2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧
はじめて薪割り斧を選ぶとき、色々調べた結果、3択になった記憶がある。 ①グレンスフォッシュ(スウェーデン) ②ヘルコ(ドイツ) ③フィスカース(フィンランド) ざっくり特徴を書くと、まず①②③の順に価格が下がる(笑)。グレンスが一番お高くて2万円前後、…
極太乾燥玉を割りながら、ちょっと遊んでみた。 これはもらってきた玉の中でも最も直径のでかいものだ。心してかかることにした。 とりあえずど真ん中に全力で打ち込む。 実に爽快。気持ちよく割れる薪割りは、本当に精神衛生上よいと思う。 さてその玉をま…
極太乾燥玉を運び込んだ。とはいえ、全部ではない。3往復ぐらいしたが、まだあと半分ぐらい残っている。うまく割っていけたら、いつか全部運び込むつもりだが、とりあえず割る。まず割る。 薪割台に玉をセットする。 これは相当割りごたえがありそうだ。早…
桜の原木をいただいた工務店の工場には車の荷台まで持ち上げるのも困難なほどの大きさと重さの極太の玉がゴロゴロと転がっていた。樹種は不明だが、ずっしり重い広葉樹だ。 表面はどす黒く色あせ、物によってはいやらしい節や二股があり、しかも非常に長い間…
バベルの塔に住んでいる超能力少年バビル2世の話、ではない..。 地球上には約2800もの言語があるそうだ。国は200前後しかないのに、その10倍以上の言語が話されていることになる。なんてこった。そりゃ、国同士がお互いに意思疏通するのが難しいに決まって…
寒い冬の夜。薪ストーブが煌々と燃える部屋にテレビは似合わない。 もちろん、部屋を暗くして静かに薪がはぜる音に耳を傾けるのも素晴らしい。 しかし、時には炎のぬくもりを感じながら、じっくりと音楽を聴いてみるのもいい。 そんな、薪ストーブを傍らに置…
BESSにて野外薪ストーブ体験をしてしばらく、ひたすら手近にある木を薪割りするだけの日々が続いた。しかし次の冬の薪ストーブの導入があまりにも待ちきれなくて、ついに野外薪ストーブを購入してしまった。 それが、この正月のことだ。 それからは、薪場に…
ログハウスの住宅展示場、BESSを訪問した。冬場は多くのログハウスで薪ストーブが焚かれ、来場者が気軽にストーブを触ることができてありがたい場所なのだ。特に、まだ薪ストーブをまともに扱ったことが一度もない人にはオススメだ。結構好き勝手に自由に触…
木材について色々とインターネットで調べてみたが、木の種類の多さと短いながらも客観的な解説でこれが最高だと思う。 木材図鑑 | 木材の知識 | 木材の知識 ただし、一切薪ストーブユーザーを意識していない解説なので、薪としてどうかという評価は全く書か…
前回は、薪ストーブや「火のある暮らし」への漠然とした憧れから始まる 薪ストーブ中毒がどのような症状を伴って進行していくかを見てきた。 今回はその薪ストーブ中毒が重篤化していく過程を見ていこう。 なお、僕自身は現在ギリギリレベル3に踏みとどまっ…
薪ストーブ中毒者はいくつかの段階を経て、症状が悪化していくことが最近の調査、研究により分かってきている。 以下にその症例を挙げてみる。 中毒レベル1 「薪ストーブが気になり出す」 まず最初に起こること。薪ストーブや煙突が突然目に入るようになるこ…
さて、さんざんひっぱった「けやきは割りにくい?」シリーズもいよいよ完結編。 35㎝ほどの長さに玉切りしたやや細目のけやきは割れるのか? いきなり綺麗な玉で割れなかったらショックが大きいので、とりあえず厄介そうなY字の玉を選んでフィスカースを降…
もらったケヤキを、なるべく早く割るために、実家の薪場まですみやかに運搬する。 なにしろ薪割りの業界でも有名な性悪の木材としてその名を轟かせているケヤキ。 多くの薪割り人に、薪割り機購入を決断させるその割りにくさとはいったいどんなものなのか。…
もらったケヤキの原木(といっても直径15㎝ぐらいまでの細い木)をアパートに置いてしばらく保管する。 広い土地に置くなら、ほんのささやかな量なのだが、1DKの狭いアパートに置くには充分すぎるくらいの量だ。 玄関に。 北側のベランダに。 反対側にも、文…
公団住宅の木を伐採している業者さんから木を貰った話のつづき。 ↑剪定後のけやき。この木を剪定したおこぼれをいただいた。 木を貰った業者さんに、ふと思いついて、これが何の木か聞いてみた。 「おお、これはケヤキだ」 とのこと。 そのときは、「ふーん…
