薪ストーブ始生代⑪さあ、初焚き!後編「ストーブトップで遊ぶ」
肌寒い9月のある日、高鳴る胸を抱えて初焚きをした。
火がつくと、猫たちもなんやなんや、と集まってきた。
さて、この日の晩ごはんは雑炊を予定していた。
早速ストーブトップで遊んでみよう!
まずは、基本のお湯沸かし。
いくつかヤカンを乗せて、最初は真ん中のクッキングトップでグラグラ沸かす。
だいたい15分から20分ほどでグラグラ沸騰する。
加湿も兼ねて、そのまま置いておいてもいいのだが、次のヤカンを置いて、沸騰したヤカンは普通の天板に移動させる。ここでもお湯は勢いを小さくしてコトコト沸いている。
次に雑炊作りを始める。
ストーブが巡航運転に入ると、普通の天板も結構熱くなる。
雑炊用にご飯と出汁と野菜を土鍋に入れて温めると、すぐに熱が伝わり、グラグラし始める。
あれ、このまま放置すると焦げるかも・・・。
というわけで、トリベットを土鍋の下に敷いて、温度を調整する。
これで、理想通りの超弱火の出来上がりだ。
ストーブクッキング、楽しすぎる。
夕方6時くらいの焚き始めは21℃だった室温は、一時間くらいで22℃になり、その後23℃、25℃と上がり続け、寝る頃には26℃くらいのポカポカの室温になっていた。本格的な寒さはまだだが、薪ストーブの実力のほどを思い知った形だ。
惜しむらくは、この日の寒さが、その後は続かず、しばらく夜でも25℃くらいの暑い日が続いたので、2回目を焚く事ができていない。
まあ、まだ9月だし、嫌でも冬は寒くなるのだから、もう少し待つことにしよう。