薪ストーブ原生代32 一本の樫の木からできる薪

11月に、倒れていた樫の木の処理を頼まれた。胸高直径30㎝強、根本は40㎝を超えていたので、根切りするときも14インチ（35㎝）のバーでは全然届かなかった。

樫としては、なかなかの大きさのものだそうだ。

さて、その樫を運べる大きさに切って、３日に分けてトラックで自宅の土場まで運んだ。

少しずつ玉切り、薪割りを繰り返して、とうとう大晦日の割り納めと元旦の初割りで全て割り終えた。

この通り、玉を並べていた場所は空になった。

ここは３日前までこんな様子だった。

いやー、まだ別の所から貰ってきた樫が残っているから、薪割り自体はまだまだする必要があるが、とにかく樫の木を一本、まるごと薪にすることができたので、その報告をしてみたい。

題して

「一本の樫の木が全部薪になるまで」

 樫の倒木。これを全て薪にする。

まずは、枝葉を落とす。

すると木の全貌が現れる。

太めの枝を落としたら、幹を両断する。

 外れた幹の上部は、鉄柵にひっかかった。

その後、枝を適度な大きさに切り分けて、最後に根切りする。

軽トラで３杯分。３日に分けて運んだ。

１日目。

２日目。

３日目。

さてこれらの樫の原木や玉を、今度は土場に並べて割っていく。

割れたものから、樫薪専用の薪置き場に並べていく。

ここが樫の木専用薪置き場

 

さて割っていくかー。

だけど・・・。

割っている写真を一切撮ってない。

完全に「薪ストーブブログあるある」だ(笑)。

結果発表

最終的にこれだけになった。

丸々一本の樫の木としては、意外と少なく感じる。

斜めから見ると、こう。

こんなもんだ。

割るほど太くない枝薪は別で置いた。

乾燥に必要な年月が、普通に割ったものと違いすぎるからだ。

もちろん、斧では割れないドンコロもある。

そういうのはとりあえず放置だ。

まるごと一本貰ってくると、素直じゃないやつもいるものだ。

これで全部。樫の木まるごと一本。

残った樫の玉もあるが、それらは別の場所で貰ったものだ。

こいつらを焚くのは2021年ごろの予定だ。