薪ストーブ始生代21 松を燃やす
寒さがひたひたと身近に迫ってきているのを感じる。
10月半ばの今はまだ、焚く日と焚かない日があって、毎晩焚いてるわけではない。
寒さにしても、夜の外気温が10℃を切るということはなく、ストーブがなくても室内は20℃前後を保っている感じだ。
まあ、暖かくはないが、寒くもない。
焚く日も、広葉樹をガンガンいれてフルパワーで焚くことはまだなくて、針葉樹が中心の焚き方になっている。
先日は、薪ストーブ業界ではタブーとされている?松を燃やした。
松の入手経緯や薪割りの様子についてはこちらの総集編を参照のこと。
薪ストーブ前史・総集編⑥「松の薪割りに大苦戦」 - 薪ストーブクロニクル
以上のような経緯なので、この松が、なんという松なのか、種類はさっぱりわからない。
それにしてもなかなか立派な極太の松だ。
松の薪の反対側を撮影しようとしたら、ミケリアが割り込んできた。ミケリアが白すぎて明るさのバランスが狂って松の樹皮を写そうとしたのに、暗くてよくわからなくなってしまった。
松は割るときすでに乾燥が進んでいて、ものすごく割りにくかったので、小割りにできなかった。
不完全燃焼にならないようにストーブの温度が充分に上がってから投入した。
当然のことながらよく燃える。
松に関しては、燃えるか燃えないかが問題なのではなく、ヤニが問題なのである。
たぶん大丈夫だと思っているが、煙突掃除をするときに答えが出るだろう。
それにしてもさすがはネスターマーティン。
空気を絞ったわけではないのに、そしてそれほど比重が高くなさそうな松の薪なのに、結構長い間、これ一本で燃え続けていた。
なにしろ、ゆっくり燃やす薪ストーブなので松を入れても温度はそれほど上がらなかったが、省エネでよい。秋は針葉樹オンリーでも充分に楽しめる。
少し心配げにミケリアも確認にやってきた。
松の木もやちて、だいじょうぶかちら・・・