薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブ前史・総集編⑤「けやきは割りにくい?」

長い記事が何回かに分けられると読みにくい、という話があるので、時々総集編として編集しなおして掲載してます。

決してネタ不足ではありませんのであしからず(笑)。今回は意外にも人気の高い「けやきは割りにくい?」編をお送りします。

 

 

 その1 剪定中の木をもらう

      どこかで伐採したばかりの原木が手に入らないかなー。瑞々しい木を割ってみたいなーなどと贅沢なことを考えていた矢先。

こんなことがあった。

 

なんと、近所の公団住宅の回りに生えている広葉樹を業者さん数名で伐採している現場に遭遇したのだ。


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 ↑これは木を持っていって枝だけが残った悲しい現場。

 

車を運転していたので、一度はよだれをたらしながら前を素通りしたのだが、一応ものは試しと声をかけてみた。

 

僕「あのー、伐採した木って廃棄しちゃうんですか?」

業者さん「そうだよ」

僕「その木、持っていったりしてもいいですか?(おそるおそる)」

業者さん「いいよ」

 

あれ、あっさりOKもらったぞ。

しかも、その若くて人の良さそうな業者さんは、太くて薪に良さそうな木ばっかり集めてきて、積み込む車の前にどんどん積み上げてくれている。なんて優しいんだ!

 

これはすごいぞ、と、どんどん木を車に積み込んだ。枝の伐採なので、直径が30㎝も40㎝もあるような太い原木はなかったものの、太いものだと15㎝位あって、しかも切ったばかりなのでずっしり重い素晴らしい広葉樹だ。

 

ハイテンションで積めるだけ積んで、とりあえず、近くにある、せまいアパートに持ち込んだ。ワンルーム同然のアパートの部屋には当然置くスペースはほとんどなく、仕方ないので小さい北側のベランダに運び込んだ。

 

そこでやめておけばいいのだが、まだあるはず、と、原木をゲットした場所に戻ると、まさに業者さんたちが、その木を回収車に積み込もうとしていた!

僕を見て、その業者さんのひとりのおじさんが笑いながら、「早くしないと全部持っていっちまうぞ」と言って、太めの木を置いておいてくれた。

きっと、あの木を持っていった奴はなんだったんだ、と話題になっていたのだろう。みんなニヤニヤしながら僕を見て、一人が「そんなにたくさん木を何に使うんだ?」と聞いてきた。

薪ストーブの燃料にする旨を伝えると、さらに使えそうな太い枝なんかを固めて置いてくれた。

 

2回車に積み込んで、合計何百キロくらいになったんだろう?

とりあえず、北側のベランダに置けない分は狭すぎる玄関に置いておいた。

仕事から帰ってきたらうちの奥さんがビックリするだろうなぁと心配しながら(笑)。

 

それにしても、木を伐採して、回収車に積むまでの時間は一時間もないくらいだ。たまたま通りかからなければ、いかに近所とはいえ、伐採現場に遭遇するのは難しかっただろう。

これはツイているんじゃなかろうか! 

 

その2 けやきと判明

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↑剪定後のけやき。この木を剪定したおこぼれをいただいた。

 

木を貰った業者さんに、ふと思いついて、これが何の木か聞いてみた。

「おお、これはケヤキだ」

とのこと。

そのときは、「ふーん、ケヤキかぁ」と思っただけだったけど、なんとなーく引っ掛かるものがあって、バカみたいな量の木を全てアパートに運び込んでから検索してみた。

 

検索ワード「ケヤキ 薪割り」

  

すると、案の定というか、恐れていた通り、というか、薪割り界でも樫(かし)や榎(えのき)の木と並んで一、二を争うほど割りにくい木材であることが判明。

 

堅くて割れないのではなく、繊維が複雑に絡み合って、スパッと割れてくれないようだ。

 

しかも、放っておくと、乾燥してさらに割りにくくなり、多くの薪割り人に薪割り機を購入させるきっかけとなる、そんな恐ろしい木であることが、さらに判明。

 

おいおい、アパートにしばらく置いておいて、都合がよくなったら、実家の薪場に運べばいいやとか思ってたけど、それじゃ全然駄目じゃないか!!

