薪ストーブオルドビス紀③ 秋が過ぎ去り、冬到来~ネスターマーティンの焚き付け風景
紅葉の季節を過ぎれば、あとは枯れ野と雪景色。
少し前はこんな風に紅葉を楽しんでいたのに、
気がつけば冬が来ていた。
寂しい風景には違いないけど、薪ストーブユーザーにとっては待ちに待った季節の到来である。
雪が来る前に薪棚の補充をしよう。
数日前の話だ。
我が家の玄関前の薪棚が空になっとる。
このままでは家族揃って凍死するかもしれない。
なので、急いで山に薪を取りに行った。
軽トラで薪棚の真ん前までアクセスして、
あとはひたすら積んでいく。
補充完了。
これで年末ぐらいまでは安心か?
さて、さて、そんなことをしていたら雪が降ってきたのだ。
今朝は休みなので気持ちに余裕があった。
普段だったら絶対にしない、面倒くさいことを、思い立ってしてみる気になった。
これは炉内に薪と焚き付けを組んで、上から着火できるようにした写真。
あとはマッチで新聞に火を放つだけの状態だ。
この組まれた薪。
あくまでもネスターマーティンS33の場合だけど、一回の焚き付けでこれくらいの薪や小割り薪、焚き付け材が必要だという目安を公開しよう。
シーズンを前にどれくらいの焚き付け材を用意すればいいかの参考になるかもしれない。
このばっちり組まれた焚き付け用の薪組みを全て取り出してみる。
こんな感じだ。
下から、中割り3本、小割り3本、その上に短い焚き付け8本、長い焚き付け5本、新聞紙、短い焚き付け2本、割りばし沢山、松ぼっくり。こんな感じで組んでいた。
それをまた元通り炉内に戻してみよう。
まず中割り。底にみっちり敷き詰める。
そしてこの上に小割り。これはわりといい雑木の小割りだ。
その上に短い焚き付け。ネスターマーティンは奥行きがあまりないので、20センチぐらいの焚き付けを用意した方が組みやすい。
なくても大丈夫だけど、あった方がすっきり薪が組める。
あとは長い焚き付け。
短い焚き付け、新聞紙、さらに長い焚き付け。
割りばし。
こんな風に組んで、マッチで火をつける。
あとは、外から空気を入れるために、少しだけフロントドアに隙間を作っておく。
これで、一番下の中割りがきっちり燃えるまで放置して、あとは杉や桧の端材などを少し追加で放り込めば巡航運転まで達することができる。
所要時間はだいたい30~40分。
まあだいたいこんな感じだ。
出したりいれたり、かなり面倒くさいので、二度としないと思うけど、一度くらいはしておきたいと思っていた、焚き付け風景の公開。
参考になれば嬉しい。
年末まであと2週間。
今年がどんな年だったか、また年末に振り返れたら振り返ろう。
ともあれ、あと2週間、無事に過ごせるよう、1日1日を大切に暮らしていきたいものだ。