そして夏野菜栽培は、今年の頂点(ハイライト)と呼ぶべきポイントに達した
夏野菜を育てて、毎日色んな野菜が収穫できるようになってきた。
そして、今年のある種のハイライトとも呼べる日に到達したのでご紹介する。
ある日の夏の夕食の調理風景である。
まず、立派な青なす(実際は中は白い)を収穫することが出来たので、これをメインディッシュにすることに。
切り込みを入れて、
フライパンで弱火で蒸し焼きに。
美味しそうな焼き目がついた。
こうして盛り付ければ、見映えもバッチリだ。ここまでは料理は全てうちの奥さんだ。
さて、もう一品。今度は僕がフライパンを握る。
夏野菜とベーコンのガーリック炒めだ。
材料は、ひたすら畑で収穫したもの+厚切りベーコン。
今回は、空芯菜をメインに、ゴーヤ、グリーンパプリカ、ナス、そしてさっと茹でたインゲン豆も最後に加えた。
ちょっと蒸し焼きにしてから、ミニトマトもたっぷり加える。
味付けは、ナンプラーやオイスターソース、そして、冷蔵庫で眠っていた使い差しのタレなどを適当に合わせる。
最後に胡麻油で油化粧すれば完成だ。
茹でたインゲン豆は最後に加えたのできれいな緑色をしている。
時間の関係で汁物は作れなかったけど、晩ごはん完成だ。
えっ?何がこの夏の頂点(ハイライト)だったかって?
食卓の野菜の自給率がこの夏初めて100%に達したのだ。自給率100%で、納得のいく料理が作れたことが、深々とした達成感をもたらしてくれた。
青ナスの蒸し焼きは、トロトロの実が絶品。本当は田楽味噌をつけて食べると美味しいんだけど、あいにく作れなかったので、あっさりと醤油で食べた。最高だった。
夏野菜の炒め物も、身体が喜ぶ味で、ビールがうまかった。
自分で作った野菜で食卓を設計していくこの感覚は素晴らしい。それが美味しく作れたら、満足感は生半可ではない。
一万円のお寿司ももちろんおいしいけど(美味しい店は掛け値なしに美味しい)、自分で栽培して、採ってすぐ料理する喜びは、一万円のお寿司に負けない素敵な体験だ。
もうしばらく、夏野菜のダイナミックな味を楽しみながら暑さを乗り越えたい。