薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブカンブリア紀(3rd Season)

薪ストーブカンブリア紀⑱ 梅の土用干し。薪棚オールモスト フル

今年も無事に土用干しをすることができた。 全然土用じゃないけど。 今年の土用の頃は、雨ばかりで、ほとんど太陽を拝めなかった。 そしてそもそも、まだ赤紫蘇が大きくなっていなかったので、紫蘇漬けが完了していなかったのだ。 畑から赤紫蘇を刈り取り、…

薪ストーブカンブリア紀⑰ 薪棚と焚き付けと鹿の侵入と梅雨の終わり

長い長い梅雨が終わった。 我が家の駐車場では、朝のうちだけ咲く花が満開を迎えている。 それがこれだ。 いや、これだって言われても、ただのボーボーの雑草ですがな。 実はこの雑草らしきものを近くで観察するとこんな感じなのだ。 青い花びらが2枚、特徴…

薪ストーブカンブリア紀⑮ 野草に開眼。畑も充実。焚き付けも作る

スーパーマーケットに行けば、今が端境期だなんてことを忘れてしまうくらい、ありとあらゆる野菜が棚に並んでいる。 だから、食べる野菜がないなんて言っても信じてもらえないかもしれない。 でも、確かに今は冬野菜と夏野菜の収穫期の境の、野菜が採れない…

薪ストーブカンブリア紀⑭ シーズン終了間際〜石のかまどを作る

色あせたゴールデンウィーク。 四月の後半からはぼちぼち薪ストーブを焚かない夜も出てきた。仮に焚いたとしても、針葉樹の杉やヒノキで軽く焚いてそのまま鎮火というパターンが多い。 そしてここ数日は全く焚かなかった。 晴れが続いて、ポカポカ陽気。 電…

薪ストーブカンブリア紀⑩ 薪棚の修復・薪運び

ここのところ懸案事項だった薪棚の修復をした。 薪棚3号機と名付けたこの薪棚。 左右二層に分けて圧力を分散させる作戦だったのだが、右の方の棚が薪の重さに耐えきれずに外側に膨らんできていたのだ。 ここには小割りや焚き付け材が満載にされていて、日々…

薪ストーブカンブリア紀⑨ 薪ストーブには雪景色が似合う

いやー、今年初の積雪。 最近増設した、樫専用の薪棚3号も、素敵に雪化粧。 初積雪がここまで遅いのは初めてか。 やはり薪ストーブユーザーとしては、外に雪景色が見えないとちょっと雰囲気がでない。 まあ、道はツルツルで、四駆にスタッドレスでも調子に乗…

薪ストーブカンブリア紀⑧ 便利さの感動は続かない

週末まで怒涛の仕事が入っていて、先週の日曜以来久しぶりの休みだ。 働きすぎだ。 働き方改革は我が身にまでは及んでいないようだ。 最低でも週休3日は欲しいところだが、贅沢も言えない。 さて、そんなわけで、平和な日曜日。 昨日の夜にあらかた薪を使い…

薪ストーブカンブリア紀⑦ 天板熱源の有効活用

薪ストーブシーズンが始まって、天板がまた今年も大忙しだ。 これはある夜の天板の様子。毎年のことだが、呆れるくらい、天板フル活用だ。 この状況だと、①一番左に猪肉のジャーキー。 そこから時計回りに②湯豆腐を温めているタジン鍋、③湯沸かしのヤカン、④…

薪ストーブカンブリア紀⑥ 舌の根も乾かないうちに理論~初焚き

これでは「焚かない焚かない詐欺」だ。 話は三日前にさかのぼる。 その日の早朝、今年の初焚きはいつになるだろう、という記事をアップした。まだ朝方の冷え込みも大したことがないので、しばらく焚かないんじゃないかな、とほざいていた。 数時間後。 雨な…

薪ストーブカンブリア紀④ 薪を積む

スマホ版のホーム画像にまで採用していたコナラの薪棚。 通称「見せ薪」。 そんなコナラの薪を、臨戦態勢の玄関前の薪棚に全て移してしまったので、一番目立つ場所の薪棚が空になってしまった。 薪が積み上げられた光景は目の保養になる。 その薪がなくなっ…

薪ストーブカンブリア紀③ 冬支度を始めよう~架設薪棚の設営

夏が終わって、涼しい気候になったとたん、身体が動くようになってきた。 さあ、冬支度を始めよう。 冬支度は楽しい。 玄関前に薪棚を設置して、当面焚く薪を積んでいく。 空いた薪棚に薪を移動させて、新しい薪を割り入れていく。 薪ストーブ回りを整えてい…

薪ストーブカンブリア紀② 薪割りもスタート

昨日辺りから、すっかり涼しくなった。 昼の太陽にも厳しさがなくなり、穏やかな日差しだと感じるようになった。 なんだかんだ言っても、季節は巡るわけで、つまりは秋がやってきたようだ。 秋が来たら、いよいよ薪割りスタートだ。 我が家では、薪割りは斧…

薪ストーブカンブリア紀① カンブリア爆発

「カンブリア爆発」という言葉をご存じだろうか。 にわか仕込みの知識で恐縮だが、地球の歴史が古生代のカンブリア紀に入ったとき、一気に生き物の種類が増えた現象のことを言うらしい。その時期から急に多種多様な古代生物の化石が発見されるようになったよ…