薪ストーブクロニクル

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サッカー・W杯出場国について

今回は薪ストーブの「ま」の字も出てこない(汗)。

まあ、今回に限らず時々薪ストーブと全然関係のないことを書いて、顰蹙を買っているのだが・・・。

 

大好きなサッカーの話題。

 

来年のワールドカップ開催を前にして予選を勝ち抜いた出場国が次々と決定している。

もちろん、ご存じのように日本代表も最終戦を待たずに出場を決めた。

イビチャオシムが監督だったらなぁといまだに思ってしまうが、そんなことを言い出しても詮のないことなので、まあそれはともかく来年の本大会が楽しみだ。

 

各大陸で、まだ最終予選が続いていたりプレーオフが始まろうとしていたり、まだ32国全ての出場国が決定しているわけではないのだが、そんななかでも、特に気にかけて応援している国がある。

それは南米予選を戦っているペルー代表だ。

 

南米大陸の出場枠は4.5。

圧倒的な強さを見せて一位通過したブラジル。苦戦したとはいえ順当に出場を決めたリオネルメッシ擁するアルゼンチン。スアレスをはじめとした驚異的なタレントを抱えるウルグアイ。前回大会で日本が手も足も出なかった、10番のハメス・ロドリゲスや9番ラダメル・ファルカオ(前回は怪我で欠場)が前線を張るコロンビア。南米選手権コパアメリカ)で優勝したチリ。安定した強さを誇るパラグアイ

えーと、これで何ヵ国だ?これですでに6か国だ。そこに、高地にあるホームでだけ無類の強さを誇るボリビアや同じく高地に首都がある赤道直下のエクアドル、野球の方が人気があるベネズエラと並んで、我らがペルー代表が戦っているのだ。

もうこれは伏兵中の伏兵としか言いようがない。

無条件で通過できるのは①ブラジル②アルゼンチン③コロンビア④ウルグアイぐらいのものだろう。そしてニュージーランドとのプレーオフに回るのが、チリかパラグアイか・・・?

広大なる南米大陸。そのうちのトップ5は、どこの国もワールドカップの本選でベスト8くらいまでは進んでもおかしくない、超強豪ばかりが居並ぶのだ。

 

ところがどっこい、結果はどうなったか。

もちろんサッカーファンの方なら誰も知る通り、チリとパラグアイが敗退決定。

最終節でコロンビアと引き分けたペルーが、まさかのプレーオフ進出を果たしたのだ。

相手はオセアニアの雄ニュージーランド

これがラグビーなら、ニュージーランドの圧勝で終わるだろう。100回対戦して、100回ニュージーランドが勝つかもしれない。一体どれぐらいのスコアになるのか。

なにせ、ラグビーのペルー代表は世界ランキング82位。ニュージーランドは栄えある1位なのだ。

しかし、これはサッカー。スクラムも組まないし、クォーターバックもいない。おそらくペルーが有利だろう。

もちろんホーム&アウェイのプレーオフ本番で何が起こるかは誰にも分からないが、(そしてニュージーランドを応援する人たちには大変申し訳ないが)ペルー代表に奇跡のワールドカップ出場を果たしてほしい。

その暁には、本大会でも日本代表とはまた別に熱く応援したい。

おそらく抽選ポットの関係で、日本とペルーが本大会で合い見舞える確率は結構高いかもしれないが(汗)。

 

一番ランキングの低い国が入る第四ポット入りが濃厚な、FIFAランキング44位の日本に対して、ペルー代表はなんと10位だ。おいおい、世界のトップ10に入ってるんですかい!それは知らなかった。これならプレーオフを勝ち抜けば、ほぼ確実に第二ポットじゃないか。第二ポットにはスペインや、イタリア(まだイタリアは決定してないが)が入る抽選ポットだ。

南米の強豪と互角の戦いをしてきた強さはおそらく伊達ではないのだろう。

 

果たしてどんなサッカーを見せてくれるのか、インカ帝国の末裔たちの活躍を大いに楽しみたいものだ。

 もちろん、前回大会でアルジェリア代表を最も大きなサプライズに導いた我らがハリルホジッチの手腕にも大いに期待している。

前回大会では、グループリーグからアルジェリア代表を応援していたので、優勝したドイツを最後まで苦しめたアルジェリアの活躍は嬉しかったものだ。

 

あと8ヶ月強。またワールドカップイヤーがやってくる。