薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

よもやま話

薪ストーブの天板は楽しい

ネスターマーティンS33は、重量150kg。 中型ストーブの部類に入る。 大型のものと比べると、天板はそれほど広いわけではない。 しかし、ご覧の通り、大きめの鍋や土鍋も含めて5つも、鍋ややかんを乗せることができる。 これはある日の晩御飯の準備をしてい…

マシュマロ燃えた

やりそうでやらなかった、薪ストーブマシュマロ。 たまたま輸入食材店でマシュマロの見切り品があったので、来客があったときの余興に、と思ってひとつ購入してみた。 なんか妙にでかいマシュマロだなぁ、と思ってよく見るとMade in USA。 「ロッキーマウン…

アイラブ湯たんぽ

湯たんぽが好きだ。 冬場になると、保温力が最強の、陶器の湯たんぽにたっぷりお湯を入れ、布団に潜り込ませて寒さを知らずに眠ることができた。 今、薪ストーブのある暮らしを始めて、部屋がヌクヌクだから要らないか、と思っていたのだが、朝方になると、…

玉を割ったら中からおかしなものが出てきた

使用済みの椎茸のほだ木をもらったので、適当に割って使うつもりで、しばらく置いておいた。 そうしたら、なんとまだ菌が生きていたみたいで、椎茸が発生してきた。 そんなこともあって、なかなか割れずに置くことになってしまった。 1ヶ月ほど放置していた…

コナン・ドイル『四つのサイン』を読んで~まさかあのシャーロック・ホームズが?~薪ストーブ的読書のすすめ①

寒く、そして陽も短くなってきた。 あの暑かった夏のように、夜7時まで外で活動をする、なんていうことはもはやできない相談だ。 雨降りのときも、外仕事なんて無理無理。 そんなときはスマートフォンの電源を落として読書をしよう。 ときどき、薪ストーブ…

さあ11月、木枯らし1号も吹いた、薪ストーブの季節だ

空騒ぎのハロウィンも終わり、11月になった。 木枯らし一号も吹いたらしい。 そういえば台風が過ぎたあとに、冷たくて強い風が吹き付けてきて、すわ、まだ台風の余波か、と思っていたのだが、思えばそれが木枯らしだった。 朝晩の気温が一気に10℃を下回るよ…

ハロウィンなのか、ハローウィンなのか、ハロウィーンなのか、はたまたハーロウィンなのか

今日はハロウィン。 かつてチェッカーズはこんな歌を歌っていた。 ファスナー半分で 逃げ出すなんて 時計の針はまだ play time pm9:00のシンデレラ 「ママが心配するわ」 まいるぜ blue hip カボチャの馬車はまだ消えないさ きゅうりのベッドも大丈夫 この実…

台風の被害と復旧

ものすごい台風だった。 今もつづく断水と停電。 携帯の電波アンテナが倒れたのか、電波が極端に弱くなっている。 畑に目をやるとキャベツとサニーレタスの苗が消滅し、白菜も朽ち、ブロッコリーは三度目の横転。 里芋もオクラも倒れた。 プラスチックの庭用…

薪ストーブ始生代⑳ 原木椎茸の成長~天板でバター焼き

薪にしたらどうか、ということでいただいた原木椎茸のほだ木。 玉切りせずにしばらく放置していたら、椎茸が発生してきてびっくりした、ということを以前に書いた。 薪ストーブ始生代⑲ 椎茸のほだ木(使用後)をもらった - 薪ストーブクロニクル そのまま数…

サッカー・W杯出場国について

今回は薪ストーブの「ま」の字も出てこない(汗)。 まあ、今回に限らず時々薪ストーブと全然関係のないことを書いて、顰蹙を買っているのだが・・・。 大好きなサッカーの話題。 来年のワールドカップ開催を前にして予選を勝ち抜いた出場国が次々と決定してい…

悲劇!アボカド殺人事件

それは、よく晴れた10月の朝に起こった。 第一発見者はこのブログの管理人だ。 そのとき、僕は奥さんと朝食をとっていた。ハムとチーズとゆで卵のホットサンド、そしてカスピ海ヨーグルトとミルクティーという、ちょっと豪華な献立だ。 ふと、窓から外を見…

一度割った木の木肌は忘れない

街を歩いたり、田舎道を歩いたり、山歩きをしたり、そんなとき、そこに生えている木が気になるようになってきた。 見たこともない木もたくさんあるが、一度まとまった量の原木を薪割りした樹種に関しては、その樹皮が目に焼き付いて、なんという木か分かるよ…

栗について③ビバ、栗ご飯

タフでハードな「栗拾い」ならぬ「栗落とし」によってたくさんの栗をいただいた話の続き。 白い栗も熟した普通の栗も、混ぜて一緒に栗ご飯を作ることになった。 というか、うちの奥さんが栗むきから全て一人でおこなったのだが。 栗むきは傍目で見ていても想…

栗について②若い栗の真実~幻の白い栗

収穫した栗。 若いのもあれば、熟したものもある。 例えばこれ。 僕たちがよく知っている、どこにでも売っている栗だ。 それに対して、この栗。 あれ、白いね。 白いのはまだ熟している途中の、若い栗だ。 開いていない緑色の若いイガから採ると、こんな栗が…

栗について①「栗拾い」なんて表現がおかしい、「栗落とし」だ。

近所のおっちゃんに声をかけてもらって、栗拾いをしにいくことになった。 栗拾いとは言うものの、軽トラに脚立と高枝ばさみを長短2本、それに軍手を積み込んで、出発だ。 この装備は、どうやら拾うだけではないらしい。 おっちゃんが言うには、木の高いとこ…

カメムシが多い年は、冬寒くなる?