 

さらに調べたところ、ケヤキには三種類あって

①赤ケヤキ

②青ケヤキ

③ミズケヤキ

とあるうちの、①と③ならなんとか斧で割れるらしいが、②の青ケヤキだけはいかんともしがたい、最凶の木であることが、ダメ押しで判明。

 

ここはひとつ、持ってきたケヤキが青ケヤキでないことを祈るだけだが、なんとなく、皮が青というか緑っぽいんですが、これってヤバくないですか(汗)。

 

しかも、ケヤキは独特の臭いにおいを放つという、ありがたくないオプションまでついているらしい。これって、生の木がくさいの?それとも、火にくべたらくさい煙が出るの?どっちなんだろう。いわくありまくりのケヤキこのケヤキを拾ったのは幸運だったのか、それとも…

 

とにもかくにも一刻も早く運んで、チェーンソーで切って、薪割りせねば!!

急に焦ってきた。

 

その3 狭いアパートに並べる

 もらったケヤキの原木(といっても直径15㎝ぐらいまでの細い木)をアパートに置いてしばらく保管する。

広い土地に置くなら、ほんのささやかな量なのだが、1DKの狭いアパートに置くには充分すぎるくらいの量だ。

 

玄関に。
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北側のベランダに。

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反対側にも、文字通り所せましと置きまくる。
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南側のベランダでは、長すぎて車に積めなさそうな木を、ノコギリで切る。

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 細いやつだったからなのか、ノコギリなら意外と簡単に切ることができた。

 

 夜にリビングで寛いでいても、木が目に入る。うーん、いい光景だ。ウイスキーを飲みながらテーブルに置いた木をなでなでしたり、意味もなく長さや直径を測ったり。

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「おお、この太さの木なら、20本あれば1立米の量になるぞ」と意味もなく計算して、奥さんに苦笑されたりしながら、戦利品であるケヤキの木を眺める。

まさか樹種など全く興味も知識もなかった自分が「これがケヤキかー」とか言いながら、ニヤニヤ木を眺める日が来ようとは、夢にも思わなかった。

同じように、チェーンソーや斧のカタログを食い入るように見たり、実際に使ったりすることも、少し前なら想像さえできなかった。人生と実には分からないものだ。

 

まあ、そんなこんなで、まるでコンパニオンでも傍らにいるかのように木置いてそれを肴にお酒を飲む。夜が更けていく。

そういえば、知り合いの農家のおじいさんが、「薪を必要以上にいじるやつは昔からスケベェやっていうぞ」と言っていた。

ドキリ。

 

部屋に木を置いてみて気付いた。ケヤキは特有の臭いがあるとの話だったが、いまのところ特に気になる臭いはない。

 

種類によるのだろうか。それとも薪割りすると臭くなるのだろうか?

とにかく、割りにくいともっぱらの噂なので、一刻も早く薪場まで運んで割ってしまいたい。しばし、そわそわした日々をすごした。

 

その4 あわてて薪場へ運んで玉切り

 もらったケヤキを、なるべく早く割るために、実家の薪場まですみやかに運搬する。

なにしろ薪割りの業界でも有名な性悪の木材としてその名を轟かせているケヤキ

多くの薪割り人に、薪割り機購入を決断させるその割りにくさとはいったいどんなものなのか。いや、なるべく割りやすいままの方がいいので、そんな割りにくさは経験したくないので、超高速で運搬する。

1分、1時間ごとに割りにくさが数%ずつ高くなっていくはずだ、知らんけど。

 

で、車に積む。これくらい積んだら、ブレーキの効きが悪くなってきた。薪ストーブのブログを色々見ていると、えげつない量の木を積んだ過積載の軽トラがよく登場するが、自分はかなりのビビりであり、また移動距離が長くて非常に恐いので、満載積むのはやめて、とりあえず半分だけ運ぶことにする。

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往復2時間。仕事で往復するときは気持ちが萎えるが、ケヤキのためなら、なんてことのない距離だ。

そして到着。薪場にぶん投げる。

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そしてそのままの勢いで「オラオラ」と玉切り。

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伐採現場に遭遇したのが水曜日で、その3日後の土曜日には運搬して玉切りした。明日は割りまくる予定。これ以上早く割ることは物理的に不可能だろう。これで割れなかったらもう仕方がない。たいした量でもないし、気長に割るさ!

 

しかし、ケヤキ。比重は0.69~0.7となかなか高め。薪の日本代表クラスであるナラよりも少し高いくらいで、かなり、優秀な密度である。火持ちも良いようだ。実際、こうして玉切りしてみると、細めの原木であるにも関わらずかなりずっしり腕に来る重さだ。なんかワクワクしてきたぞ。

割りにくい、とのことだがもし割れなければ丸木のまま数年乾燥させてでも焚いてやるさ!

 

その5 フィスカースでけやきを割る

35㎝ほどの長さに玉切りしたやや細目のけやきは割れるのか?

