薪ストーブクロニクル

食とエネルギーの自給を目指して

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハロウィンなのか、ハローウィンなのか、ハロウィーンなのか、はたまたハーロウィンなのか

今日はハロウィン。 かつてチェッカーズはこんな歌を歌っていた。 ファスナー半分で 逃げ出すなんて 時計の針はまだ play time pm9:00のシンデレラ 「ママが心配するわ」 まいるぜ blue hip カボチャの馬車はまだ消えないさ きゅうりのベッドも大丈夫 この実…

薪ストーブ始生代26 薪は足りるのか⑤~侮れない針葉樹の薪

しつこすぎる「薪は足りるのか?」シリーズもいよいよ最終回。 最後を飾るのは針葉樹薪だ。 例によって針葉樹についてはこちらの記事を参照のこと。 針葉樹薪には、お蕎麦屋さんでもらった杉と、近所のおっちゃんにもらった松がある。 ・杉について 薪ストー…

薪ストーブ始生代25 薪は足りるのか④~栗薪とけやき薪

シリーズ「薪は足りるのか?」 第四弾だ。 今回は栗薪とけやきの薪について。 例によって栗とけやきの木を入手した経緯については以下の記事を読んでくだされ。 ・栗について 薪ストーブ前史・総集編②「栗の薪割り」 - 薪ストーブクロニクル ・けやきについ…

薪ストーブ始生代24 薪は足りるのか③~喫茶店薪の実力

今年の薪は足りるのか? さらに続編。喫茶店薪編。 喫茶店薪とはこんな薪だ。 薪ストーブ前史・総集編③「喫茶店でもらった木材」 - 薪ストーブクロニクル おそらく楢の木であろう薪。1立米ほどあるはずだ。計算は合ってるのか。 横幅・高さ・奥行きがそれぞ…

薪ストーブ始生代23 薪は足りるのか②~桜の薪の棚

薪は足りるのか? 自分の薪棚と向き合って、現状を把握するという、シンプルきわまりない企画だ。 第二弾はそこそこまとまった量を割っておいた桜の木の薪についてだ。 まず、桜の薪について以下の記事を読んでいただけるとありがたい。 薪ストーブ前史⑭桜の…

薪ストーブ始生代22 薪は足りるのか①~短い広葉樹薪とどす黒い薪の棚

今年の薪は足りるのか。 薪ストーバーの永遠のテーマだ。 ここからしばらく、今薪棚に積まれている薪の量と質を検証し、どれくらい消費していくのかを予想しつつ、現状を把握したい。 果たして今シーズンの薪は足りるのだろうか。 まずはじめはこの薪棚を見…

台風後の停電、薪ストーブ、オフグリッド

24時間以上停電が続いている。 ちょっといままでになかったことだ。 灯りはロウソク、懐中電灯、そして薪ストーブだ。 電気が止まって改めて感じる、薪ストーブの偉大さ。炎があるだけで、「停電による暗さ」というわびしさは一切感じず、むしろこの暗さが炎…

薪ストーブ始生代21 松を燃やす

寒さがひたひたと身近に迫ってきているのを感じる。 10月半ばの今はまだ、焚く日と焚かない日があって、毎晩焚いてるわけではない。 寒さにしても、夜の外気温が10℃を切るということはなく、ストーブがなくても室内は20℃前後を保っている感じだ。 まあ、暖…

台風の被害と復旧

ものすごい台風だった。 今もつづく断水と停電。 携帯の電波アンテナが倒れたのか、電波が極端に弱くなっている。 畑に目をやるとキャベツとサニーレタスの苗が消滅し、白菜も朽ち、ブロッコリーは三度目の横転。 里芋もオクラも倒れた。 プラスチックの庭用…

冬野菜の栽培が本格化してきた

前回、葉物野菜を数種類と、大根、日野菜などを植えたことは書いた。 しかし、まだまだ冬野菜はこれから。 先日、色々と野菜を定植したので、今の畑の様子をレポートする。 まずはニンニクだ。 しばらく土のなかで沈黙を続けていたが、このほど地上に芽を出…

枝豆を枝からはずす。隠れていたのは超小型の・・・

今年は枝豆を栽培できなかった。 家庭菜園がプロの農家に肉薄できる数少ない品目のひとつ、枝豆。もうひとつはトウモロコシだ。 どういうことかというと、最も大事なのが鮮度だ、という野菜に関しては、収穫してすぐに食べられる家庭菜園にも分がある、とい…

薪ストーブ始生代⑳ 原木椎茸の成長~天板でバター焼き

薪にしたらどうか、ということでいただいた原木椎茸のほだ木。 玉切りせずにしばらく放置していたら、椎茸が発生してきてびっくりした、ということを以前に書いた。 薪ストーブ始生代⑲ 椎茸のほだ木(使用後)をもらった - 薪ストーブクロニクル そのまま数…

劇的なビフォーアフターpart2

劇的なビフォーアフター第2段だ。 劇的なビフォーアフター・草刈り編 - 薪ストーブクロニクル 前回が好評だったかどうかというと、同じ場所に見えない、よくわからない、といった意見も散見されたので、今回は分かりやすくしてみた。 といってもただ、草刈…

サッカー・W杯出場国について

今回は薪ストーブの「ま」の字も出てこない(汗)。 まあ、今回に限らず時々薪ストーブと全然関係のないことを書いて、顰蹙を買っているのだが・・・。 大好きなサッカーの話題。 来年のワールドカップ開催を前にして予選を勝ち抜いた出場国が次々と決定してい…

