薪ストーブ前史
薪を割って積み上げている薪場。 そこに栗を積んだり、桜を積んだり、キノコの生えた黒い薪を積んだり、極太乾燥玉を極小サイズに割ったりしたものをどんどん積んでいった。ブログのトップ画面に写っているのがそこである。 薪が積み上がっている光景を眺め…
今年の正月から極太巨大玉の数々と格闘してきた。 薪ストーブ前史・総集編④「極太乾燥玉編」 - 薪ストーブクロニクル 知り合いの工務店さんが、木材置き場にしている場所の朽ち果てた玉切り材を全部持っていっていいよ、と言ってくれていたので、お言葉に甘…
1.整地編 仮置きのつもりで作り始めた仮設の薪棚のキャパシティーがいっぱいになってきたので、新しく、恒常的な薪棚を作ることにした。 場所はキョウチクトウと、アジサイに挟まれたこの場所だ。 草がぼうぼうと生い茂っているので、まずはきれいに抜いてし…
1.ネスターマーティンS33登場 ついに薪ストーブが導入された。 機種はベルギーの薪ストーブメーカー、ネスターマーティンのS33だ。 自分で作った薪ストーブランキングでは2位だった機種だ。 おすすめ薪ストーブメーカーランキングベスト30その③~いよいよト…
1.松の木をまるごと一本もらう 庭で、チェーンソーでけやきの木をガシガシ玉切りしていた時、近所のおっちゃんに声をかけられた。 おっちゃん「うちで切り倒した松があるんやけど、松は燃やせるんかえ?」 僕「ももも、もちろんです。貰います、貰います!」…
長い記事が何回かに分けられると読みにくい、という話があるので、時々総集編として編集しなおして掲載してます。 決してネタ不足ではありませんのであしからず(笑)。今回は意外にも人気の高い「けやきは割りにくい?」編をお送りします。 その1 剪定中の木…
薪ストーブのシーズンとしては、いわゆるオフシーズンにあたる8月。ここまでの薪集めの記録を振り返る総集編第4段だ。 一番苦労して集めた(というより2017年8月現在でまだ集めて割っている最中)極太乾燥玉のお話だ。 節だらけで思うように割れず、楔の使…
今日は総集編。 知り合いの喫茶店の入り口に長期間放置されていた超ウルトラスーパー乾燥しているカラカラの木を貰って薪割りをするお話だ。 1.喫茶店で木材をもらう お蕎麦屋さんから針葉樹もらったり、そんなんばっかりで恐縮だが、また別の知り合いの喫茶…
記念すべき広葉樹での初の薪割りとなった思い出深い「栗」。総集編としてその伐採から乾燥までをまとめた。 1.樹齢30年の栗の木 親が田舎に引っ越してきたときに植えた栗の木が30年経ってとても大きな木に成長した。 幼少期からずっとそこにあったのであまり…
薪ストーブ導入前の薪集めについて連続で書いてきた「薪ストーブ前史」。何回かに分けて書いたシリーズを樹種ごと、企画ごとにまとめて、総集編として再録する。もうすでに過去の記事を読んでいる人はすっ飛ばしてくれて構わない。とりあえず最初は針葉樹に…
なんとなくダラダラ続けてきた薪棚作りも、 いよいよ屋根を取り付けて完成だ。 さすがにここまで来て、手持ちの長い木材が底をついたので、ついに今回の薪棚作り初の資材購入に踏み切った。 ホームセンターのKOMERIで1本260円くらいのツーバイの木材が6本…
基礎が完成したので、そこに柱を立てていく。家作りにおける「棟上げ」とか「建前」とか呼ばれる大事な工程だ。 家に使われなくなったラティスが2枚あり、ちょうど180×90㎝という薪棚とぴったりのサイズだったので使ってみることにした。 片方をインパクト…
薪棚を新設することにして、庭の一画の草を抜いて整地した。薪ストーブ前史58 薪棚の新設(整地編) - 薪ストーブクロニクル 薪棚をつくるにあたって決めていたことは、①基本的にはもらった廃材などの木材やトタンをリサイクルする。購入は必要最小限に。 ②…
拾ってきたり、貰ってきたり。 広葉樹の雑木が裏庭にゴロゴロ転がっている。 そろそろ割らねば。 こんな細いものや、変な形のものもいくつかある。 なんとなく腰が重いのは、乾燥したり、節があったり、気持ちよく割れないものが多数ありそうだからだ。 しか…
仮置きのつもりで作り始めた仮説の薪棚のキャパシティーがいっぱいになってきたので、新しく、恒常的な薪棚を作ることにした。 場所はキョウチクトウと、アジサイに挟まれたこの場所だ。 草がぼうぼうと生い茂っているので、まずはきれいに抜いてしまうこと…