 

いきなり綺麗な玉で割れなかったらショックが大きいので、とりあえず厄介そうなY字の玉を選んでフィスカースを降り下ろす。

 

パカン。


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あれ、一発で割れた。

噂に聞いていた、繊維が絡みつく頑固さはあまり感じない。

そして、めっちゃ綺麗な木の色が見える。今までの長期間放置プレー状態だった木々とは雲泥の差。生まれたばかりの赤子のように綺麗な色だ。芯の部分の赤っぽい色と白のコントラストが美しい。

調子に乗ってパカパカ割りまくり、30分ほどで終了。


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軽めのひと山ができた。もちろん、全然大した量ではないが、それでも身体にみなぎる達成感。

 

赤けやきだったから割りやすかったのか、それとも伐採してすぐだったから割りやすかったのか、そもそも玉の直径が小さかったからなのか、それはよく分からないけれど、とにかく結論としては、

 

けやきはとにかくすぐに割れ!

すぐに割ったら割りにくくない!

 

ということでいかがでしょうか?

 

ちなみに割ってすぐの含水率は30%以上、物によっては高すぎて測定不能と出た。

気長に2年くらい乾燥させますか。

 

しかし忘れてはいけないのは、これで運んだケヤキは約半分ということ。まだ残っている。割りやすかったので調子にのって、しばらく放置したらどうなるか実験をしてみたいと思う。

2、3ヶ月以上放置したケヤキは、割りにくくなってしまうのか、それとも大丈夫なのか。また結果が出たらレポートしたいと思う。

 

さて、その後日談。

 

その6 しばらく放置していたけやきを割る

 公団住宅でもらったけやきを薪場まで運んですぐに玉切りして、太めのものは割ってみた。

けやきは割りにくいという話を聞いていたので、なるべく早く割った方がよかろう、という焦りもあって、伐採後一週間以内で、ほぼ2/3を切り終えた。

細いものが多かったので、玉切りだけで終えたものもあったが、一通り斧を入れてみたものの、伐採してすぐだったためか、意外にも素直に割れてくれたのだった。

 

問題は、その時間がとれず、残りの1/3が放置されたままになっていたことだ。

 

そのままほぼ三ヶ月間放置していた。

引っ越しのどさくさで、けやきも車に積み込んで全て薪場に運び終え、先日ようやくチェーンソーでの玉切りを終わらせた。

 

あまり太いものは残っていないが、とりあえず斧を手にけやきと対峙してみる。

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いや、さすがにこれは細いな‥。

楽勝だろう、と思って斧を降り下ろした。


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案の定、楽勝だった。

時間の経過で割りにくくなっている印象はない。

 

もう少し太くて、節のあるものを選んでもう一回割ってみる。

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よいしょ。
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やっぱり楽勝。三等分にしておいた。

 

細いものばかりだったので、結局割らずに腕薪にしたものも多かったが、とりあえずけやきはすべてしかるべきサイズの薪にすることができた。
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結論としては、けやきは細いものは別に割りにくくないが、繊維がまっすぐではない印象を受けたので、太いものだと割りにくい、と言われているのもうなずける気がした。

 

またいつか、太いけやきが手に入ったら、あらためてけやきについて書いてみたいと思う。

 

完全な生木、しかも割っていないものが多いので、実際にストーブで焚くのは来年以降を予定している。

 

とりあえず、今回のけやき騒動はこれでおしまい。

結局割りにくいのか、そうでないのか、よくわからなかった(汗) 

そして夏野菜栽培は、今年の頂点(ハイライト)と呼ぶべきポイントに達した

夏野菜を育てて、毎日色んな野菜が収穫できるようになってきた。

そして、今年のある種のハイライトとも呼べる日に到達したのでご紹介する。

 

ある日の夏の夕食の調理風景である。

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まず、立派な青なす(実際は中は白い)を収穫することが出来たので、これをメインディッシュにすることに。

 

切り込みを入れて、

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フライパンで弱火で蒸し焼きに。
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美味しそうな焼き目がついた。
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 こうして盛り付ければ、見映えもバッチリだ。ここまでは料理は全てうちの奥さんだ。

 

さて、もう一品。今度は僕がフライパンを握る。

夏野菜とベーコンのガーリック炒めだ。
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 材料は、ひたすら畑で収穫したもの+厚切りベーコン。

今回は、空芯菜をメインに、ゴーヤ、グリーンパプリカ、ナス、そしてさっと茹でたインゲン豆も最後に加えた。


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ちょっと蒸し焼きにしてから、ミニトマトもたっぷり加える。

味付けは、ナンプラーオイスターソース、そして、冷蔵庫で眠っていた使い差しのタレなどを適当に合わせる。

最後に胡麻油で油化粧すれば完成だ。
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 茹でたインゲン豆は最後に加えたのできれいな緑色をしている。


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時間の関係で汁物は作れなかったけど、晩ごはん完成だ。

 

えっ?何がこの夏の頂点(ハイライト)だったかって?

