薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

薪ストーブジュラ紀②「冬支度、そしてナスの種取り」

10月になった。

 

不思議なくらいに順当な季節の巡りを感じる。


台風や長雨での気象災害が過ぎたと思ったら、一転して穏やかな秋晴れだ。まるで、温暖化などなかったかのような穏やかさ。

 

このギャップをどう表現したらいいのだろうか?

 

嵐前の静けさというやつか。

嵐自体は各地で発生してるけど、これは序章にすぎなかった、ということなんだろうか?

 

とにかく、一つ言えるのは、たまったツケは必ず払わなくてはいけないという事だ。

それがどんなことであれ。

 

 

さて、たまには薪ストーブの話もしよう笑

 

そろそろかなー、そろそろかなー、

と、寒くなるのを待っている。

焚き付けの準備は万端。

薪ストーブ回りの所定の場所に充填されている。

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玄関を出てすぐの移動式薪棚にも、当座の薪を用意した。
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あと1、2週間もすれば焚く日も出てくるだろう。

 

と、薪ストーブ関連はルーティンが出来上がってしまっていて、あんまり話が盛り上がらないな汗

 

別の話題にしよう。

 

畑で毎年育てている真黒ナスという固定種のナスの種取りの話だ。ナスの種取りの話はきちんと書いたことがなかったので、備忘録も兼ねて載せておく。

 

今年はナスがあまりうまく育たなくて、なぜか途中で腐るものが多かった。

 

そんな中うまく熟した種取り用の成熟果。

本来はその名の通り真っ黒なナス(普通のナスに似ている)なのだが、完熟して黄色くなった。ナスは熟してきて色が変わると一旦カチカチになるのだが、さらに収穫せずに置いておくと、再び柔らかくなってくる。それが種取り用のなすの収穫の合図だ。

 

これは9月22日に収穫したもの。

忘れないようにマジックで日にちを書いておいた。
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収穫から2週間以上熟成させるために室内に置いておいた。

 

10月10日種取り。

 

指で押すと結構ムニムニしている。
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それを手のひらでしっかり揉む。
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皮が破れると面倒なので、力の調節をしつつよく揉む。これをしておかないと、中を開いたとき、種が実からなかなか取り出せなくて苦労したことがある。

 

そして半分に割る。

最近は見たらすぐいい種かどうか分かるようになった。

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これはとてもいい状態の種。テンション上がる。

 

水で流しながら、種を取り出していく。
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全て取り出せたら、浮いた種やゴミを捨てる。浮いた種は未熟な種なので、発芽しない。
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それをなんどもすすいで、水がきれいになったらオッケー。
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水を切って、
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新聞をしいたザルのうえに並べる。

一度、別の新聞紙や布巾で、ある程度水気を切ってから並べた方がいいかも。

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これが地味に手間がかかる。

濡れた種は指につきやすく、また、種同士も団子状にくっつくので、なるべくバラけるように並べるのが大変なのだ。

 

あとは1日天日干し。
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そのあと何日か風通しの日陰で吊るしてさらに乾燥させて完成だ。

結構手間はかかるけど、キュウリやトマトよりはましかな。

 

ちなみに、ナスの種は長寿命なので、採種して5年くらいは普通に発芽します。以上。

 

さーて、初焚きはいつになるかなー。

薪ストーブジュラ紀①「恐竜と温暖化と酸豆角」

薪ストーブの新シーズンは9月から始まるので(誰が決めたんだ?)、いよいよシーズンインである。

 

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自分の薪ストーブの歴史を、地球の年代呼称とリンクさせて年代記風にブログを書くことにして早10年。

 

薪ストーブ導入前のドタバタやワクワクを描いた「薪ストーブ前史」。

薪ストーブ前史 カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

導入序盤のテンションの高さを克明に記録した「薪ストーブ始生代」と「薪ストーブ原生代」。

薪ストーブ始生代(1st Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブ原生代(2nd Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

テンションは依然として高いものの、更新のペースがどんどん落ちていった古生代の6年間。

古生代は有名なカンブリア紀から、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀ときて、ペルム紀に生物の大絶滅が起きて終了する。

どんどん落ちていった更新ペース、最後のペルム紀は一年間まったく更新せず。まさにペルム紀の大絶滅だ(笑)

