薪ストーブ原生代22 薪棚の整理をしよう
干し柿がいい感じに仕上がってきた。
そんな11月のある日。
仕事がお昼で終わったので、午後からふと思い立って薪棚の整理と薪の移動をすることにした。
最近、樫の倒木の処理で土場が狭くなってきているのを感じていた。
そして、貰ってくる原木のグレードを見分ける目が少し肥えてきた。
樫、コナラ、くぬぎ、ケヤキなどAクラスの薪
栗、桜、その他様々な雑木はBクラス
そして杉、ヒノキなどCクラスの針葉樹
また、原木の状態によっても、ボケてたり虫に浸食されていたり、未乾燥だったり。
そして、家の回りにある薪棚を見回す。
あれ、Bクラス、Cクラスの薪ばっかりがメインの薪棚を占めてるじゃないか。
薪を集めはじめて、よく分からないまま手当たり次第割って、増設した薪棚に考えもせずに放り込んでいたのがその原因だ。
これが整理前の薪棚1号機と2号機。
左側の2号機はまだいい。
先日、前面の棚を占めていた針葉樹薪を退かせて、新たにそこそこいい雑木の薪を積み上げたからだ。
その時のことは以下の記事にまとめてある。
「薪ストーブ原生代⑬ 薪棚2号機の進化論 - 薪ストーブクロニクル」
しかし、右側の1号機は結構ひどい。
拡大するとこんな感じ。
前はボケたくぬぎの薪がメイン。くぬぎといってもボケているので、カスカスだ。かなりがっかりな状態。まずはこれを薪ストーブに近い場所に移動させておいた。
そしてその後ろに、くぬぎの腕薪。結構大量にある。割っていないくぬぎの腕薪なんか、あと四、五年は乾燥しないぞ。
そしてその下に杉の太割り。
これは逆にいつでも焚けるはずだ。
いちばんアクセスしにくい後列の一番下に、もっとも乾燥が早い針葉樹の薪を置いてしまうという、この情けなさ。経験不足を痛感している。
他にも、色んな樹種の太割りとか、カビた薪とか、懐かしい薪たちが色々出てきた(笑)。
別の場所に置こうと思ったが、ここの棚はもう目一杯だ。
今シーズン焚く分だけは、家回りの空いた場所に置くことにして、残りは少し離れた茶畑山の第2薪場に持っていくことにした。
ここはスペースはたっぷりある。
どんどん積んで。
崩れないように井桁積みをしっかりやり直した。これでどうだ。
で、お家に帰ると、薪棚1号機がきれいになりましたとさ。
ちゃんちゃん。
まあ、薪棚が空になったということは、そこに入れる薪があるということだ。
薪割りがまた忙しくなるということだ。
仕事も忙しいので、本当に薪割りができるのだろうか。