薪ストーブ前史30 でかすぎる玉か、朽ち果てた玉か
例の木材置き場(捨て場?)に、あまりにも大きすぎて手をつけられなかった木がいくつかあった。あまりにもでかい上に表面は長年雨ざらしで放置されたため黒々と変色し、物によっては土がべったりこびりついて取ろうとしてもとれないし、キノコがびっしり生えているものも散見する。薪ストーブ前史23 極太乾燥玉を運ぶ - 薪ストーブクロニクル
しかし、比較的運びやすいものはあらかた運んでしまい、あとは持ち上げられないくらい重い玉と、あまりにも朽ち果てた玉が残っていた。
究極の選択だ。しかし、まあ大きいだけなら、チェーンソーでカットすればなんとかなるんじゃないかと思い、切ってみた。
一応カットできた。しかしこれ、でかいよね。でかすぎる。チェーンソーのバーが35㎝なので、直径50㎝超えの大物だ。右側の玉なんて、楕円形だけど長い方の径は70㎝ぐらいあるんじゃなかろうか?チェーンソーがおもちゃみたいに見えるぜ。
とりあえず長さ30㎝前後に切って、表面の汚いところは熟成肉みたいにトリミングして持って帰ることにした。
ところが、これが重いのなんの。車の荷台まで上がらねーー(汗)。
大体の体積から重さをざっと計算すると、約45~50キロ。うーん、大人の男が持てない重さじゃないのかもしれないけど、でも日常生活で持つ荷物の重さじゃないぞ。仕事で米袋を運ぶときでさえ、今は30kgの袋に入れて出荷するのが基本だ。まあ、でも持ち上げて、下に敷いた毛布を引きずりながら荷台に収めた。
でかいねー。これ、本当に割れるんだろうか‥‥
追記。
このサイズの巨木でもバーサイズ35㎝のチェーンソーで切れる事が分かったのは嬉しい。僕のチェーンソーはシングウという国産メーカーなので、スチールやハスクバーナを使っている人を見るとちょっと羨ましく思うけれど、国産チェーンソーでも充分事が足りてる。
チェーンソーについてはまたいつか別の機会に詳しく書きたいと思っている。