薪ストーブカンブリア紀(3rd Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブオルドビス紀(4th Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブシルル紀(5th Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブデボン紀(6th Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブ石炭紀(7th Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

※ペルム紀(8th Season)は記事更新なし

 

そして時代は中生代、つまり恐竜たちの時代へ移行する。

9年目は三畳紀と題して、薪棚などの設備を一度破壊、再構築するなど、中生代の始まりにふさわしい大変革があった。

薪ストーブ三畳紀(9th Season) カテゴリーの記事一覧 - 薪ストーブクロニクル

 

そして節目の10年目は「薪ストーブジュラ紀」だ。

ジュラ紀という年代区分はかなりメジャーではなかろうか。

もちろん、かの有名な『ジュラシックパーク』の「ジュラ」である。

 

そのジュラ紀、前の三畳紀から続く活発な火山活動の影響で、二酸化炭素濃度が高く、現代よりも暖かく、降水量の多い時代だったようだ。そのため、植物も生物も大型化していき、その環境に適応した生き物が活躍したとのこと。

なんのことはない、いまから1~2億年前も地球は温暖化していたわけだ。

問題はその温暖化していく環境に人間という個体が適応できそうにないだけの話であって、地球という動的な惑星の歴史として俯瞰した場合、今現在の温暖化などはささやかな現象と言えなくもない。もちろんヘビー級の暑さや豪雨災害はたまったもんじゃないが。

 

実際のジュラ紀同様に「薪ストーブジュラ紀」もボルテージの沸騰を予感する一年になりそうだ(ほんまかいな)。

 

・・・

 

とりあえず、ここ最近の活動報告だ。

 

畑でどんどん採れている十六ささげを使って発酵食品を作る。
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その名も「酸豆角」(スァンドウジャオ)。

中国西南部で作られる伝統的なピクルスだそうだが、完成すると、とにかく美味しくてご飯がすすむ。

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とぐろを巻く十六ササゲのビジュアルもインパクト大ですな。

 

 

ちなみに十六ささげは、
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こんな感じで育つ。

 

収穫すると、

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こんな感じ。

めっちゃ細長い小豆の仲間で、若採りしてサヤごと食べる。とても作りやすくて美味しい、おすすめの野菜だ。

 

種も簡単に取れるので、毎年種を取っては蒔いて食べる。種を取る。というループを繰り返している。

薪ストーブ三畳紀⑦「仮設薪棚進化論」

前回のつづき。

 

不完全な出来の常設薪棚を解体して、更地になった薪置き場を今後どうするか?

 

というお話。

 

この、薪棚を解体してどうしようと考えていた、ちょうど同じ頃、大量の薪が入荷することが決まっていた。

 

集落のお墓そばに生えているくぬぎの巨木を伐採する依頼があって、それを伐採後に貰えることになっていたのだ。

 

つまり、どんな薪棚を作るにせよ、作った端から薪で埋まっていくということだ。

 

というわけで、方針決定。

更地はしっかり整備するけど、常設の薪棚は作らず、きちんとした仮設薪棚にしてみよう。

 

きちんとした薪棚とはなんぞや?

 

ひとまず、防草シートをかけて、砂利を敷き詰める。

こうすることで、薪棚のすき間から生えてくる雑草を抑えて、美しい状態を保てる。

これは常設するにしても必要なことだったな。
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すでに薪が入荷して、割られ始めている。

そこにブロックと輪木を置いて、薪を並べていく。
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奥からどんどん手前に棚を増やしていく。
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こんな感じで積んで、
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はい完成。
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雨が波板の両端に流れていくように、棚の傾斜をハの字にした。

 

これで、今回のくぬぎの薪たちが実戦に出るまでの2年間、薪が腐ることもなく、この場所が草に邪魔されることもなく、美しく保たれるはずである。

 

しかも形状は次回の薪の入荷に合わせて自由自在。

 

これぞ、進化した仮設薪棚ver2.0である。

 

うまくいくのか、ひとまず見守ろう。

 

 

それはともかく、もう少しで8月が終わる。

いつも書いていることだが、このブログでは9月から薪ストーブの新シーズンが始まるという区切りをしているので、9月から10年目のシーズンが始まる。

 

