薪ストーブ原生代⑱ 村の寄り合いで原木情報を仕入れる
少し前の話になるが‥。
10月末のある夜の村の集まりでのこと。
一通り議題が終わり、帰るころになって隣の家のおじさんに話しかけられた。
「ところで、樫の木って焚き物にどうなの?」
焚き物とは、まあつまり薪のことだ。
か、か、樫!
いいに決まってるじゃないですか!
とは言え、まだ一度も焚いたことがなく、その驚異的な比重の高さから、さぞかし火持ちがいいのだろうなぁぐらいの認識でしかなかったが。
ついに樫がきたか!
で、そのおじさんに詳しく話を聞いてみると、なんでも直径40㎝クラスのかなり大きな樫の木が農道をふさいでしまって、道の奥の田んぼの草刈りをしたいのだけどできないらしい。
ただ、40㎝というだけでもかなり手強そうなのだが、根こけした風倒木なので処理にそれなりの危険を伴うようだ。
伐ってくれたら、全部薪にして持って帰ってもいいし、いらない枝とかはその辺に積んでおいてくれたらいい、とのこと。
させてください!
その樫一本、いただきます!
というわけで、今年は樫の倒木退治をすることになった。
去年はくぬぎで散々てこずったが、少しはレベルアップできてるだろうか?
おまけの畑ネタ
我が家の裏庭で適当に植えてみた生姜。
一応生きている。11月は収穫時期にあたるので、掘ってみることにした。
一個しか植えてないのに、芽がたくさん出たみたい。
おや、なんかいい感じに見えるぞ。
さらに掘ると‥
なんかちゃんと育ってるーー!
見事に新生姜とひね生姜を収穫できた。
たんに日陰に植えておいただけなのに。
こんなに簡単なら来年はもっとたくさん植えてみよう。
四月後半に植えて、除草だけして、11月に収穫。
身体はポカポカ。
さて、こんなブログを書いている土曜日の夜。
昨日ほどの寒さはないが、今夜も薪ストーブに火をいれているよ。
天板では、やかんのお湯がぐらぐら。
そして、樫の木は無事に退治できるのであろうか。
このシリーズ、次回につづく。