麦味噌のカメをご開帳
今年の四月に生の麦糀を使って麦味噌を仕込んだ。生麹で麦味噌を作る - 薪ストーブクロニクル
大豆一キロに対して糀が1.5kg、塩が600gの、いわする「1.5倍糀」だ。
麦味噌は甘めに仕上げることが多いので、本来ならもう少し糀が多いのかもしれないが、とりあえず少し甘め、という感じのイメージで仕込んだ。
そして一夏を越した。
その間に引っ越しがあったりもしたので、味噌かめごと車に積んで運んで、環境も大きく変わったが、味噌はどうなったか?
まだ若いかもしれないが(本来は年を越したくらいで食べる方がおいしい)、手持ちの味噌もなくなったことなので、味噌汁作りに難儀していたところだ。
ちょっと開けてみよう。
カメの蓋がわりの紙と布をとると・・・
おお、どうか?
白猫のミケリアも味噌の出来が気になってやって来た。
カビは全くはえていない。
カメの中の菌の状態は理想的のはずだ。
色はこんな感じの飴色。
実に美味しそうだ。
実際に何回か味噌汁を作ったが、心底美味しかった。
手前味噌ですが、味は最高。
普通の米糀でも仕込んである。
今シーズンはこの二種類の味噌で暮らそう。