薪ストーブクロニクル

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薪ストーブ前史⑰けやきは割りにくい?2

公団住宅の木を伐採している業者さんから木を貰った話のつづき。

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↑剪定後のけやき。この木を剪定したおこぼれをいただいた。

 

木を貰った業者さんに、ふと思いついて、これが何の木か聞いてみた。

「おお、これはケヤキだ」

とのこと。

そのときは、「ふーん、ケヤキかぁ」と思っただけだったけど、なんとなーく引っ掛かるものがあって、バカみたいな量の木を全てアパートに運び込んでから検索してみた。

 

検索ワード「ケヤキ 薪割り」

  

すると、案の定というか、恐れていた通り、というか、薪割り界でも樫(かし)や榎(えのき)の木と並んで一、二を争うほど割りにくい木材であることが判明。

 

堅くて割れないのではなく、繊維が複雑に絡み合って、スパッと割れてくれないようだ。

 

しかも、放っておくと、乾燥してさらに割りにくくなり、多くの薪割り人に薪割り機を購入させるきっかけとなる、そんな恐ろしい木であることが、さらに判明。

 

おいおい、アパートにしばらく置いておいて、都合がよくなったら、実家の薪場に運べばいいやとか思ってたけど、それじゃ全然駄目じゃないか!!

 

さらに調べたところ、ケヤキには三種類あって

①赤ケヤキ

②青ケヤキ

③ミズケヤキ

とあるうちの、①と③ならなんとか斧で割れるらしいが、②の青ケヤキだけはいかんともしがたい、最凶の木であることが、ダメ押しで判明。

 

ここはひとつ、持ってきたケヤキが青ケヤキでないことを祈るだけだが、なんとなく、皮が青というか緑っぽいんですが、これってヤバくないですか(汗)。

 

しかも、ケヤキは独特の臭いにおいを放つという、ありがたくないオプションまでついているらしい。これって、生の木がくさいの?それとも、火にくべたらくさい煙が出るの?どっちなんだろう。いわくありまくりのケヤキこのケヤキを拾ったのは幸運だったのか、それとも…

 

とにもかくにも一刻も早く運んで、チェーンソーで切って、薪割りせねば!!

急に焦ってきた。