ラストサマー。
つまり去年の夏。
生まれて初めて薪棚なるものを作った。
作り方も分からず、画像を見ながら適当に作った。適当でも、インパクトドライバーがあればそれっぽいものが作れるところがすごい。
というわけで、完成。
薪棚1号機。
そこら辺にあった雑木を並べていく。
猫も何事かと集まってくる。
花なんかも飾ってみたりする。
少しずつ増えていく薪。この状態で10月下旬に、激烈な暴風を伴った台風が直撃。
しかし、第2室戸台風以来の被害をわが村にもたらした台風も、自作のへっぽこ薪棚を破壊するには至らず。
心底ホッとした。
その少しあと。一気に薪棚っぽい様相を呈してくる。
これは何があったかというと、「薪バブル」が起こったのだ。
台風で倒れたくぬぎをせっせと集める過程で、丸い腕薪をどんどん並べたり、くぬぎのボケ薪を置いていった。
そうこうしているうちに、冬になり、薪棚にも雪が積もる。
風流な光景だ。この画像、ブログのホーム画面に採用したいくらいだ。
12月の雪はさっさと溶け、ボケ薪を並べ終えた。
次に杉や桧などの針葉樹を割って並べていく、そんな年末。
そして、一番上のスペースに、じじむさいドンコロ薪を詰めこんで95%は埋まった。
これが1月前半現在の薪棚1号機の様子だ。
全部埋まれば3.8立米ほどの薪を収納可能。
計算ではこれで1年間の薪の大部分を賄うことができるはずだが、例によって甘すぎる見立てかもしれない。
なにせ、中身はボケ薪や針葉樹、それに名もない(というか名も知らない)雑木たちなのだ。
あまり期待しない方がよいと思う。
でも、だが、しかし、上質な薪ではないものの、それでも薪棚にぎっしり薪が詰まっている光景は、なんとも心が和むものだ。
さあ、2棟目の薪棚を作るかー。