薪ストーブ前史② お蕎麦屋さんと針葉樹
知り合いのお蕎麦屋さんが、薪ストーブユーザーで、何故か(本当に何故か)山を所有していて、玉切りした大量の針葉樹を敷地に置きっぱなしにしていた。その風貌からして、すでに玉切り後1年ぐらいは経過しているものと思われる。
そして、何故か、自分達は使わないから好きなだけ持っていっていいですよ、と言われていた。
昔は「薪ストーブで針葉樹は焚けない」と都市伝説のように伝えられていたけれど、今ではよく乾燥させれば焚けるというのが常識になっている。
その当時は、まだ薪を割り始めたばかり。まだほとんど薪がないけれど、そして薪棚すらないけれど、この針葉樹の玉を割ったら、結構な薪ができるんじゃないのか、と見ただけで心が踊る。というか、木をもらえることがこんなに嬉しいことだとは、薪ストーブの導入を考えるまで、想像さえもしていなかった。
ありがたく頂戴することにして、ちょうど帰省していた兄をつかまえて、車2台に満載に積んで、実家の庭に運び込んだ。
こんな感じでウッドデッキに置いて、
それでも置けないぶんは、別の場所に。
おおおお!
玉がいっぱい!
本格的な薪割りが始まりそうだ!