食卓の野菜の自給率がこの夏初めて100%に達したのだ。自給率100%で、納得のいく料理が作れたことが、深々とした達成感をもたらしてくれた。

 

青ナスの蒸し焼きは、トロトロの実が絶品。本当は田楽味噌をつけて食べると美味しいんだけど、あいにく作れなかったので、あっさりと醤油で食べた。最高だった。

夏野菜の炒め物も、身体が喜ぶ味で、ビールがうまかった。

 

自分で作った野菜で食卓を設計していくこの感覚は素晴らしい。それが美味しく作れたら、満足感は生半可ではない。

一万円のお寿司ももちろんおいしいけど(美味しい店は掛け値なしに美味しい)、自分で栽培して、採ってすぐ料理する喜びは、一万円のお寿司に負けない素敵な体験だ。

 

もうしばらく、夏野菜のダイナミックな味を楽しみながら暑さを乗り越えたい。

青ナス(白なす)の収穫

トマトと時を同じくして、あるナスの種を蒔いた。

夏野菜の播種①(トマト、ナス、万願寺) - 薪ストーブクロニクル

青ナスと万願寺がついに芽を出した - 薪ストーブクロニクル

 

それから130日。

ついに青ナスの収穫をする日がやってきた。
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そもそも、この青ナスに関しては、うまくいくとは思っていなかった。

ナスの栽培が苦手だということもあり、また、ナスは種から育てるためにはかなり早い時期から準備が必要で、三月末に蒔いたのでは遅いくらいだ、とも聞いていたからである。

 

しかし、奇跡的にも育っていった。

夏草に覆われ、テントウムシダマシに葉をボロボロにされながら、それでも健気に大きな実をつけたのだ。
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なんつう立派な青ナス。

 

変わった品種とはいえ、ちょっと品揃えの多いスーパーやデパートなんかで買えば100円とか200円とかで買えてしまうかもしれない。

しかし、そんなものが欲しいんじゃない。

お金では買えない喜びが欲しいんだ。

 

初収穫の嬉しさで、みなぎる充実感を全身に感じながら、採った。

よく見ると二つ目の実がつき始めている。

なんかよくわからないけど、青ナスすごい。

 

今夜、早速晩ごはんのおかずにしよう。

 

ちなみに、この日、青ナス以外にも色々収穫することが出来た。

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緑色でまだ未熟だが、パプリカ二つと、島村インゲンという豆も、今回初収穫となった。

夏野菜の収穫に忙しくなってきたぞ。

フライング・スイカ

車で住宅地を走っていて、こんな場面に出くわした。
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壁一面にスイカのつるがのびていて、そこにそこそこ大きいスイカがぶら下がっていた。

 

これ、重みに堪えられるのだろうか。他人事ながらちょっと心配になった。
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しかし、もしも、きちんと育つなら、省スペースのナイスアイデアなのかもしれない。

 

2週間ほど経って同じ場所を訪れると、もうスイカもそのツルもすべて撤去されていた。収穫したから片付けたのかな?

薪ストーブ前史・総集編④「極太乾燥玉編」

 

薪ストーブのシーズンとしては、いわゆるオフシーズンにあたる8月。ここまでの薪集めの記録を振り返る総集編第4段だ。

一番苦労して集めた(というより2017年8月現在でまだ集めて割っている最中)極太乾燥玉のお話だ。

節だらけで思うように割れず、楔の使い方も悪くて身体を痛めたり、重すぎて車の荷台に持ち上がらなかったり・・・。

ここまでの薪集めの歴史のなかで、最もタフで最もデンジャラスな極太乾燥玉編。

面白く読んでもらえると嬉しいのだが。

 

1.極太乾燥玉をもらう

荷台まで持ち上げるのも困難なほどの大きさと重さの極太の玉がゴロゴロと転がっていた。樹種は不明だが、ずっしり重い広葉樹だ。

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表面はどす黒く色あせ、物によってはいやらしい節や二股があり、しかも非常に長い間地面に置かれて雨ざらしになった、やや訳ありの玉だが、工務店の社長は、全部持っていってもいいぞ、と気前のいいことを言ってくださった。

桜の原木をもらったり、薪ストーブ前史⑭桜の原木をもらう - 薪ストーブクロニクル

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キノコの生えた薪をもらったり、薪ストーブ前史⑮キノコ薪と薪棚の成長 - 薪ストーブクロニクル

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ずいぶんと初めての薪集めをエキサイティングに盛り上げてくださっている社長に今回も甘えて、もらって帰ることにした。

とはいえ、今回の原木はまず重すぎて車に載せられない。直径が50㎝で、長さが40㎝という極太サイズ、おそらく60キロぐらいの重さがあるんじゃなかろうか?

