薪ストーブシルル紀② 煙突掃除を1年サボるとどうなるか?2年ぶりの煙突掃除
久しぶりの更新。
史上最速ペースで梅雨が明け、うだるような真夏の日々が始まったと思ったら、一転、台風4号の影響で梅雨のような雨が続いている。
そんな雨の休日。
煙突掃除をすることにした。
薪の割りすぎ?で頸椎の椎間板ヘルニアになったり、日々色々と目の前に立ちはだかるあれやこれやをこなしているうちに時は流れて、梅雨入り前にした方がいいとか自分で書いておきながら煙突掃除になかなか着手できずにいたのだが、今年はぜひともブログの更新がてら煙突掃除の備忘録を残しておきたかった。
それというのも、去年煙突掃除をサボったからであります。
我が家は曲がりのないストレート煙突。
世間で言うところの、煤のたまりにくい煙突の形状だ。
煙突掃除を毎年した方がいいのは当然だけど(特に曲がりのある煙突ならなおのこと)、1年サボるとどうなるか、ということも薪ストーブユーザーなら知っておく必要があるのではないか。
薪ストーブ初心者の人から、
「煙突掃除って1年サボるとどうなるんですかー?やっぱりヤバイんすかねー」
とか聞かれたときに、具体的な事例を話せないようでは、先輩薪ストーバーとしてもカッコがつかないわけで。
決して、去年煙突掃除するのが面倒だったからこんな事態に陥っているのを、美談にしているわけではない。
基本的には毎年掃除しようという方針には変更がないわけだが、せっかくなので、1年サボるとどうなるか、という迫真のレポートをここにお届けする次第だ。
まず、5年目のシーズンを終えた我が家の薪ストーブまわりの惨状をご覧いただこう。
かつて焚き付けやトングや防火手袋が置かれていた場所に乾燥ヨモギや梅シロップのビンがわちゃわちゃと置かれていて、ある種のカオスを醸し出している。
全部どける。そして養生の新聞紙を張る。
煙突周りにホコリが飛行機雲のごとく線を引いているので、それらを綺麗にする。
ここから先の掃除の手順については以下のリンクを参照のこと。
1年目
薪ストーブ原生代⑧ ようやく終了、ネスターマーティンの煙突掃除 - 薪ストーブクロニクル
2年目
薪ストーブ原生代48 梅雨入りとともに煙突掃除 - 薪ストーブクロニクル
さて、煙突をはずしてBトップと呼ばれる後ろに突き出た部分をのぞきこんでみると、
なかなか灰がたまっているので、掃除機で吸い出す。
今までとちょっとやり方を変えた部分は、ロッドを突き刺すごみ袋の突き刺す位置を一番下の角にしてみたことだ。
結果としては、これではちょっと煤が袋からこぼれてしまうので、来年はなしかな。
下の角から20センチぐらい上に穴をあげてみたら良さそうなので、来年はそうしてみよう。
まあ、それ以外は大体例年通り掃除を終えて、2年分の煤の重さを計ってみる。
ちなみに
1年目 91g
2年目 77g
3年目 87g
4年目 サボった
というここまでの煤の量。
5年目の今年は何gなのか?
結果は111g
あれ?こんなもんか?140gぐらいあってもよさそうだったけど。
2年間ためたにしては、思いの外少ない煤の量だった。
せっかく煙突掃除をしたけど、雨が続いて部屋の中が異様にじめじめしてるから、軽くストーブでも焚こうかねぇ。
でもその前に掃除で汚れた足の裏を風呂場で綺麗にしてこよう
それではまた。
注:この記事は煙突掃除を1年サボることを推奨するものではありません。
煙突の形状や、焚き方のいかんに関わらず、基本的には1年に一度煙突掃除をしましょう。
僕もそうします、たぶん。