薪ストーブオルドビス紀⑤ オイルランタン物語・後編~薪集めが本格化してきた
前回からの続き。
農機具小屋で見つけた古ぼけたランプのようなもの。
実は亡き父が40年前に使っていたDIETZ社のオイルランタンだった。
ばらして芯を新しくつけ直し、きれいに磨いて、さて、果たして40年の時を越えて、無事に火は灯るのか?
というのが、前回までのあらすじ。
はっきり言って、後編まで引っ張るほどの事はなかった。
結論から言ってしまえば、ランタンは何事もなかったかのように、灯った。
画像ではやや白っぽい灯りの色だけど、実際にはやや暗めのオレンジ。
辺りを白日のもとに晒すような、圧倒的な明るさはもちろん望むべくもないわけで。
ほんのり周囲が明るくなる程度。
照明としての能力はひかえめだけど、雰囲気は抜群だ。
寒い冬にはあまり登場の機会がないかもしれないが、冬が終わって、また屋外で夕食を食べる季節が来れば、それなりに活躍してくれるのではないかと、期待している。
さて、これだけではブログとしてはあまりにお粗末だろう。
薪ストーブブログらしく、薪ストーブのネタをしっかりぶちこんでいきたい。
今年は去年よりは明らかに寒い。
薪の減るペースも、なかなかのものだ。
おそらくこのシーズン(オルドビス紀)が終わる頃には、そこそこ薪を消耗し、薪棚のスペースも空いてくるだろう。
長らく手を抜いていた薪集めと薪割りを始めよう。
今回のターゲットはこいつら。
元玉の直径50センチに迫ろうかという、かなりの巨木のアラカシ。
ほぼ節もない理想的な樫だ。
こいつは先日、隣のおっちゃんに頼まれて伐倒したものだ。
伐採の駄賃に薪をもらう。
ちなみに道路から至近距離、というか、この木の樹頂の部分は伐倒時、道路に達したくらいなので、運搬は簡単。
樹種はアラカシ。
大きさもご立派。
3拍子そろった、理想的な薪現場といえよう。
さて、当日は天気が怪しかったので、さっさと玉切り。
さすがにこれだけの材積のアラカシを切っていくと、テンションも上がる。
すばやく、軽トラに積む。
そして、家の薪割り場に運び込んだ。
うーむ、久しぶりの玉切りが積み上がるこの光景。
かなりご無沙汰な気がする。
また毎日薪割りをする日々が始まる。
一通り割り終わる頃には胸筋が育つだろう笑
まだまだ現場には桜を中心にたくさんの原木があるので、薪運び、玉切り、薪割り、薪棚に積む。という一連の薪活を始めよう。