何となく、節目の数字である。

 

節目だけど、特別な事は何も起きないと思うけど、というか、いつも通り、薪をスタンバイさせ、いつも通り秋が深まって、いつも通りの温かい薪ストーブシーズンを送れたらそれで言うことはない。

異常気象や天変地異はいつどこで起きてもおかしくないし、実際に各地で大変な事が起きている。

戦争は明日ふいに始まっても不思議ではない。

 

10年目の節目に、いままで以上に、いつも通りの当たり前のストーブシーズンが送れる事を、心の底から祈るばかりだ。

 

追記

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今年もようやく梅干しの土用干しができた。

例によって全然土用ではないのだが。

 

おまけにもう一枚。
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画面の上半分が薪で下半分が梅干し、というマニアックなアングル笑

薪ストーブ三畳紀⑥「常設薪棚不要論」

およそ10年前。

薪ストーブを導入してすぐの頃は、きちんと作られた薪棚に憧れた。

いわゆる「常設薪棚」というやつだ

 

常設薪棚は実に優秀だ。

薪を割ったら、あとはその薪棚にボンボン薪を置いていって、乾燥させ、使うときはまたその薪棚から無造作に掴んで家に運び込む。

 

崩れる心配もなく、雨がかかって腐る心配もなく、一度作ってしまえば、メンテナンスもほとんど必要なく、美しく積まれた薪たちをいつでも愛でることができる。

 

いやー憧れたなー。

 

で、もちろん自分で作った。

 

その名も薪棚一号
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ツーバイ材を柱に、有り合わせのポリカ波板を屋根に、そして側面の壁は風通しを考えてラティス張りに。
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奥行きを80センチ取って、前後2列並ぶようにした。

かなりの材積を収用することができる優れものだった。

 

長らく我が家の最重要戦略薪棚として君臨したものだ。

その後、薪棚二号、薪棚三号を両隣に作り、これで我が家の常設薪棚は安泰だと思っていたのだ。f:id:akagestoves:20260813132202j:image

(左から薪棚二号、一号、三号)

当たり前だが、それぞれの薪棚に物語がある。

以下のリンクはそのほんの一部↓

薪ストーブ原生代⑪ 玉切りについて考える - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブ始生代78 薪棚2号機完成 - 薪ストーブクロニクル

薪ストーブカンブリア紀⑩ 薪棚の修復・薪運び - 薪ストーブクロニクル

 

しかし。

 

去年から今年にかけて、僕はこの常設の薪棚を解体していく。

二号が最初に解体された。
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中の薪がなくなったタイミングで、
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すべてを取っ払って更地にした。

 

同じように一号と三号も完全に更地にした。

 

あれほど憧れた常設の薪棚を解体したのはなぜか。

有り合わせのもので作ったじじむさい薪棚だったからか?

 

否。

 

薪棚を適当に作ると、雨漏りなどで薪が腐るからだ。

 

薪棚は薪を乾燥、保管するためのものだ。

その薪棚で薪を腐らせていたのでは、何のために薪作りをしているのか分かったもんじゃない。

 

薪が腐った理由はある意味分かりやすい。

波板の張り合わせがいい加減だったり、水滴が垂れていくと常に薪に当たったり。

ノーマークだった後列の薪が軒並み腐ってたのはさすがにショックだった。

一体どういう水の流れだったのだろう。後列の真ん中の薪にどうやったら雨水が届くのか。

 

まったく。

 

なんという安普請。

 

とにかく、自作の薪棚一~三号。こいつらはダメだったのだ。

 

断腸の想いで、全てを解体し、一旦更地にした。

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↑畑みたいになっている壁際に、かつて3つの常設薪棚があった。

 

 

問題はここからどうするか、だ。

いままでの反省を活かして、絶対に雨漏りしない常設の薪棚を再び作るのか。

それとも…。

 

冷静になってふと思う。

 

かっこいい常設の薪棚への憧れは、すっかり冷めていることに。

それよりも、何もない場所に、ブロックや板を配して、手早く仮設の薪棚を作る方がベターなのではないか、と。

 

ちなみにこういうのが仮設の薪棚。f:id:akagestoves:20260813134839j:image

これも。
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側面に薪を止める壁がないので、井桁に組んで自立させる。