しかも玉切り後、長期間放置されたためかなり硬くわりにくくなっている。

どうすればいいか。断腸の思いで、こいつらを短い小割り薪を作ることにする。で、どうしたかというと、長さ20㎝ほどにさらにチェーンソーで短く切り、やっとの思いで車の荷台まで持ち上げることができた。

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巨木としかいいようのないこの迫力。この数ぐらいが限界かもしれない。そもそもこれ以上上には持ち上げられない‥

以前運んだけやきの細い原木と比べればさらにその迫力がわかる。

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いやー、このけやきが細すぎるだけかー(汗)。

 

2.極太乾燥玉を割る

 

そんなこんなで、例によって薪場まで運び込んだ。さて、しかしこの極太の玉切り。割れるのだろうか?

 

極太乾燥玉を運び込んだ。とはいえ、全部ではない。3往復ぐらいしたが、まだあと半分ぐらい残っている。うまく割っていけたら、いつか全部運び込むつもりだが、とりあえず割る。まず割る。

 

薪割台に玉をセットする。

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これは相当割りごたえがありそうだ。早速フィスカースを手に気持ちを整える

さてどうやって割ってやろうか。たまらなくワクワクする瞬間だ。しかしこの玉、よく見ると薪割台よりもデカイ。本当に割れるのだろうか。

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まずど真ん中に思い切りヘッドスピードを乗せて全力で叩き込んだ。


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難なく真っ二つ。あれ、余裕で割れるなぁ‥

 

そしてさらにもう一太刀。

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これはいける。

その後、短いこの薪の長さに合わせた太さになるまで根気よく割り続ける。

このひと玉でできた薪の量が以下の通り。

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分かりにくいかな?反対から見るとこんな感じ。

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かなり細かく割ったので、焚き付けはじめの小割りとして活用したいと思っている。どうなるかな?

 

3.薪ドミノ

極太乾燥玉を割りながら、ちょっと遊んでみた。

これはもらってきた玉の中でも最も直径のでかいものだ。心してかかることにした。

とりあえずど真ん中に全力で打ち込む。
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実に爽快。気持ちよく割れる薪割りは、本当に精神衛生上よいと思う。

 

さてその玉をまずこんな感じで
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四等分。

 

そしてさらに
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八等分。

 

さらにさらに
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十六等分。

 

あ、手がすべった‥

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並べた薪がドミノ倒しのように倒れていってしまった。こんな遊び方もできるんですね。

 

その後、精力的に割りまくり、この玉ひとつでこれだけ薪ができた。


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薪割りって楽しいですなぁ。

 

4.さらにでかい玉を運ぶ

例の木材置き場(捨て場?)に、あまりにも大きすぎて手をつけられなかった木がいくつかあった。あまりにもでかい上に表面は長年雨ざらしで放置されたため黒々と変色し、物によっては土がべったりこびりついて取ろうとしてもとれないし、キノコがびっしり生えているものも散見する。薪ストーブ前史23 極太乾燥玉を運ぶ - 薪ストーブクロニクル

 

しかし、比較的運びやすいものはあらかた運んでしまい、あとは持ち上げられないくらい重い玉と、あまりにも朽ち果てた玉が残っていた。

究極の選択だ。しかし、まあ大きいだけなら、チェーンソーでカットすればなんとかなるんじゃないかと思い、切ってみた。

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一応カットできた。しかしこれ、でかいよね。でかすぎる。チェーンソーのバーが35㎝なので、直径50㎝超えの大物だ。右側の玉なんて、楕円形だけど長い方の径は70㎝ぐらいあるんじゃなかろうか?チェーンソーがおもちゃみたいに見えるぜ。

