薪ストーブクロニクル

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キュウリの種取り①固定種のキュウリの種を自家採取しよう

キュウリはこんなことになる。
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イタリア原産のピクルス用の短いキュウリの品種だが、放っておくとこんな風に巨大化する。

しかし採り忘れても心配無用だ。こんな風になってしまったら自家採種用にするのだ。

だいたい着果後40日から45日ぐらいが種を採るのによい完熟のキュウリに育っているそうだ。

キュウリの種子は高価だ。おそらく野菜の種のなかでも、(一般的な野菜の中で)最も高い種と言えると思う。なにせ、小松菜などは一袋に500粒ぐらい入っているのに、キュウリは同じ値段で10粒ぐらいしか入っていない。めっちゃレアな種なのだ。特にこれは固定種に顕著な特徴だ。

固定種については以前に詳しく書いた。種のはなし~在来種、固定種とF1種~ - 薪ストーブクロニクル

 

まあ、そんなキュウリの種取りに挑戦することにした。

着果後40日・・。うちのキュウリはどうかというと、何日経っているのか、全く不明だ(笑)。まあ、分からなくても気にすることはないはずだ。黄色くなって表面に弾力が出てくればオッケーなのだから。

 

とかなんとかいって、3本も採り忘れがあった。
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軍手と比べてもかなりの大きさなのが分かるだろうか。

 

このまま種を取ってしまうと種が未熟なおそれがあるので、屋外の日陰で一週間ほど熟成させる。
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こうすることで、実の部分の栄養がじわじわと種の方に移っていって、成熟した種を採ることができるらしい。

とりあえず、一週間このまま置いてみる。

さてさて、うまく種取りができるだろうか。


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うまく種が採れると、来年の夏もこんな感じの小振りでかわいいピクルス用キュウリがたくさん収穫できるはずだ。

ぬか漬けにもほどよいサイズだし、そのまま食べても美味しい。