夏野菜の種(第1陣)が芽を出した
去年の夏は茄子を二種類育てていた。
長ナスと青ナスだ。
どちらも種から育てた。
特に青ナスの方は、いくらかうまくいって、おいしいものが収穫できたので、かなり印象に残っている。
その栽培の過程を去年、以下の記事にまとめた。
青ナスの歴史~今までの歩み&ついに種取り完了 - 薪ストーブクロニクル
さて、この青ナスに限らず、ミニトマトやピーマン、インゲン豆など、五種類ほどの野菜を自家採種した。
自家採種とは、F1品種(よい性質が一代限りのもの)ではない、固定種の野菜の種取りをすることだ。夏の果菜類(トマトやナスなど実のなる野菜)は完熟した実から種を取り出して保存しておく。
※ちなみに在来種、固定種とF1品種の違いについては以下の記事を参考にしてください。
種のはなし~在来種、固定種とF1種~ - 薪ストーブクロニクル
青ナスについては前の記事にも書いていたが、種取りしようと思ったときにはすでにあとひとつしか実ってなかったので、かなり心配だった。
たったひとつの実から種を取り出せたとして、本当にその種が次の年に芽を出すのだろうか。
初めての自家採種に際して、かなり不安の多い挑戦だった。
そして2月。
夏野菜の種まきは、最も早いものだと2月にスタートする。
2月に蒔くのはナスやピーマン、唐辛子やパプリカなどだ。
で、早速ピーマン二種類、パプリカ、ナスを二種類蒔いた。
20日ほどして、メガ出始めた、じゃなくて芽が出始めた。
しかも、最も懸念していた青ナスが、一番元気がいい。ほぼ発芽率100%だ。
2月はまだまだ寒いので、太陽の当たる室内で衣装ケースに入れて保温をしながら芽が出るのを待ったのだが、3月になって暖かい日が増えてきたので、昼間だけ外に出すことにした。
ピーマンなども少しずつ芽を出している。
そのまま太陽に当てたいところだが、近所に猫がたくさんいてイタズラされるかもしれないので、アクリル板で作ったカバー型の温室に入れて日光浴だ。
またこの夏もおいしい青ナスの蒸し焼きが食べたいものだ。
これからの畑の予定としては、まずトマトやレタス類などの種まきをそろそろしておきたいのと、あとはジャガイモだ。
まだ畑に霜がおりる日が多いので、もう少しだけ暖かくなったら、ジャガイモを植えたいと思っている。