とりあえず長さ30㎝前後に切って、表面の汚いところは熟成肉みたいにトリミングして持って帰ることにした。

ところが、これが重いのなんの。車の荷台まで上がらねーー(汗)。

大体の体積から重さをざっと計算すると、約45~50キロ。うーん、大人の男が持てない重さじゃないのかもしれないけど、でも日常生活で持つ荷物の重さじゃないぞ。仕事で米袋を運ぶときでさえ、今は30kgの袋に入れて出荷するのが基本だ。まあ、でも持ち上げて、下に敷いた毛布を引きずりながら荷台に収めた。
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 でかいねー。これ、本当に割れるんだろうか‥‥

 

5.フィスカースx25 vs でかすぎる玉

でかすぎる玉と朽ち果てた玉。どちらを選ぶか、悩んだ末に「でかすぎる玉」をチョイスして、薪場まで運び入れた。いや、運び入れたというより、転がし入れた、というべきかな。重すぎて運べなかったので、車からゴロンと落として、そのままギャートルズの石のお金のようにゴロゴロ転がしていった。

せっかくなので、過去最大の玉の大きさを測ってみると、きっちり直径50㎝だった。

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重すぎて薪割り台まで持ち上げられない、というか持上げる気にならないので、地べたで薪割り。斧のことを考えるとあんまり地べた割りはしない方がいいが、この場合は仕方がない。

 

とりあえず、無理とは思いつつも、ど真ん中を一撃。ぽよーん、と跳ね返された。全く手応えなし。いままでは、ここで真ん中を割る事にこだわって楔を登場させていたのだが、右肩を手痛く負傷してからは楔恐怖症になってしまい、別の方法を考えることにした。

まず、一番に思いつくのはチェーンソーで縦切りだ。しかし、木屑が出まくるうえに、すごく安定が悪くて危険なので、これは避けたい。

もうひとつ思いつくのは、もっと強力な斧を調達することだ。お気に入りの斧、フィスカースから最終兵器みたいに呼ばれているIsoCoreハンマー斧がそれだ。まあ、いつか使ってみたいが、現状ではここにない。

仕方ないのでフィスカースのX25でなんとか割る方法を考える。この玉の弱いところはないのか?

 

色々な場所に振り下ろす。跳ね返らずに斧が刺さる場所は脈がある。そこを執拗に打ち付けると、とりあえず小さく割れた。

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 さらに別の場所を探す。またヒット!
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そんな風に、端から少しずつ切り崩していくと、節がひどくなければどんな玉でも割れる気がする。真ん中ではなく端を攻める。「端(橋)ではなく真ん中を渡ればいいんですよ~」とトンチをきかせた一休さんの逆をいくわけだ。

 

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 うりゃ。
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とりゃ。

 

ここまで割れば、もうだいぶ弱ってきているだろう。とどめの一撃を振り下ろす。

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はい真っ二つ。

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見事にバラバラにできました。

 

あとはこれを薪の形に整えて積むだけ。

春ともなれば、薪割りはもう暑くて仕方ない。

4月だというのに、割り終えたときにはTシャツ一枚になっていた。

薪ストーブ前史・総集編③「喫茶店でもらった木材」

今日は総集編。

知り合いの喫茶店の入り口に長期間放置されていた超ウルトラスーパー乾燥しているカラカラの木を貰って薪割りをするお話だ。

 

1.喫茶店で木材をもらう

 蕎麦屋さんから針葉樹もらったり、そんなんばっかりで恐縮だが、また別の知り合いの喫茶店に薪ストーブユーザーがいる。

そこでは冬の営業のときに薪ストーブを焚いて温かい店内で珈琲が飲めるのだが、何故かいつまで経っても割られない木が店先に置かれていた。長さ80㎝。かなり硬そうな広葉樹だ。

しかし丸い原木ではなく、半割りだったり1/3に割ってあったり、とにかく大きく割られている。

いくら割られているとはいえ、80㎝の長さの太い木を薪とは呼べないだろうし、そもそもそんなに長い薪が入る薪ストーブは今のところ聞いたことがない。

つまり、この巨大な半割りはまだチェーンソーで半分にカットした上で、さらに数回斧で割らないと、ストーブに入るサイズにならないくらい巨大な木なのだ。

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↑長さ80㎝。こうやってチェーンソーで半分に切るとちょうどいい長さに。

 

それが30~40本ほど店先に置かれている。しかもいつまで経っても割られる気配がない。

心配になって店の方に聞いてみると、仕事がいそがしくて、チェーンソーで切ったり薪割りをしている余裕が一切ないまま気がついたら何年か経過していたそうだ。

 

ここで一般の人なら、そうですか、それは大変ですね、となるのだろうが、世の中の木が全て薪に見えている僕は、厚かましくも、

「僕がもらって切ってもいいですか?」

と、聞いていた。

 