 

薪を積むという行為には、ある種の技術が必要だ。

特に、仮設の薪棚で荷重を考えながら両側を井桁に組んで積む場合、適当に積んだら崩れる。はじめの頃は全然うまく積めなかった。

 

しかし、何度もやっていると確実にちゃんと積む技術が身に付く。

 

常設の薪棚でもだんだん早く積めるようにはなっていくが、特に気を使わなくてもきれいに積めてしまうので、さほど技術が身に付いたとは感じなかった。

 

仮設の薪棚の場合、嫌でも薪がある程度乾燥したときの重心の移動も計算しながら積むことになる。そうしないと崩れるから。

 

技術は一度身につければ一生ものだ。

 

そして、仮設にしておけば、自由な場所に薪棚を設置でき、また不要になればすぐにバラして更地として活用したり、を選べる。

 

そうか。

 

常設の薪棚なんてなくてもいいんだ(もちろんあってもいい。これは完全に僕の主観だから)。

 

というわけで、薪の保管において、仮設薪棚をメインに据えるという重大決定がなされたのである(この程度のことになんつー大袈裟な)。

 

さて、ここからどうなったのか。

 

次回に続く(はず)。

薪ストーブ三畳紀⑤「トマトの瓶詰めとミツロウ取り」

今年は冬に食べるためにトマトの瓶詰めを作ろうというささやかな目標を掲げて夏を過ごしている。

トマトの瓶詰めというのは、すなわちトマトを煮詰めてそのまま瓶に入れて常温で保存できるように脱気したものだ。

 

鍋にトマトをざく切りにして、
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ブレンダーで潰して、
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火にかける。
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しっかり煮詰めると一時間ぐらいはかかるので、ガス代節約のため外の竈に火を起こして煮詰めていく。

こげつかないように時々混ぜながら、じっくり煮詰める。この時期の焚き火ははっきり言って暑い。

 

場所が空いているので隣でミツロウ取りもする。
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採蜜が終わったニホンミツバチの巣のかすを布袋に入れて水を煮出す。
ミツロウは65℃ぐらいで溶けて液体になるので、布を絞ると、巣のカスが布袋に残って、溶けたミツロウだけが袋から出てくるというわけだ。
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ゴム手袋でギュッとしぼる。

手の回りではすでに60℃以下になって冷え固まったミツロウが黄色くなって手袋にくっついている。

 

お湯のなかに溶け込んだミツロウは、そのまま放置。冷えるとフリスビー状に鍋の形に固まる。
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見事に丸い。
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これではまだ不純物が入っているので、もう一度同じように煮詰めて濾すと、純度の高いミツロウになる。

ホホバオイルと混ぜて美容ミツロウクリームにしたり、ミツロウワックスにしたり、ろうそくとして使ったり、色々使えるのだ。

 

さて、そうこうしているうちにトマトも煮詰まったので、瓶につめる。

瓶詰めと脱気は奥さんにおまかせ。


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かなりの量のトマトを煮詰めたつもりだったけど、今回できたのは2瓶。

まだまだ作りたい。

 

畑ではイタリアの加工用トマトのサンマルツァーノを育てているが、まだ赤くならない。

成長の早い固定種のブラジルミニというトマトがいまの時期の瓶詰めの主力となっている。

 

いやーしかし久しぶりに更新したなぁ。

 

来月からは新シーズン。

我が家の薪ストーブ生活も10年目に突入する。

 

変わったこと。

変わらないこと。

 

色々あるけど、やはり寒くなるのが待ち遠しい気持ちは変わらないかな。

 

 

薪ストーブ三畳紀④「熊剥ぎにびびる10月」

ヒキガエルに出会った。
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カメラをむけて近づいても微動だにしない。

肝の座ったやつだった。

 

出会ったのは通行止めのトンネル近くから山に入る場所だ。

あまり人が来ないので、ヒキガエルもリラックスモードなのかもしれない。

この山にはマムシがうじゃうじゃいて、ハッキリ言ってあまり素敵な場所ではない。

「マムシ谷」とも呼ばれているとかいないとか。生えている太めの杉にはかなりの数の熊剥ぎが見られたので、熊もたくさんいるだろう。

こういう皮の剥がれた杉。
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よく見ると熊の爪痕がびっしり。
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猫の爪研ぎみたいなものかな。
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つい昨日今日付いたような爪跡もあるので、はっきり言ってちょっとだけびびる。

