薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ前史⑬カラカラの広葉樹の薪割り

瑞々しさゼロ。

半割りにしたままカラカラに乾燥させられた広葉樹をチェーンソーで40㎝の長さにカットして、割っていく。使用する斧はもちろん、フィスカース社のX25だ。ガンガン割っていく、といいたいところだが、これがなかなか気持ちよく割れてくれない。


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 乾いてヒビのはいったラインでしか割れないので、画板の様な四角くくて薄っぺらの薪が次々出来上がっていく。これはいかん。こんな画板(がばん)みたいな薪ではカッコ悪い!よく燃えそうだけどカッコ悪い。

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画板薪①

 
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 画板薪②

このまま、画用紙を置いて写生に出かけられそうじゃないか。

 

まあ、そんな画板薪までしなくても、ある程度細くなると、カラカラに乾いたものでも繊維に逆らって割ることができたので、おおよそ薪らしい姿に割り終えることができた。

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↑これはまだもらった木を半分くらい割ったときに撮ったもの。これで1立米くらいはありそう。

 

こんな乾いた焚きやすい木をもらえてすごく幸運でうれしい、のだが、水分を含んだ、いかにも薪割りをしている、という気持ちが味わえる木を割りたいという欲が出てきた。斬り倒したばかりの広葉樹は、パッカーンと気持ちよく割れてくれるらしい。

 

ここまでまとまった薪割りは

①大量の針葉樹の玉

②300㌔の栗の原木1本

③カラカラの広葉樹(樹種不明)の80㎝の半割りたくさん

 

という具合で、まだまともな広葉樹は栗の木1本しか薪割りしていないのだ。なんとなく消化不良で、仕事中に薪割りのことを妄想するようになってきてしまった。あー!薪割りしたい!

 

厚かましい話だが、どこかで、切ったばかりの原木が手に入らないかなー。