ここのところすこぶる寒いので、毎日薪ストーブを焚いている。
朝晩は氷点下になるこの時期、焚くときは全力でガンガン焚く。
焚きすぎて部屋が暑くなりすぎる、という心配は、厳冬期のこの時期に関しては、全く無用だ。
ガンガン焚くと、しっかりポカポカ。
室温が20℃を超えてくると、本当に快適に過ごせる。
小さな平屋の家だが、冬の寒さは厳しい地域に住む管理人。雪も一晩で50㎝くらいほ積もる。
雪国の恐ろしいまでの雪と比べればかわいいものだが、寒い、寒い。
で、冬が来るまで、薪ストーブの実力は未知数だった。
本当に真冬の厳しい寒さをしのぐほどのパワーを有しているのか。
さらに、もうひとつ不安があったのは、暖房器具が薪ストーブオンリーだという点。
エアコンも、石油ストーブも、ホットカーペットも何もなし。
あえて言えば、湯タンポがあるだけ。
で、迎えた始めての冬だが、結論から言えば、他の暖房器具は必要なかった。
それどころか、それまでの冬は毎日のように腰に貼っていて減りが激しかったカイロを、今年はほとんど使っていない。
薪ストーブの輻射熱で身体がポカポカしているからか、腰の冷えをあまり感じなくなったのだ。
これはちょっとびっくりした。
ストーブを着火する時間のない仕事のある朝は、確かにすこし寒い。しかしそれでも、前の日にしっかり薪を詰め込んで寝れば、朝の室温が15℃くらいはある。
上に1枚羽織れば、普通に過ごせる寒さだ。
少なくとも、起きたら室温が3℃、とかいう凍える朝は経験しなくてすんでいる。
本当にありがたいことだ。
薪ストーブひとつで、冬はポカポカ、暖かく過ごせている。