公団住宅の木を伐採している業者さんから木を貰った話のつづき。
↑剪定後のけやき。この木を剪定したおこぼれをいただいた。
木を貰った業者さんに、ふと思いついて、これが何の木か聞いてみた。
「おお、これはケヤキだ」
とのこと。
そのときは、「ふーん、ケヤキかぁ」と思っただけだったけど、なんとなーく引っ掛かるものがあって、バカみたいな量の木を全てアパートに運び込んでから検索してみた。
検索ワード「ケヤキ 薪割り」
すると、案の定というか、恐れていた通り、というか、薪割り界でも樫(かし)や榎(えのき)の木と並んで一、二を争うほど割りにくい木材であることが判明。
堅くて割れないのではなく、繊維が複雑に絡み合って、スパッと割れてくれないようだ。
しかも、放っておくと、乾燥してさらに割りにくくなり、多くの薪割り人に薪割り機を購入させるきっかけとなる、そんな恐ろしい木であることが、さらに判明。
おいおい、アパートにしばらく置いておいて、都合がよくなったら、実家の薪場に運べばいいやとか思ってたけど、それじゃ全然駄目じゃないか!!
さらに調べたところ、ケヤキには三種類あって
①赤ケヤキ
②青ケヤキ
③ミズケヤキ
とあるうちの、①と③ならなんとか斧で割れるらしいが、②の青ケヤキだけはいかんともしがたい、最凶の木であることが、ダメ押しで判明。
ここはひとつ、持ってきたケヤキが青ケヤキでないことを祈るだけだが、なんとなく、皮が青というか緑っぽいんですが、これってヤバくないですか(汗)。
しかも、ケヤキは独特の臭いにおいを放つという、ありがたくないオプションまでついているらしい。これって、生の木がくさいの?それとも、火にくべたらくさい煙が出るの?どっちなんだろう。いわくありまくりのケヤキ。このケヤキを拾ったのは幸運だったのか、それとも…
とにもかくにも一刻も早く運んで、チェーンソーで切って、薪割りせねば!!
急に焦ってきた。