いや、確かに薪欲しさ、というのもあるが、このまま木が薪になることも叶わず朽ちていくのをみるのは辛すぎる。という気持ちも強くあった。

 

すると、二つ返事でオッケーをいただいた。どうも仕事が忙しすぎて切ったり割ったりする時間がなかったらしい。

 

2.もらった木材を割っていく

その喫茶店でもらった、ちょっと変わった荷姿の原木、というか木。

正確に言うともらった木は半割りばかりではない。

4等分、いや6等分になっているものもあった。
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この画像では分かりにくいが、長さはだいたい80㎝。半分にカットすればちょうど40㎝の薪になるという、至れり尽くせりな木だ。しかも、どうやって割ったのか、半割りや、4等分、6等分、といった細かく割られた物がある。画像で見えるだろうか。

 

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しかし、こんな長い木をどうやって半割にしたんだろう?薪割り機ならできるんかい?

 

この木、この状態のまま一年以上放置されたらしく、すでに中までほぼ乾燥している。

実際に割った木の内部の含水率を測ると、おおむね15~16%という理想的な数字になっていた。

つまり、割った端からいますぐにでも焚ける薪になっていくということだ。

これはちょっとしたフィーバーではないか!

惜しいのは、すぐに焚けたとしても、肝心の薪ストーブはまだないということ。

なんといってもまだ薪ストーブ導入前の話(薪ストーブ前史)なのだ。

 

乾燥の必要がないという安心感も手伝ってしばらく積み上げていたが、重い腰をあげて、チェーンソーを手にした。

カラカラに乾いているので、チェーンソーを入れると、ものすごくささくれた断面になって切れていく。

あれ、切りにくいな。

あんまり気持ちのいい切れ方ではない。堅いから、チェーンソーの刃もすぐに磨耗する。毎日目立てる。

とにかく暇を見つけてはコツコツ玉切りしたのだった。

瑞々しさゼロ。半割りにしたままカラカラに乾燥させられた広葉樹をチェーンソーで40㎝の長さにカットして、割っていく。使用する斧はもちろん、フィスカース社のX25だ。ガンガン割っていく、といいたいところだが、これがなかなか気持ちよく割れてくれない。


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 乾いてヒビのはいったラインでしか割れないので、画板の様な四角くくて薄っぺらの薪が次々出来上がっていく。これはいかん。こんな画板(がばん)みたいな薪ではカッコ悪い!よく燃えそうだけどカッコ悪い。

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画板薪①

 
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 画板薪②

このまま、画用紙を置いて写生に出かけられそうじゃないか。

 

まあ、そんな画板薪までしなくても、ある程度細くなると、カラカラに乾いたものでも繊維に逆らって割ることができたので、おおよそ薪らしい姿に割り終えることができた。

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↑これはまだもらった木を半分くらい割ったときに撮ったもの。これで1立米くらいはありそう。なかなか全部割るところまではたどりつけないのだ。

 

こんな乾いた焚きやすい木をもらえてすごく幸運でうれしい、のだが、水分を含んだ、いかにも薪割りをしている、という気持ちが味わえる木を割りたいという欲が出てきた。斬り倒したばかりの広葉樹は、パッカーンと気持ちよく割れてくれるらしい。

 

 そんなこんなで時は流れ・・・

 

 3.やっと全部割り終えた

正月に知り合いの喫茶店でいただいて、ボチボチ割っていた80㎝のロング玉?半割り?の木材。

2月までに、チェーンソーで全て40㎝以内の長さに切り揃えておいたのだが、そこからなかなか全部を割り終えることができなかった。なんといっても数が多い。そして、カラカラに乾燥していて、めっちゃ手強い。

 

しかし、そろそろ春が近づいてきた。ということは、薪割りばっかりしている場合じゃなくなってしまう。どういう事かと言うと、夏野菜の作付が始まる季節なのだ。

トマトやキューリ、ナスにオクラ、ピーマンや唐辛子など、夏の暑さを乗りきるための野菜を作るため、土起こしをそろそろ始めなければいけない。

 

もうそろそろ割り終えねば!

ということで割って輪って割りまくった。

 

そして全部割ったら、裏の薪棚がこうなった。薪棚といってもただ積んだだけだが(汗)。


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いやー、多くても全部で1.5立米くらいのものなんですけどね。それでもこれだけの木をポンといただけるなんて、なんて素敵なお年玉だったんだろうと、つくづく思った。

 

この薪は割った瞬間からすでに含水率が20%を切っているカラカラの薪なので、次の冬の即戦力となってくれるはずだ。

 

よし来い!