 

・・・

 

さて。

 

毎年、同じ季節に同じようなことを書いてるな、と我ながら呆れる。

秋は特に畑や野山でのイベントがたくさんある。ハロウィンで仮装なんてしてる場合じゃない。里山暮らしは忙しいのだ。

 

まず、一斉にやってくる収穫物。

里芋、サツマイモ、秋じゃが辺りは、おおむね同じ時期に掘るので腰が痛くなる。

栗や銀杏やクルミも、各々の木から落ちる頃だから、機を見て拾いに行きたい。

冬野菜の種まきや定植は、1週間遅れると、収穫が大幅に遅れたり、成長しなかったり、逆に早すぎて虫にやられたり、油断もすきもない。

 

夏野菜の種取りも平行して行われる。

先日は、中くらいの長さの長ナス、我が家では「なか茄子」と呼んでいるオリジナルのナスの種取りをした。

しっかり熟して変色した茄子をさらに収穫後2週間日陰で熟成させて、
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腹を開いて、
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しっかり熟した種がびっしり入っている。
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それを水にさらして洗い、
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ザルで1日太陽にあてる。
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さらに2日ほど陰干しして完成だ。

種取りも毎年してくると、いい種かどうか少し分かってきて楽しい。

 

そしてそして、もちろん、秋の最大のイベント、キノコ狩りも控えている。

 

書き連ねているだけでくらくらしてきた笑

がんばれ、里山暮らし

 

・・・

 

さて、最後に薪ストーブ関連の話だ。

 

10月になれば毎年やること。

焚き付けを用意し始めることだ。

9月からやった年もあったと思うが、最近の9月は暑すぎて、薪ストーブのことを考えることはないな。

 

椅子に座ってキンクラでコンコン。

コツコツ割っていく。

一時間もやれば、それなりの量ができるが、上手に焚かないとあっという間に消費してしまう。

小一時間で作った焚き付けはこんな感じ。

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まあ、2週間もつかどうかという量だ。

焚き付けの上に乗っているのはローズマリーを乾燥させたもの。これを火であぶって煙をモウモウとさせると、蚊取り線香がわりになりそうなので、庭でお茶を飲むときなどに、利用している。

 

さて、いよいよ朝晩が冷えてきた。

去年の初焚きは11月2日だったが、今年もその辺りで焚くことになるのかどうか。

それまでに小割りだけでなく、もう少し太めの針葉樹の焚き付けも作っておかなければ。

薪ストーブ三畳紀③「室温23℃の法則と、ホットソース作り」

今朝、我が家の2匹の猫が身体を寄せあって暖をとっていた。秋が来た何よりの証拠だ。

 

室温は23℃まで下がっていた。

 

この室温23℃というのは、薪ストーブ生活を送る上でも、生物学的な角度からも、非常に重要な温度だと思っている。

 

まず夏から秋への変わり目には・・

23℃になると長袖長ズボンが欲しくなる。猫たちも24℃ではくっつかないのに、23℃になると膝に乗ってきたりお互いにへばついて寝たりする。

 

そして冬になって薪ストーブを使い出すと、室温は一気に10℃台になり、今度は室温23℃を目指して焚くようになる。

もちろん快適さには個人差があるので一概には言えないが、冬に室内で過ごす場合、23℃ぐらいが一番快適温度で、それを超えてくると「暑くて不快」という領域に近づいていくからだ。

 

また今年も室温が23℃まで下がった。

いよいよ本格的に冬仕度を始める時期が迫ってきたと言うことだ。

 

ホットソースを作ろう

さて、秋が訪れたとはいえ、我が家の畑はまだ夏の果菜たちが我が物顔で実をつけている。

ナス、トウモロコシ、万願寺、そして激辛トウガラシのプリッキーヌだ。

 

畑で赤く熟したプリッキーヌをあるだけ収穫してきた。

収穫したての生トウガラシで作るホットソースが絶品なのだ。 収穫して少し日が経つと、トウガラシの水分が抜けていく。そうすると、ブレンダーで砕きにくくなるし、なによりフレッシュさが損なわれてしまう。