雨ざらしのまま相当年数に渡って放置された長さ40㎝、直径50㎝の玉切りされた広葉樹。 おそらくナラかくぬぎか、そんな感じたと思う。 でかくて古くて節もたっぷりあるので、やっかいなことこの上ない。 とにかく重い。そして斧の刃が全く立たないほど堅い。…
5月と6月に2ヶ月だけ、しかもほんのパヤッとだけ練習で(遊びで)焚いたネスターマーティンs33。 少し焚いただけだが、灰や煤はけっこうついてしまい、やや見苦しい姿になってしまったので、軽く拭いてきれいにすることにした。 灰を灰受け皿に落とすため…
松を割り始めたときに、この極太乾燥玉も車で運んできた。 極太乾燥玉については以下を参照のこと。 薪ストーブ前史23 極太乾燥玉を運ぶ - 薪ストーブクロニクル 薪ストーブ前史24 極太乾燥玉を割りまくる - 薪ストーブクロニクル 始めに運びやすくて割りや…
空梅雨かと思ったらいきなりどしゃ降りだ。畑も水没寸前だった。 割ったばかりの松が雨で濡れている。 薪棚の薪は上の方は濡れていない。 横殴りの雨がかかった場所から下だけが、雨で濃い色に変わっている。 松の玉から白蟻が大量に出てきて怯んだ。 このど…
ご近所さんから松をいただいた。それも丸ごと立ち木1本分。 去年の秋に伐採して玉切りしたものをしばらく置いていたそうなのだが、最近になって「焚くならあげるよ」と声をかけていただいていた。 もちろん二つ返事でもらって、薪場に運び込んだまではよか…
6月のやや肌寒い夜。 ついこの間「シーズン最後の試し焚きはこれで終了だ」とかなんとか言っていたのに、また薪ストーブを焚いている。 白猫のミケリアが何か発見したようだ。 これは何だニャー。 薪から何か生えてるニャー。 匂いを嗅ぐミケリア。 なんだ…
もう庭の金木犀を伐採してから一年近くが経つ。樹齢30年だか、金木犀はなかなか大きくならないのか、それほど直径も太くなっていなかった。 太いものは薪としてすでに割ってあるのだが(恐ろしく硬い木だった)、大量に出た枝の類いを焚き付けにするために置…
6月なのに夜になると寒くなる日が続いた。 子猫たちが風邪を引くといけないので、気温が15℃以下の日はなんやかんやと言い訳しながら、ネスターマーティンs33に火を入れていた。 ぽかぽかの輻射熱に、白猫のミケリアもご満悦だ。 もちろん、本格的なシーズン…
知り合いの喫茶店でもらってきた木をせっせと薪にして薪置き場として使っている離れのの裏に置いておいた。 こんな感じでびっしり。1.5立米~2立米くらいあるだろうか。 ちなみに、喫茶店薪については以下を参照のこと。 薪ストーブ前史⑪薪長80㎝の半割り?…
家のまわりに建築廃材がたくさんあるので、片付けの意味も込めて手斧で焚き付けをせっせと作っている。 使う道具はフィスカース社のX7という小振りな斧だ。こういう小振りな手斧をハチェットというらしい。 お風呂で使っていた背の低い椅子に腰掛けて、パカ…
6月なのにやたらと寒い夜。 子猫たちのために、という言い訳を武器に薪ストーブをつける。 早速火の周辺で遊び始めるミケリアとごっすん。 しかし体躯が小さすぎるため、簡単にストーブの下に潜り込んでしまい、危なっかしいことこの上ない。 日が暮れると…
針葉樹だと思って完全になめていた。 玉切り後、放置されていた松がこんなに手強いとは思いもしなかった。 いや、正確に言うと、放置された針葉樹が割りにくいということは経験済みだったのだが、まさかフィスカースのIsoCoreハンマー斧でも歯が立たないとは…
庭で、チェーンソーでけやきの木をガシガシ玉切りしていた時、近所のおっちゃんに声をかけられた。 おっちゃん「うちで切り倒した松があるんやけど、松は燃やせるんかえ?」 僕「ももも、もちろんです。貰います、貰います!」 というわけで松を切り倒した現…
けやきの木をもらって運んで割るまでの顛末を描いた「けやきは割りにくい?」というシリーズを以前書いていた。 薪ストーブ前史⑯けやきは割りにくい?1 - 薪ストーブクロニクル この記事から5回連続で載せた連載記事だ。 その追記、というか、後日談を少し…
前回、壁を薪で埋め尽くす予定で縦長の仮設薪棚を作った。 そこに早速薪を移動させた。 移動させるのは、下の画像の左側に雑然と積まれた桜の木の薪だ。二重に並べてあるので、見た目以上に量がある。 で、並べ終えた。 おおおお、きれいに並んだね。 まるで…