昔から伝わる言い伝えだ。 いわく、 大根の根が長い年は寒い 大根は寒さに敏感な根野菜なので、寒くなると判断したら、地中深く根を張って寒さに備えるのだそうだ。 かっこうがうるさく鳴く年は豊作 かっこうは体温の保持能力が低く、天候のよい暖かい場所に…

薪棚の猫たち

薪棚に闖入者だ。 ①よく見ると寝てたの? この写真でその闖入者がどこにいるか、分かるだろうか。 薪と同じ色なので、ちと分かりにくい。 正解はここだ。薪と同じ色で保護色となっている。 茶色の子猫だ。こいつは、うちで飼っている猫ではなくて、お隣さん…

最初のシーズンは一度だけ

初めての薪ストーブシーズンに突入して、俗に言うビギナーズハイの状態になっている。 これは、おそらく薪ストーブを焚いている人には、よくわかる感覚だろう。 そして、こんな風にも思う。きっとこのワクワクする気持ちは、最初の年ならではのものなのかも…

様々なかかし~徳島の案山子の里やリアル案山子に見る田園風景の変遷~

案山子(かかし)と言えば、田んぼや畑で、主にカラスから作物を守るために昔から作られてきたものだ、という認識がある。 いわゆる案山子の定番のイメージはこんな感じだ。 おそらく、昔からこんな感じのデザインで田畑に飛来するカラスを脅かしていたのだ…

庭に木を植える

引っ越しをして、はや3ヶ月。 食卓を買ったり、カーテンを取り付けたり、ソファーを買ったり、家の中はだんだん生活スタイルが定まってきた。 問題は家の外である。 畑の開墾は遅々として進まず、夏野菜は場当たり的に耕した場所に無計画に蒔いたり植えたり…

ホーム画像を変更する(スマホ版のみ)

9月になり、新しい薪ストーブのシーズンが始まったことでもあるので、遅ればせながらホーム画面の画像を変更することにした。 ただし、この変更はスマホ版だけになる。PCで閲覧して貰っている方には申し訳ない。どんな画像にしたかというと、以下のようなも…

生ゴミフルーツパーラー

ちょっと美味しそうに見えないこともない。 しかし、これは生ゴミだ。 いや、正確には捨てないで畑のコンポストに入れて、堆肥にするものだから「ゴミ」と言ってしまっては語弊があるか。 生ゴミのフルーツパーラーだ。 夏の果物をたくさんいただいて、おい…

オリーブが実をつけた

2本以上植えないと、結実しないと聞いていたオリーブ。 もともと実を収穫するためではなく、木を育てて愛でるためのものなのだが、何故か実をつけ始めた。 分かりにくいので、拡大すると・・ しかも、ひとつだけではなく、いくつも実が育ってきたので、どう…

フライング・スイカ

車で住宅地を走っていて、こんな場面に出くわした。 壁一面にスイカのつるがのびていて、そこにそこそこ大きいスイカがぶら下がっていた。 これ、重みに堪えられるのだろうか。他人事ながらちょっと心配になった。 しかし、もしも、きちんと育つなら、省スペ…

薪棚についての考察~薪割りやニーチェについて~

世の中には実に様々な薪棚があるものだ。 色々薪ストーブ関連のサイトやブログをみたり、本を見たり、車を停めて実物をまじまじと眺めたり、いろんな薪棚を見てきたが、基本的には実用性が大事なものであり、美しさや、細部の造形なんかは無いものがほとんど…

オクラ納豆偏愛・オクラの育て方

オクラ納豆はおいしい。 大好きな食べ物だ。 さっと湯がいたオクラを刻んで納豆と混ぜるだけの、手抜き料理だが、味も栄養も申し分ない。 熱いご飯にのせて食べると、実にうまい。 そして、全然背徳的な気分にならない。食べ過ぎても後ろめたくない。 非の打…

これは薪ストーブのブログなんだけれど・・

北欧やカナダの北極圏か、はたまた、高山気候に属する標高の高い常冬の地域でもない限り、夏の間に薪ストーブを焚くことはないだろう。なにせ、我が国では、雪国のイメージが著しい北海道ですら夏には30℃を軽々超えてくるわけだから。 そんなわけで、夏の間…

野外薪ストーブでBBQ

冬の間、外で頻繁に焚いていた野外薪ストーブOZ PIG(オージーピッグ)。 しばらく活躍の場がなかったのだが、夏になったのでBBQをしようと思い、せっかくならこいつで肉を焼いてやろうと考えた。久しぶりに火をおこす。意外と、普通の薪ストーブとは勝手が…

紫陽花の剪定

梅雨もあと少しで終わり。 つまり紫陽花の季節も終わりだ。 彼らのベストシーズンを名残惜しむかのように、カタツムリたちが紫陽花の葉でのびのびしていた。 さて、紫陽花は終わりごろに花を切り落として剪定してあげると、元気に来年も花をつけるらしいので…

キョウチクトウと薪ストーブ~絶対に燃やしてはいけない枝がそこにはある~

庭のキョウチクトウ(夾竹桃)が花を咲かせている。 一重が多い白。 八重が多い桃色 白い花が先に咲いて、桃色の方はつい昨日くらいに咲き出した。桃色はまだつぼみのものもある↓。 Wikipediaによると、葉が竹に、花が桃に、それぞれ似ていることからその名…