早く来い!

次の冬!!

 

4.崩れそうになったのでゲルマン民族ばりに大移動。

知り合いの喫茶店でもらってきた木をせっせと薪にして薪置き場として使っている離れのの裏に置いておいた。
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こんな感じでびっしり。1.5立米~2立米くらいあるだろうか。

 

 その薪はおそらく楢などの広葉樹だったので、かなりの重量になったのだが、その側面を、薄い板と排水のプラスチックの管だけで支えていた。

強度が心配だなぁと思っていたら、案の定、薄い板がいつのまにか取れていて、プラスチックの管だけでその薪の側面を支えている状態になっていた。これでは管が壊れるのは時間の問題だ。

いかに仮設の薪棚とはいえ、もう少しきちんと作らないとダメだ。と深く反省。

 

というわけで、この喫茶店薪は、別の場所に置き場所を考える必要が出てきた。

 

さて、ちょうど薪場の左側にいいスペースがあるのを思い出した。
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左側に無造作に積んでいた桜の薪を中央の縦長の棚に瞬間移動させたので薪ストーブ前史43 桜の薪の瞬間移動 - 薪ストーブクロニクル、左側がぽっかり空いている。

そこに置こう。

 

えんやこら薪をコンテナに摘めては運ぶ、をひたすら繰り返す。

あたかも、ピラミッド建設の時に、駆り出されたエジプトの民が巨石を運ばされた使役労働の様に何往復も何往復もひたすら薪はこはび。

関係ないけど、ピラミッド建設の時の労働の報酬のひとつがモロヘイヤだったそうな。野菜の現物支給とな。

そうそう、モロヘイヤと言えば、うちの畑にも植わっているぞ。

早く大きくなってほしい。
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一番右がモロヘイヤ。

 

さてそんなこんなで運び終えた喫茶店薪。

薪場はこうなった。

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すでに充分乾いているが、陽当たりがいいのでさらに乾燥が進みそうだ。

とにかく、これでひと安心。

 

※おまけ

 これが画板薪だ!

乾燥が進みすぎた玉を薪割りするとき、繊維に沿ってしか割れない頑固な玉になることがよくある。

細目に割ってから縦の線に割りを入れて普通の薪の形に整えるしかないのだが、コントロールをミスるとこんな薄い薪ができあがる。

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こう見ると普通の木に見えるが、実は、
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こんなに薄い。
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角度を変えてこんな感じ。

いやはや、画用紙をのせて湖や寺に写生に行った小学校時代を思い出させるので、画板薪と名付けた。

 

薪ストーブの傍らに置いてあっても、全くかっこよくない。いや、かなりカッコ悪い。

 

どうでもいい話のダメ押しでした。

梅干しを漬ける。赤紫蘇リベンジ編

梅干し作り、なんやかんやで遅れながらも進んでいる。

前回、赤紫蘇をいれて紫蘇漬けをしようと試みたのだが、紫蘇を乾燥させ過ぎて失敗。

梅干しを漬ける~赤シソを仕込むのを失敗~ - 薪ストーブクロニクル

 

今度は、畑に自生していた赤紫蘇を大きく育てて自家製紫蘇を使うことにした。

 

紫蘇は洗って、干して、葉を一枚一枚丁寧にとっておく。

重さをはかって、その重さの約2割りの塩で揉む。
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今回漬ける梅の重さは500gなので、少なくとも葉っぱの状態でその1割の50gぐらいの赤紫蘇を確保したかったのだが、育った紫蘇の葉の重さは30g。ちょっと物足りない量だ。規定の量(葉の2割)の塩の2/3をまず使って一回目のアク出し。しっかりよく揉むと、紫色のアクが出てくる。
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これは捨てる。

 

2回目は残った塩を全部使ってしっかり揉む。最初よりアクがたくさんドボドボ出る。
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これも捨てる。

 

さて、そこでかなり前に漬けて、白い梅酢があがっている梅の登場だ。

この梅の梅酢を紫蘇にかけてよく揉むと、鮮やかな赤色に変色する。
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梅酢を入れて
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よく揉むと色が今までの濃い紫色とは違う、梅干しらしい色になる。
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それを紫蘇も赤色の梅酢も一緒に
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梅の瓶に仕込んでいく。

仕込むといっても上に乗せるだけだ。
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完成。


色々あって梅酢の量も紫蘇の量も控えめだが、あとは土用干しすれば柔らかい梅干しになるはず(土用もとっくに過ぎているが)。

 

がんばれ、梅干し作り!