どこかで伐採したばかりの原木が手に入らないかなー。瑞々しい木を割ってみたいなーなどと贅沢なことを考えていた矢先。 こんなことがあった。 なんと、近所の公団住宅の回りに生えている広葉樹を業者さん数名で伐採している現場に遭遇したのだ。 ↑これは木…
泊まったわけではないが、とある用事で立ち寄ったホテルのロビーに煙突がニュッと伸びた暖房器具があった。 これは暖炉だろうか?それとも薪ストーブだろうか? ソファーをその回りにはべらせて、座ってお茶を飲みながら火を囲むことができるようだ。3月で…
節などが絡み合い、なかなか割れない玉に出会うとき、最初の頃は楔とハンマーでガンガン割っていた。 しっかり割れてほしいので、いいものを買おうと思ってグレンスフォッシュの薪割り楔を奮発して購入。 フィスカースでは手も足も出ない玉をガンガン割って…
寒い冬の夜。薪ストーブが煌々と燃える部屋にテレビは似合わない。 もちろん、部屋を暗くして静かに薪がはぜる音に耳を傾けるのも素晴らしい。 しかし、時には炎のぬくもりを感じながら、じっくりと音楽を聴いてみるのもいい。 そんな、薪ストーブを傍らに置…
桜の原木をもらったところでも書いたが、実家の新築をお願いしている工務店の社長が薪ストーブユーザーで、日頃から原木集めや薪割りをしているそうだ。 実際、工務店の木の加工場にはきれいな薪がズラッと並んでいる。 よくみるとその中に、屋根で覆われて…
実家の建て替えをしてくれている工務店の社長がこれまた薪ストーブユーザーで、木工加工場にせっせと材木を運んで薪割りをしていたらしいのだが、大きな桜の木を運んだところで持病の腰痛が悪化して薪割りできないまま、放置していたらしい。 で、ちょうど薪…
少し前に画板薪について書いた。 薪ストーブ前史⑬カラカラの広葉樹の薪割り - 薪ストーブクロニクル この間薪割りをしていてさらにイメージにピッタリな画板薪が不幸にもできてしまったので紹介する。 乾燥が進みすぎた玉を薪割りするとき、繊維に沿ってしか…
こんな木が気になる。 アップにすると、 なんか凄みがある。 なんかクセのある性格してそう。 うーん、気になる。 誤解のないように付け加えておくと、決してこの木を切り倒して焚いてみたい、というアブノーマルな?願望ではない。 単純にこのたたずまいに…
さらにつづきだ。 フィスカースについての不満、三つ目は、 「③だいいち、オレンジと黒という色の組み合わせが斧っぽくない」 というものだ。これについては斧の雛形のようなものが頭の中にあるので仕方がないかもしれないが、フィスカースの斧は非常にきち…
昨日のつづき。 「②斧頭がまるでフライパンのテフロンコーティングのように保護されてるなんて、どうせ長持ちしないに決まってる」 という不満について。フィスカースの斧頭はカーボン鋼という素材でできている。錆びないようにコーティングしてあるようで、…
①柄が木製じゃないなんて邪道だ。②斧頭がまるでフライパンのテフロンコーティングのように保護されてるなんて、どうせ長持ちしないに決まってる。③だいいち、オレンジと黒という色の組み合わせが斧っぽくない。フィンランド製のハイテク斧、フィスカースに対…
瑞々しさゼロ。 半割りにしたままカラカラに乾燥させられた広葉樹をチェーンソーで40㎝の長さにカットして、割っていく。使用する斧はもちろん、フィスカース社のX25だ。ガンガン割っていく、といいたいところだが、これがなかなか気持ちよく割れてくれない…
「もし木を切るのに8時間与えられたら、斧を研ぐのに6時間使うだろう」斧使いや薪割りの業界?では有名なこの格言。 アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンの言葉だ。これは一般的には、「何事も始める前の準備が大切だ」という意味の格言として知られてい…
厚かましく、下さいと言ってみたが、どうも仕事が忙しすぎて切ったり割ったりする時間がなかったらしい。 二つ返事でオッケーをいただいた。 その喫茶店でもらった、ちょっと変わった荷姿の原木、というか木。 正確に言うともらった木は半割りばかりではない…
お蕎麦屋さんから針葉樹もらったり、そんなんばっかりで恐縮だが、また別の知り合いの喫茶店に薪ストーブユーザーがいる。 そこでは冬の営業のときに薪ストーブを焚いて温かい店内で珈琲が飲めるのだが、何故かいつまで経っても割られない木が店先に置かれて…