梅シロップの出涸らし梅の再利用。梅ジャムを作る
お酒を飲まないうちの奥さんが、晩酌時に梅シロップのソーダ割りを飲むので、うちでは大量の梅シロップを作っている。
で、当然のようにその副産物が出る。
出がらし的な梅の実だ。
今年はたくさん作ったので、しわしわになって色褪せた梅の実がたくさんある。
そのままもう少しつけておいてもいいのだが、発酵が始まって泡がブクブク出てきたので、慌てて実を取り出した。
こうして、やや見切り発車的に梅ジャム作りが始まった。
と言っても作り方は簡単だ。
まず実と種を分けながら実をひたすら刻んでいく。
鍋に入れてハンドミキサーで均等に潰し、煮詰めれば完成だ。
まあ、「完成だ」とかなんとか偉そうなことを書いているが、実際に作ったのは奥さんであって、僕は指示通りに梅の実を切って種とより分ける作業を手伝っただけだが・・・。
さて、完成した大量の梅ジャムだが、やや持て余す人が多いのではないだろうか。
梅シロップなどに加工せずにそのままジャムにした梅ジャムは、綺麗な黄色をした美味しいジャムだが、再利用梅ジャムは、色も悪く、人気もいまいちだ。
そこで、思い立ってリンゴジャムと混ぜてみた。すると、これが思いの外おいしかった。
リンゴのまっすぐな甘さと、梅ジャムの独特の酸味が混ざりあって、絶妙な味のバランスになったのだ。
残念なのは、混ぜるべきリンゴジャムの方の在庫がほとんどないことだ。
もうすぐやってくるリンゴのシーズンにジャムを作ったら、そのうちのいくらかを、今回作った梅ジャムと合わせて「梅リンゴジャム」にすることにした。
とりあえずその日まで梅ジャムは冷凍した。