薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ原生代39 つくしの採れる頃、上から着火に挑戦

季節はもう春。

犬の散歩の途中でつくしを採った。
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日中はポカポカ。作業をしていたら、むしろ暑いくらいだ。

しかし夜になるとやっぱり寒い。

だから我が家ではまだ「焚かない夜」はやって来ていない。夜になれば、オートマチックに焚いている。


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上の画像で、ストーブ天板右側に置いてあるザルは、天板直置きではなく、土台をかませてある。

このザルに細かく切った椎茸やら大根やら、しめじを並べて乾燥させている。

こうした天板のエネルギーが利用できるのもあと少しだ。

ジャムでも切り干し大根でも干し椎茸や干ししめじでも、今のうちにせっせと作っておく。特に、我が家の畑でとれすぎたり、ご近所でもらった大根は、頑張って乾燥させるのだ。まあ、頑張るのは薪ストーブだが(笑)。

 

さて、最近までの約2シーズン、我が家ではもっぱら「下から着火方式」を採用していた。

「上から着火方式」の存在も意味合いも一応理解していたのだが、上から着火するには、固形の着火材が必要だと思い込んでいたからだ。

 

しかし、とあるブログを読んで、ものは試しと上から着火してみたらこれがなにやらいい感じだった。

リンクを張っておくので、もし興味のある方は覗いてみてほしい。

うまくすると薪の消費量が半分になる薪ストーブの焚き方 - Blog「自給知足がおもしろい」

薪ストーブ以外にも、毎回やたら充実した内容で楽しく読ませていただいている。ライフスタイルにおける師匠のような存在だと勝手に思っている(笑)。

 

さて、そんなわけで「上から着火方式」だ。

一番下に大きめのくぬぎを置き、その上に細めの雑木、その上に太めの端材、細めの端材、割りばし、杉の葉っぱ・・・。f:id:akagestoves:20190326121741j:image

そしてマッチで火をつける。

杉の葉っぱと割りばしがあれば、新聞紙すら必要なかった。いや、着火材とかなくても全然いけるじゃないか。 

 

順調に燃えだして、次第に太い材へ火が移っていく。
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なかなかいい感じだ。
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上から着火方式で感じたのは、焚き付けの使用量がかなり減ったんじゃないかということだ。

巡航運転に達する時間もやや短くなった気がする。

まともな検証は来シーズンに譲るとして、とにかく「上から着火方式」という新たな選択肢が(遅ればせながら)手に入ったのは嬉しいことだ。

 

なにせまだ2シーズン。

薪ストーブのキャリアとしてはひょっ子同然だ。

 

少しずつ、我が家に最適の焚き方を模索していけばいいと思う。

 

さて、犬の散歩の時に収穫したつくしだが、うちの奥さんの定番はつくしの卵とじだそうだ。

僕は佃煮のイメージがある。

 

しかし、昨晩のおかずに登場したつくしは、そのどちらでもなく「つくしをトッピングしたジャガイモのガレット」だった。

ジャガイモのガレット、略して「ジャガレット」。
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その上にトッピングされたつくしがお分かりになるだろうか。

これを食べて気づいたのは、つくしにはほとんど味がないということだ(笑)。

クセもないので、春の食材としては、ありがたいものではある。

いろんな食べ方を試してみよう。