薪ストーブ始生代⑲ 椎茸のほだ木(使用後)をもらった

椎茸のほだ木は一度菌を打つと、何年間か椎茸が発生する。 その間、木の養分吸いまくってきのこは成長する。 くぬぎなどの比重の高い広葉樹も、椎茸に養分を吸われまくると結構かすかすになる。 だから、使用済みのほだ木は、持ってみると思いのほか軽い。 …

枕木でステップを刻もう②

母屋から離れまで、枕木を埋め込んでステップにしよう、というお話。 以下の通り、3本目まで順調に枕木は埋まっていった。 しかし、だんだん疲れてきたのと、大きな石がどんどん発掘されてきたことで、しばしば作業は中断。 心が折れそうになってきた。 陽…

枕木でステップを刻もう①

以前、知り合いの喫茶店でカラカラに乾燥した半割りの玉を大量にいただいた。 おそらく楢の木だと思われる、ずっしりと重い広葉樹だ。 その時の様子は以下の記事に総集編としてまとめておいた。 薪ストーブ前史・総集編③「喫茶店でもらった木材」 - 薪ストー…

薪ストーブ始生代⑱ ミケリア、トリベットを破壊する

悲劇が起きた。 ミケリアが買ったばかりのトリベットを落として割ってしまった。 もちろん彼女に(というのは白猫のミケリアのことです、念のため)非はない。 落ちるかもしれない場所に立て掛けていた僕が悪いのだ。 悪いのだが、買ったばっかりのお気に入…

薪ストーブ始生代⑰ ネスターマーティンS33の焚き付け時の炎

焚き付けのときのネスターマーティンs33の炎を撮影してみた。まだ、最初に組んだやぐらが残っているので、温度は全然上がっていない状況だ。 しかし、足の長い炎が美しい。 まあ、炎の美しさでいえば、もうひとつサイズの大きいネスターマーティンS43の方が…

麦味噌のカメをご開帳

今年の四月に生の麦糀を使って麦味噌を仕込んだ。生麹で麦味噌を作る - 薪ストーブクロニクル 大豆一キロに対して糀が1.5kg、塩が600gの、いわする「1.5倍糀」だ。 麦味噌は甘めに仕上げることが多いので、本来ならもう少し糀が多いのかもしれないが、とりあ…

冬野菜が始まった

結構たくさん失敗をして(特に茄子とバジル)、早くも来年のリベンジに燃える夏野菜のシーズンはほぼ終わった。 まだ、オクラや長ナスは少しだけ収穫があるものの、ほぼ畑を起こしてしまったので、それ以外は何もない。 面白いのは、もう秋だというのに起こ…

薪ストーブ始生代⑯ 憧れのドライリンゴ

薪ストーブの永遠の定番、輝かしいマイルストーン、不動の第一志望、アンコール。 そのアンコールのカタログをめくると必ず出てくる画像がある。 ちょっとファイヤーサイドのページから画像を借りてきた。それがこれだ。 芯をくり貫いたリンゴを輪切りにして…

秋のミケリアとごっすん

秋になって、涼しくなってくると、猫たちの行動も少し変わってくる。 夜になると薪ストーブに火が灯る時もあり、ぬくぬくと過ごしたりもしている。 とはいえまだ寒いというほどでもなく、日中はバタバタと走り回ったりしている。 そんなミケリア(白猫)とご…

悲劇!アボカド殺人事件

それは、よく晴れた10月の朝に起こった。 第一発見者はこのブログの管理人だ。 そのとき、僕は奥さんと朝食をとっていた。ハムとチーズとゆで卵のホットサンド、そしてカスピ海ヨーグルトとミルクティーという、ちょっと豪華な献立だ。 ふと、窓から外を見…

薪ストーブ始生代⑮ 炉台について考える③

炉台周りに置いておく薪や焚き付け材はどのくらいあればいいのだろうか? まだ寒くなっていない今の時期なら、太めの薪はほとんどお呼びじゃなくて、焚き付けばっかりしてるから、小枝や小割りばかりがどんどん減っていく。 巡航運転に入ってしばらくすると…

夏野菜の種、残り全部

島村インゲン、トマト、そしてピーマンの種取りを終わらせた。 やり方はそれぞれ違うが、完熟させて、しっかり乾燥させる、という点ではどの夏野菜も同じだった。密封して冷蔵庫の野菜室などに入れておけば、来年また種を撒くことができる。面白かったのは、…

薪ストーブ始生代⑭ 炉台を考える2

炉台にぴったりフィットする薪ラックを作ってみた。 そこに実際に薪を装填してみる。 こんな感じだ。 前よりはスッキリしたかな。 下は改良前の炉台。 うん、スッキリしてるね。 まあ、とりあえず今年はこんな感じで焚き始めてみよう。 夜の様子だ。 白猫の…

薪ストーブ始生代⑬ 炉台を考える~

薪ストーブは暖房なので、温かくなればそれでいいとは思う。 が、その一方で、火のある場所の雰囲気にも多少こだわりたい、という思いもある。 例えば、暖炉は全体的な雰囲気として、風情があって素敵な場所というイメージがある。 薪ストーブにおいては、ス…

一度割った木の木肌は忘れない

街を歩いたり、田舎道を歩いたり、山歩きをしたり、そんなとき、そこに生えている木が気になるようになってきた。 見たこともない木もたくさんあるが、一度まとまった量の原木を薪割りした樹種に関しては、その樹皮が目に焼き付いて、なんという木か分かるよ…

栗について④ 渋皮煮を薪ストーブで作る

栗があまりにも多くて、栗ご飯を作ったくらいでは全然減らなかったので、奥さんが栗の渋皮煮を作り始めた。 最後に煮詰めるとき、沸騰しないくらいの超弱火で煮詰める必要があるとのことなので、薪ストーブを焚いてその上で一晩放置することに。 温度が上が…