焚いて四年目。ますます高まる初焚きへの期待感

暑かった8月も過ぎ去って遥か遠くに霞み、我が家の猫たちが夜、布団に温まりに来たり、膝に乗ったりするようになった。 薪ストーブシーズンがまたやってきたということだ。 ちなみに我が家の猫たちは、室温22℃になると、人間に暖を求めに来るというデータが…

薪ストーブカンブリア紀⑱ 梅の土用干し。薪棚オールモスト フル

今年も無事に土用干しをすることができた。 全然土用じゃないけど。 今年の土用の頃は、雨ばかりで、ほとんど太陽を拝めなかった。 そしてそもそも、まだ赤紫蘇が大きくなっていなかったので、紫蘇漬けが完了していなかったのだ。 畑から赤紫蘇を刈り取り、…

薪ストーブカンブリア紀⑰ 薪棚と焚き付けと鹿の侵入と梅雨の終わり

長い長い梅雨が終わった。 我が家の駐車場では、朝のうちだけ咲く花が満開を迎えている。 それがこれだ。 いや、これだって言われても、ただのボーボーの雑草ですがな。 実はこの雑草らしきものを近くで観察するとこんな感じなのだ。 青い花びらが2枚、特徴…

薪ストーブカンブリア紀⑯ 多忙を極める6月、煙突掃除を終わらせた。畑の話。お茶の話。

春が過ぎ、梅雨に入り、緊急事態も今や昔、とはいえ第二波に戦々恐々。 世界では感染者が1000万人突破。 いや、これは何か目に見えない思惑のために仕組まれたシナリオだ。 新しい生活様式が必要? はっきり言ってどこ吹く風だ。 世の中がコロコロ変わろうと…

薪ストーブカンブリア紀⑮ 野草に開眼。畑も充実。焚き付けも作る

スーパーマーケットに行けば、今が端境期だなんてことを忘れてしまうくらい、ありとあらゆる野菜が棚に並んでいる。 だから、食べる野菜がないなんて言っても信じてもらえないかもしれない。 でも、確かに今は冬野菜と夏野菜の収穫期の境の、野菜が採れない…

薪ストーブカンブリア紀⑭ シーズン終了間際〜石のかまどを作る

色あせたゴールデンウィーク。 四月の後半からはぼちぼち薪ストーブを焚かない夜も出てきた。仮に焚いたとしても、針葉樹の杉やヒノキで軽く焚いてそのまま鎮火というパターンが多い。 そしてここ数日は全く焚かなかった。 晴れが続いて、ポカポカ陽気。 電…

オフグリッド入門⑨ 太陽光発電システム、始動!作った電気で何ができるのか

前回からの続き。 電気を作る生活を始めた。 屋根に乗せて家中の電気をまかなうような、立派なものじゃない。 コロナウイルスの一斉給付金で買えちゃうくらいのささやかなものだ。 晴れた日中にデッキや庭に置いて充電。 太陽光パネルは日が暮れたら家の中に…

オフグリッド入門⑧ 狂っちまった世界の片隅で、山菜を食し、電気を作る

一年ほど前から、徐々に始まったオフグリッド生活。 とはいえ「オフグリッド生活」というものをどう定義したものか、少し悩むところだ。 純粋な意味では、配電線から電気を貰わずに、電力を自給する生活のことをオフグリッド生活と呼ぶのが正しいかと思う。 …

薪ストーブカンブリア紀⑬ 金なんてなくても生きていくさ

まだ世界がこうなるずっと前、徳島を旅行したことがあった。 アレックス・カーの「ちいおり」という古民家を探して険しい山道を車であちこちさまよっていた。 道々の民家にはかなりの確率で薪が積み上げられていた。そこに暮らす人々は、いまでも当たり前の…

オブグリッド入門⑦ コロナ騒動が突きつけるもの。そして柿酢が完成。

コロナウイルスがこれからどうなるのか、それは誰にも分からない。 そもそもきゃつは一体何者だ。 よく分からないことがパニックを助長しているのは事実だろう。 でも、スペイン風邪のように突然ウイルスが変異して、致死率が上がれば、パニックごっこではす…

薪ストーブカンブリア紀⑫ コナラの巨原木との格闘・後編

前回からの続きだ。 土砂降りの中、コナラを回収に出かけて、うちの奥さんは腰をやられながらも、なんとか持ち帰ったコナラ。 その量軽トラに二台分。 玉切りが面倒だ、というよりは、40センチほどに玉切りしないと持ち運べないくらい巨大な楢だったので、持…

薪ストーブカンブリア紀⑪ コナラの巨原木との格闘・前編

「コナラを伐倒したけど、要る?」 と、知人から聞かれた。 この時点で詳しい話も聞かずに断るとしたら、その人は薪ストーブユーザーではないか、もしくはコナラアレルギーの人だろう。 もちろん、その倒れてるコナラが山の上にあって相当の距離を人力で運び…

薪ストーブカンブリア紀⑩ 薪棚の修復・薪運び

ここのところ懸案事項だった薪棚の修復をした。 薪棚3号機と名付けたこの薪棚。 左右二層に分けて圧力を分散させる作戦だったのだが、右の方の棚が薪の重さに耐えきれずに外側に膨らんできていたのだ。 ここには小割りや焚き付け材が満載にされていて、日々…

薪ストーブカンブリア紀⑨ 薪ストーブには雪景色が似合う

いやー、今年初の積雪。 最近増設した、樫専用の薪棚3号も、素敵に雪化粧。 初積雪がここまで遅いのは初めてか。 やはり薪ストーブユーザーとしては、外に雪景色が見えないとちょっと雰囲気がでない。 まあ、道はツルツルで、四駆にスタッドレスでも調子に乗…