薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ始生代83 ついにハースラグ問題が解決した

念願のきちんとしたハースラグを入手した。

それまではシマムラで母親が買ってきた紺色のマットを敷いていたのだが、どうもストーブのラグっぽくないのだ。

で、雑貨屋さんでセールになっていたギャベという敷物を三枚買ってきて、繋ぎ合わせてハースラグにしてみた。
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ギャベ(ギャッベともいう)というのは、もともとイラン南西部のシラーズ州近辺を遊牧するカシュガイ族やルリ族が手作業で編む分厚い敷物のことだ。

薄くて華やかなペルシャ絨毯の市場で、分厚くて粗いこの敷物はギャッベ(garbage)、つまりゴミと呼ばれて、蔑まれていたものだったらしい。

なんつーひどい話だ。

しかし近年再評価されるようになってきて、モフセン・マフマルバフなる映画監督によってギャッベを題材にした映画まで撮られたらしい。タイトルは「GABBEH」というそうだ。機会があればぜひ観てみたい。

以上、WIKIPEDIAより。


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まあ、それはともかくこのギャベは、残念ながらイランのものではなく、Made in INDIAだったが、それでももっさりした手作り感溢れる分厚い敷物が薪ストーブ前にぴったりだ。

 

猫たちもばっちり気に入ってくれたようで、夜な夜なこのギャッベの上に寝そべってストーブの温かさを全身に受けている。
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これでようやく、薪ストーブの炉台回りが一応の完成を見たと言えるだろう。

うん、なかなかいいじゃないの。