収穫したら、すぐ軽く洗って太陽で水気をとばしてしまおう。
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スダチも採った。これもホットソースに使う。

 

さあ、早速作っていこう。

 

まずはヘタを取って半分に縦割る。
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そして、割ったトウガラシから種を取り出す。

これがかなり手間がかかって大変なのだ。素手で作業すれば、それほど大変じゃないのだが、後で手や鼻や目や口の粘膜という粘膜がカプサイシンでヤバいことになる(ここでの「ヤバい」はネガティブな意味)。

 

だから、ゴム手袋を使うわけだが、これが細かい作業に向いてないのなんの。まな板の上のトウガラシをつかんで反対に向けることすら困難な時がある。

まあ音楽でも聴きながら気長に種を取り除く。

 

もちろん、取らなくても作れるのだけど、取った方が断然美味しい。

種があると食感が悪くなるし、何より辛すぎる。辛すぎても別にいいのだが、辛すぎない方が、このトウガラシの辛さの奥にあるうま味を堪能できるのだ。

このタイ唐辛子「プリッキーヌ」は、その奥深いうま味が絶品なのだ。

 

さて、なんやかんや言いながら種を取り除いた。

とはいえ少しくらい残ってても気にする必要はないので、適当にとればいいのだ。
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さて、そこに赤玉ねぎ、白玉ねぎ、ニンニク、スダチという材料を合わせていく。

ちなみに使う野菜は全て畑で採れたものだ。
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自慢してるみたいに書いてるが、画像をよく見ると玉ねぎがスダチより小さい極小玉ねぎだったりするので、実はちょっと恥ずかしい(笑)。

 

あとは混ぜるだけ。


先に固形のものをブレンダーにかける。

トウガラシ、玉ねぎ、ニンニク、それに塩を少々。
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トウガラシが充分に細かくなったら、スダチとお酢を入れてさらにブレンダーを回して、
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完成だ。
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参考までにだいたいの分量を載せておく。

トウガラシ 200g(ヘタと種も含む)

玉ねぎ 普通のサイズなら半分ほど?たくさんいれると辛さがマイルドになる。

ニンニク 4片

塩小さじ半分強

スダチ 大さじ2~3(レモン汁でも)

お酢 160cc (りんご酢がおすすめ)

 

物好きな方はお試しあれ。

 

 

ペルーのホットソースの思い出

個人的に、ホットソースには理想の味がある。

それは南米旅行をしているときにペルーで食べた思い出の味だ。

 

ペルーの現地の人たちが利用するような食堂(コメドール)には、メニューらしきものがなくて、日替わり定食的なもの一択という店が多かった。

 

その定食は「メヌー」と呼ばれていて、メヌーを注文(それしかないのだが)すると、とりあえず店の冷蔵庫からペプシコーラとか炭酸入りの水とか、時々インカコーラなどを出してきてそれを飲みながら待つ。

 

まずスープが出てくる。じゃがいもとか豆が入った簡素な塩味のスープだ。

お店には必ず味変用のホットソースがテーブルに置かれてあった。

現地でホットソースは「ピカンテ」と呼ばれていた。

テーブルにない場合は、「ピカンテ、ポルファボール(辛いやつちょうだい)」と言うと大抵、手作りのホットソースを出してくれる。刻んだ玉ねぎとニンニクが入ったトウガラシのソースは、素朴なジャガイモのスープにとてもよく合った。

それからは、色んなコメドールに入る度に、少しずつ味の違うピカンテを食べるのが楽しみになったのだ。

 

ちなみに、定食にはもちろん続きがあって、スープの後には、メインが出てくる。米と肉と野菜の付け合わせが一皿に盛り付けられたものだ。ペルーでは、結構主食が米ということが多くて有り難かったように思う

このメイン料理にも、肉や野菜にピカンテをドバドバかけて食べていた。

 

クスコ周辺のインカ帝国のややマイナーな遺跡をあちこち回っているときの食事として再三食べ歩いていた事が懐かしく思い出される。

 

そんなわけで、記憶の中にある、ペルーで食べた手作りホットソースの味をなんとか再現しようと色々試行錯誤中だ。

 

三年目の今年は少しだけ理想に近づいた気がする。