薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ始生代116 今シーズンの薪割りが終わった

2017年の11月に、台風で倒れたくぬぎの木を5~6本処理して、せっせと玉切りして、運んで、ということをしてきたが、8ヶ月ほどかかってようやくほぼ全てを割り終えることができた。

正確にはまだ節だらけのものや、短い玉など、ちょっと訳ありの玉は残っているのだが、今シーズンのノルマはすべて割り終えた。

 

このところ気温が40℃に迫ろうかという地域もあり、外での活動どころか、不要不急の外出を控えるよう、ニュースで呼び掛けるほどの熱波が日本中を覆っている。

台風、豪雨、猛暑、と息つく間もないほどの大自然の波状攻撃を前に、人間の無力さも感じつつ、それでもやれることをするしかない。

お茶ノ水博士も言っているように、どんなに困難が大きかろうと、決して希望を捨てないのが人間なのだ。

 

そんなわけで、斧を振り上げると汗がほとばしるほどの猛暑の中、自分にできることを黙々とこなした。

 

そんなわけで、8月に入る前になんとか概ね割り終わることができた。

 

玉を置いていた土場はさっぱりした。
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くぬぎは跡形もない。
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紫陽花が咲いていた6月にはまだ下のようにたくさんの玉がおいてあったのに。
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いやはや。疲れた。

こんな暑い時期にするもんじゃないですね。

最後に割った分は、ここに積んだ。
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さあ、これで、今シーズンの終わる8月までにすることは、あとは煙突掃除を残すのみとなった。

お盆休みなどのまとまった時間がとれるときに、煙突を掃除しようと思っている。

 

それが終われば9月。

また新しい薪ストーブシーズンが始まる。

次は2年目だ。

やるべきこと、やるべきでないこと。

用意すべきもの、不要なもの。

1年目よりは分かっているはずだか、まだまだひよっこなので、一つずつ身体で覚えていこうと思う。

 

 

この暑さのなかで、薪ストーブを使うことはもちろんないが、夜になるとやや涼しくなるので、夜に野外用薪ストーブを使ってささやかなバーベキューをした。

一応この時期の恒例行事なのだ。

 

奥さんと二人なので、小さい野外ストーブで充分いける。

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ストーブを熱して

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少し大きめの薪を投入。
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薪火の豚カルビは旨味が凝縮されて、本当においしい。

今年も無事にバーベキューができたこと、僥幸と言うより他にはない。

 

暑さはもうしばらく続く。

無理をせず、うまく乗りきって、健康な姿で新しい薪ストーブを迎えることができることを切に願っている。